『連続テレビ小説 おひさま』の動画一覧

本編

(141) 「送り出す愛」

(141) 「送り出す愛」

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育子(満島ひかり)の強情を陽子(井上真央)はつらく寂しく感じるが、富士子(渡辺美佐子)が自分に任せるよう力強く請け合うので、安曇野へ帰る。陽子が一生に一度の約束を自分のために使ったと富士子から聞かされ、育子は涙が止まらない。留置場を出た育子は陽子に電話で「大事な約束なのに、むだ遣いすんじゃねえよ」と憎まれ口をたたく。陽子も負けずに「いっぱい貸しがあるんだから、一生かかって返してもらうから」と返す。
(142) 「送り出す愛」

(142) 「送り出す愛」

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和成(高良健吾)と一緒に生き残って帰国した戦友から病気の知らせが、穏やかな日々に、ふいに影を落とした。戦友は岐阜・多治見の窯元の息子で「生きているうちにもう一度、和成に会いたい」と言う。妻と幼い子どもを後に残す彼の気持ちを思うと、やりきれない和成。復員以来、初めての夫の遠出に、なぜだか胸騒ぎを覚える陽子(井上真央)は、心を込めて弁当を作るが、駅まで見送りたくなり、和成を追いかけて店を飛び出す。
(143) 「送り出す愛」

(143) 「送り出す愛」

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戦友が亡くなり、和成(高良健吾)は、しばらく多治見に滞在するつもりらしく、陽子(井上真央)の不安は晴れない。徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)も心配だ。それでも陽子は杏子(金澤美穂)に絵を習わせてやる優しさをみせる。娘同然の扱いに感激する杏子を抱きしめる陽子。しかし、いつもの場所に和成がいない不安と寂しさは募る。やっと届いた手紙の中身は…。
(144) 「送り出す愛」

(144) 「送り出す愛」

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戦友が残した妻と子を今すぐ放って帰れないと告げる和成(高良健吾)の手紙。「いつの間にか、同情から情が移っちまって」と想像する道夫(串田和美)をたしなめる徳子(樋口可南子)。しかし陽子(井上真央)は、和成の話を2人には、しなかった。夫婦のこととして考えたかったのだ。徳子と道夫も、腫れ物を触るような気分を味わう日々が続くが、やがて陽子は一大決心をした。そのころ、和成のそばには…。
(145) 「母の笑顔」

(145) 「母の笑顔」

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和成(高良健吾)が滞在する多治見に単身乗り込む決心を、徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)に宣言した陽子(井上真央)。和成の着替えを用意し、服を繕いながら、現実を見ることに不安を感じる陽子だったが、徳子の「我慢しないで怒れ」という言葉に勇気づけられる。陽子の到着に驚く和成だったが、自分の説明が足りなかったと反省する。和成は自分で器を作って百白花で使うという夢を見つけ、つい夢中になってしまったのだ。
(146) 「母の笑顔」

(146) 「母の笑顔」

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和成(高良健吾)が帰ってこない間に、誰かに和成を取られてしまうんじゃないかと思ったり、不安だったと陽子(井上真央)は打ち明けた。陽子との関係は何があっても大丈夫だと安心していたと和成も打ち明けた。和成が夢を見つけたのは、陽子もうれしかった。帰宅した陽子は、徳子(樋口可南子)に「夫婦の絆が、更に深まった」と伝えた。そんな陽子を心配して待っていてくれた育子(満島ひかり)と真知子(マイコ)が迎える。
(147) 「母の笑顔」

(147) 「母の笑顔」

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陽子(井上真央)、育子(満島ひかり)、真知子(マイコ)の3人はひと晩、語り明かした。育子は街頭録音の件で会社を解雇されたが、その時の縁で放送局で働くことに。真知子は出世しそうだが、それを春樹(田中圭)のおかげだと言う。「空の上から、あなたの不幸を取り払ってみせます」という春樹の手紙の言葉を、真知子は夫にもナイショで大事にしていた。陽子は自分の手でそばを打てるよう、さらに修業に励む。
(148) 「母の笑顔」

(148) 「母の笑顔」

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百白花は、確実にお得意様を増やしていたが、和成(高良健吾)は多治見から帰らない。絵を習わせてもらっている杏子(金澤美穂)は、日向子(井上琳水)を描いて一等賞に。ケイコ(石橋杏奈)から父・良一(寺脇康文)を映画館の前で見かけたと聞き、陽子(井上真央)は、ちょっと不思議に思うが、その後の幸せな報告にビックリ。なんとケイコと圭介(大和田健介)が結婚するという。陽子は教え子同士の結婚に、うれし泣きする。
(149) 「母の笑顔」

(149) 「母の笑顔」

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ケイコ(石橋杏奈)は、結婚式も花嫁衣装もなく簡単なあいさつで済ますらしいが、ハナ(土屋太鳳)はケイコがウエディングドレスのベールに憧れていると知っていた。数日後、百白花に陽子(井上真央)が最初に受け持った生徒たちが集まった。何も知らないケイコと圭介(大和田健介)に渡されたものは、陽子が望月先生(梅沢昌代)に教わって作った手製のベールだった。幸せな同窓会と結婚式。さらに、そこに…。
(150) 「母の笑顔」

(150) 「母の笑顔」

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良一(寺脇康文)が突如、病に倒れた。盲腸を悪化させた腹膜炎で危険な状態だ。松本の映画館で倒れて病院に運び込まれたという。毎日仕事帰りに独りで来て、同じ映画を観ていたらしい。主演の女優が亡き妻・紘子に似ているのだと館主にもらしたという。陽子(井上真央)は、母が亡くなってから、父がどんな思いで生きてきたのか、少しも知らずに、親はいつも強いものだと勝手に思っていた自分に気づく。
(151) 「すべての母より」

(151) 「すべての母より」

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亡き妻・紘子(原田知世)の面影を求めて独り映画館で毎夜同じ映画を観ていた良一(寺脇康文)の寂しさを思うと、陽子(井上真央)はたまらなくなった。依然として容態は危険なまま、本人の生きる力次第だと言われ、一緒にいて何も気づいてやれなかった茂樹(永山絢斗)も自責の念に駆られる。しかし夜が明けるころ、先に目を覚ましたのは良一で、いつのまにか眠ってしまっていた陽子・茂樹・和成(高良健吾)は良一に起こされる。
(152) 「すべての母より」

(152) 「すべての母より」

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良一(寺脇康文)が生きて帰宅できたのは、母・紘子(原田知世)と兄・春樹(田中圭)のおかげだと信じる陽子(井上真央)。だが、老いた良一といつかは別れること、いつか自分も老いる日が来ることなどを想像すると切ない。相馬(平泉成)が良一のために栄養のつくものを集めてきた。早く元気になって自分が中央に打って出たときは、安曇野町長を継いでほしいのだ。良一は改まって陽子と茂樹(永山絢斗)に話があるという。
(153) 「すべての母より」

(153) 「すべての母より」

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良一(寺脇康文)は陽子(井上真央)と茂樹(永山絢斗)に「自分の子どもとしてでなく、人として好きだ。尊敬している」と言った。杏子(金澤美穂)は松本駅前の路上で似顔絵描きをしていて警察に保護されてしまう。節子(白川由美)に連れられて戻った杏子は、世話になっている分少しでも家計を助けたかったと言う。陽子の考えで、百白花で似顔絵仕事を請け負うことに。それにしても節子は、なぜ松本にいたのか。問い詰めると…。
(154) 「すべての母より」

(154) 「すべての母より」

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節子(白川由美)の周囲はお堅い勤め人ばかりで、おっくうになり、徳子(樋口可南子)と丁々発止のやり取りが懐かしく、松本に来てしまった。道夫(串田和美)は、三男で田畑を継げなかった自分が今、そば畑を持っている幸せをかみ締めていた。良一(寺脇康文)は、富士子(渡辺美佐子)に安曇野で暮らす提案をしに東京へ行くことに。陽子(井上真央)は、母親として一生忘れられない恐ろしい失敗を…。
(155) 「すべての母より」

(155) 「すべての母より」

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日向子(井上琳水)の腕にやけどを負わせてしまった陽子(井上真央)は、自分も同じ痛みを味わおうと思いつめて、和成(高良健吾)に叱られる。子どもは親が悲しい顔をしているのが一番ツライもの。数日後、日向子が陽子に「もう大丈夫だよ!」と腕を回してみせた。3年後、そばを打つ手際もすっかりよくなった陽子。安曇野町長選挙で、相馬(平泉成)の対立候補として女性が名乗り出た。その女性は、何と…。
(156) 「すべての母より」(最終回)

(156) 「すべての母より」(最終回)

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日向子(曽我美月)の入学式前日。真知子(マイコ)と育子(満島ひかり)が、お祝いに駆けつける。良一(寺脇康文)・茂樹(永山絢斗)・富士子(渡辺美佐子)も勢ぞろい。そして、徳子(樋口可南子)、道夫(串田和美)みんなで、入学式へ向かう日向子、陽子(井上真央)、和成(高良健吾)を見送る。陽子(若尾文子)の話を聞き終えた房子(斉藤由貴)の目の前に現れたのは…。