『純情きらり』の動画一覧

本編

(101) 「希望は捨てません」

(101) 「希望は捨てません」

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  • 3日間 110 pt 〜

秋山は桜子が亨のために作った曲を知人に売り、その代金を桜子に渡して、「亨の目の検査代にしてくれ」と言います。検査の結果、亨の目が治る見込みがないとわかり、笛子は落胆しますが、冬吾は「目が悪く生まれついてよかった。兵隊さとられねぇですむ」と慰めます。そんな折、笛子と冬吾の夫婦仲を心配する杏子(ももこ)は、冬吾の秘密を笛子に告白すべき時期だと桜子に伝えます。
(102) 「希望は捨てません」

(102) 「希望は捨てません」

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  • 3日間 110 pt 〜

冬吾が工場で働く姿を見た笛子は、怒りに震え自分が働くと言い出します。しかし、仕事を探しても、乳飲み子を抱えているため職に就けない笛子は、次第に自分が無力だと感じ始めます。ある日、桜子は笛子が庭の土を必死に耕している姿を目のあたりにします。さらに笛子は、冬吾に良い絵を描いてもらうため、子どもを連れて岡崎へ帰ると言い出します。そんな笛子に冬吾は、俺(おれ)と絵とどっちが好きかと問うのでした。
(103) 「いつかまたピアノは響く」

(103) 「いつかまたピアノは響く」

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昭和18年、夏。新美術協会のメンバーだった守田が出征し、恋人の八重のことを桜子は心配します。サックス奏者・秋山にラジオの音楽を編曲する仕事が舞い込み、桜子はそれを手伝うことに。一方、桜子の親友・薫子がアパートに来て、画家志望の住人・八重に絵本用の絵を描く仕事を依頼します。八重はそれを請け負ったのですが、戦争を賛美する内容であることがわかり、断ります。その数日後、八重の妊娠が発覚しました。
(104) 「いつかまたピアノは響く」

(104) 「いつかまたピアノは響く」

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  • 3日間 110 pt 〜

マロニエ荘の住人・八重は子どもを産むかどうか悩みますが、桜子が応援すると言い、産むことを決意します。一方、次姉・杏子(ももこ)は働いている病院で、妻子に見放され、心を開かない傷い軍人の鈴村浩樹の看病をしています。浩樹の父・士郎は桜子がいるアパート周辺の隣組組長ですが、息子のふがいなさにいらだっていました。そんな時、マロニエ荘から聞こえてくるピアノの音に激怒し、ピアノ線の供出を命令します。
(105) 「いつかまたピアノは響く」

(105) 「いつかまたピアノは響く」

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桜子はマロニエ荘の住人・八州治とともに町内歌謡大会を企画して、何とかピアノの良さをわかってもらおうとします。しかし、隣組組長の鈴村にはなかなか理解してもらえません。一方、杏子(ももこ)は鈴村浩樹の事情を少しずつわかり、伴りょを失った者同士、お互い頑張ろうと励まします。そんな折、秋山が大雨のため、慰問先で足止めになり、桜子は初めて一人でラジオ番組の編曲に挑戦することになります。
(106) 「いつかまたピアノは響く」

(106) 「いつかまたピアノは響く」

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  • 3日間 110 pt 〜

桜子が初めて独力で編曲し、ラジオで巷(ちまた)に流れた唱歌「ふるさと」は、人々の心を癒やし、好評を得ます。この曲を聴いた鈴村浩樹は、それまで誰とも口をききませんでしたが、これを機に心を開き始め、杏子(ももこ)にこれからリハビリに励むと宣言します。数日後、隣組組長の鈴村士郎がいよいよ供出のために、ピアノ線を受け取りに来ます。桜子たちはピアノとの別れを惜しみ、「ふるさと」を全員で合唱します。
(107) 「いつかまたピアノは響く」

(107) 「いつかまたピアノは響く」

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  • 3日間 110 pt 〜

桜子は、ピアノが鳴らなくなったのを機に岡崎へ戻ることを決心します。そんな折、浩樹が音楽をきっかけに立ち直ったことを知った父親の鈴村は、謝罪するために桜子のもとを訪れます。一方、杏子(ももこ)は浩樹に次第に惹(ひ)かれるようになりますが、ある日、浩樹の妻子が見舞いに訪れ、杏子の淡い恋心は破られます。さらに、浩樹の口から桜子の婚約者・達彦の部隊が大打撃を受けたと聞き、杏子は桜子のことを案じます。
(108) 「いつかまたピアノは響く」

(108) 「いつかまたピアノは響く」

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  • 3日間 110 pt 〜

みそ蔵の番頭・野木山から、山長が大変だという電報を受け取った桜子は、戻って早々、おかみ・かねの妹であるタネと出会います。タネは、かねに代わって店の一切を取り仕切っていて、桜子はタネの息子・太郎の勉強をみることだけを任されます。そんな折、店の帳簿と金庫の金額が合っていないことを野木山が発見。桜子たちはタネ夫婦を疑いますが、かねのタネに対する信頼は厚く、桜子は先行きに不安を感じます。
(109) 「ショパンよ母に届け」

(109) 「ショパンよ母に届け」

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  • 3日間 110 pt 〜

久しぶりにみそ蔵・山長に戻ってきた桜子は、おかみ・かねの妹・タネとその夫・利雄が山長で幅をきかせていることを知ります。桜子は番頭・野木山から帳簿と金庫の金額が合わないと聞き、かねに相談しますが取り合おうとしません。そのうえ、桜子はタネの息子・太郎の勉強を見させられることになりますが、太郎は全然言うことを聞きません。さらに、桜子はタネ夫婦から居候呼ばわりされてしまいます。
(110) 「ショパンよ母に届け」

(110) 「ショパンよ母に届け」

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  • 3日間 110 pt 〜

山長でみそ樽(だる)の数が不足する事件が発生します。桜子は職人頭・仙吉とともに蔵を見張り、タネ夫婦と野木山が闇でみそを横流ししていることを突き止めます。横流しするのも商売だと言う彼らに対し、かねと桜子はもってのほかと激論を交わします。そんな折、桜子の叔母・磯は東京の次姉・杏子(ももこ)から、桜子の婚約者・達彦が戦死したかもしれないと聞き、桜子に伝える決心をします。
(111) 「ショパンよ母に届け」

(111) 「ショパンよ母に届け」

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  • 3日間 110 pt 〜

桜子は磯から「達彦が戦死したかもしれない」という話を聞きますが、達彦の生存を信じようとします。かねはまだそのことを知りませんが、以前のような元気はなくて…。桜子は達彦が父・拓司から受け継いだみそづくりのノートをかねに見せて、気力を取り戻させようとします。ところがある日、戦地から幼なじみのキヨシが一時帰還してきて、達彦が死を覚悟して書いたという遺書を桜子に渡します。
(112) 「ショパンよ母に届け」

(112) 「ショパンよ母に届け」

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  • 3日間 110 pt 〜

「君が音楽を忘れない限り、僕は君の中に生き続ける」という達彦の遺書を読み、桜子は悲しみに沈みますが、店ではかねに感づかれないようにふるまおうと努力します。一方、元気を取り戻したかねは、以前にもまして精力的に活動しますが、ある時、ノートにはさまった達彦の遺書を発見。再び戦地へ向かうキヨシを桜子が見送った直後、かねは思いの糸が切れたように倒れてしまいます。
(113) 「ショパンよ母に届け」

(113) 「ショパンよ母に届け」

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  • 3日間 110 pt 〜

かねが重病だと知った桜子は、看病するために店に住み込む決意をします。かねからそんな義理はもうないと突っぱねられますが、桜子は達彦の生存を一緒に信じていたいと訴えます。しかし、達彦亡き今、桜子の将来を束縛したくないかねは、わざと桜子につらくあたり始め、達彦の又いとこの光子に自分の世話をしてもらおうとします。かねの気持を計りかねる桜子はショックを受けます。
(114) 「ショパンよ母に届け」

(114) 「ショパンよ母に届け」

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落ち込んで家に戻ってきた桜子の話を聞き、磯はかねの元を訪ねます。そして磯は、意地を張らずに桜子の気持をくんでやってほしいとかねに言いますが、桜子の人生を考えろと言ったのは誰だと切り返され、磯は何も言えなくなります。それでも桜子は、達彦がよく練習していたショパンの曲を弾きに山長へ通い続け、ついにかねは桜子の思いを受け入れます。桜子はかねを看(み)取る決心をし、初めてかねを「お母さん」と呼びます。
(115) 「来ぬ春を待ちわびて」

(115) 「来ぬ春を待ちわびて」

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桜子はみそ蔵・山長のおかみ・かねと母娘のきずなを築き、再び店を任されるようになりますが、タネ夫婦はおもしろくありません。そんな折、かねが「死ぬ前に一度でいいからドレスを着てみたい」というのを聞いた桜子は叔母・磯に相談し、二人でそれを実現させようとします。やがて昭和19年の秋になり、東京帝大の学生である弟・勇太郎が、志願して海軍に入営するという知らせが桜子の元に届きます。
(116) 「来ぬ春を待ちわびて」

(116) 「来ぬ春を待ちわびて」

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桜子の弟・勇太郎は入営準備で岡崎に戻りますが、愛読書を持ち込めないのを残念がります。桜子は勇太郎のために、本をノートに筆写します。一方、台風のため山長の運搬用トラックが横転します。その傷んだみその引き取り手を急いで探すことに…。桜子の頑張りで問題は解決しますが、桜子は疲労困ぱいのなか、翌朝の勇太郎の出立に筆写を間に合わせようと徹夜します。桜子の愛情を実感した勇太郎は、生還を約束して家を立ちます。
(117) 「来ぬ春を待ちわびて」

(117) 「来ぬ春を待ちわびて」

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昭和20年2月。かねの容態が急激に悪化し、桜子はかねに頼まれてピアノを弾きますが、その折に二人とも達彦の幻を見ます。かねは、自分が亡くなった後の店のかじ取りを桜子に任せるという遺言を店の者たちに告げます。桜子に見守られて息を引き取る間際、かねは桜子に、山長に縛られずに自由に生き、新しい恋を見つけてほしいと語ります。そして、桜子の歌う「埴生の宿(はにゅうのやど)」に送られて、この世を去ります。
(118) 「来ぬ春を待ちわびて」

(118) 「来ぬ春を待ちわびて」

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かね亡き後、桜子はおかみとして店を仕切ろうとしますが、タネが法律を盾におかみの座を横取りします。タネは経営効率を上げるため、従業員の解雇を宣言。職人頭・仙吉たちはタネを後継者と認めず、桜子がおかみを継ぐべきと主張します。後継者争いで立ち行かない山長に、官庁から配給差し止めもありうるとの連絡が入ります。山長の先行きを真剣に考えた桜子は、店から身を引くことを決断します。
(119) 「来ぬ春を待ちわびて」

(119) 「来ぬ春を待ちわびて」

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山長の者たちとの別れのあいさつを済ませた桜子は、家に戻り叔母・磯と祖父・徳治郎に慰められますが、むなしさが残ります。そんな折、東京にいるはずの義兄・冬吾がふと有森家に現れます。冬吾は、音楽活動をあきらめてしまった桜子を鼓舞しようと、すべての楽譜を燃やそうとします。桜子は大切なものが何かを改めて実感します。冬吾が去った翌日、桜子は、ラジオで東京大空襲のニュースを聞きます。
(120) 「来ぬ春を待ちわびて」

(120) 「来ぬ春を待ちわびて」

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山長の番頭・野木山のはからいで、桜子と磯は汽車のきっぷを手にし、急ぎ東京へ向かいます。東京の一部は焼け野原となっていましたが、二人はアパートに住む長姉・笛子や病院で働く次姉・杏子(ももこ)の無事を確認します。しかし、冬吾や磯の生き別れの息子・和之の行方がわかりません。桜子は捜索の末、焼け崩れた廃屋に埋もれた冬吾を発見します。死を覚悟する冬吾に、一緒に生きようと訴えます。