『連続テレビ小説 おひさま』の動画一覧

本編

(61) 「戦火の恋文」

(61) 「戦火の恋文」

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陽子(井上真央)が丸山家に嫁ぎ4か月がたった昭和18年の大みそか。良一(寺脇康文)は名古屋の飛行機工場へ行き、安曇野の実家は誰もいなくなる。丸庵はうどんしか出せないが、年越しで徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)は大忙し。元旦に和成(高良健吾)から「太陽を見ていると、わたしは幸せな気持ちになれます」という恋文のようなハガキが届く。文面からは南方に向かうことが伺えた。夫が戦場にいる怖さを感じる。
(62) 「戦火の恋文」

(62) 「戦火の恋文」

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昭和19年3月。戦局が悪化の一途をたどるなか、陽子(井上真央)が受け持つ生徒の卒業式が近づいていた。陽子にとって最初の卒業生だったが、陽子はまともに授業を受けられずに卒業していく生徒が、かわいそうで、素直に卒業を喜べないでいた。しかし徳子(樋口可南子)は“先生がメソメソしていてはいけない”と諭す。「先生が自分のために幸せな涙を流してくれることが、生徒にとってどんなにステキな思い出になるか」と…。
(63) 「戦火の恋文」

(63) 「戦火の恋文」

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日本軍の苦戦がウワサにのぼり、陽子(井上真央)は、戦地にいる和成(高良健吾)や茂樹(永山絢斗)を心配していた。そして春樹(田中圭)も“軍医として戦地へ旅立つ”と知らせをよこした。春樹は陽子を訪ね、自分が帰ってこないことがわかったら渡すよう、真知子(マイコ)への思いをつづった手紙を陽子に託す。しかし、そのころ真知子には、婚約者が亡くなったという知らせが入っていて…。
(64) 「戦火の恋文」

(64) 「戦火の恋文」

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いいなずけの訃報を受けた真知子(マイコ)は、悲しみの面持ちで陽子(井上真央)の家を訪ねる。婚約者の実家がある神戸へ行くという真知子は「悲しいけど涙が出ない」と自分を責めていた。「心のどこかで結婚しなくてもよいんだと思った。私は悪魔だ」と泣き崩れる真知子に、陽子は春樹(田中圭)が出征したと言えない。そのころ真知子の父・相馬(平泉成)は良一(寺脇康文)を呼び出し、特別によいことを教えると言うが…。
(65) 「戦火の恋文」

(65) 「戦火の恋文」

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丸庵は売るものがなく昼過ぎには閉店するありさまだが、徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)は、明るくふるまっていた。新しく4年生を受け持つ陽子(井上真央)は、東京から疎開でやってきた杏子(大出菜々子)が暗い様子なのが気になる。両親がいる東京の先生に聞くと「勉強が大好きで明るく笑ってばかりいる子だった」と言う。今とまったく違う様子をいぶかしがる陽子は、杏子が母親にあてた手紙を拾ってしまい…。
(66) 「戦火の恋文」

(66) 「戦火の恋文」

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陽子(井上真央)は放課後の教室で、絵を描いている杏子(大出菜々子)の笑顔を見る。しかし「もう無理しないで、本当の杏子ちゃんに戻ろう」と諭しても、「母は東京で独り、つらく寂しい思いをして頑張っているのだから、自分は楽しくない方がよい」と言う杏子。お母さんが大好きで、お母さんを困らせたくない一心で我慢しているのだ。母からの手紙が来なくなったことを心配した杏子は、東京へ行くため家を飛び出してしまう。
(67) 「消息」

(67) 「消息」

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物資が困窮し、丸庵はついに閉店。道夫(串田和美)は工場勤め。商売人が店を開けられないほど、つらいことはない。陽子(井上真央)は学校で杏子(大出菜々子)に笑顔が戻ったのがうれしかった。夏子(伊藤歩)が幸せそうに手紙を読んでいるのを見て、送り主を問うと「戦争が終わったら結婚しよう」と約束した相手。彼は郷里・広島で教師をしているという。恋の話に花を咲かせていると、誰もいないはずの廊下から足音が聞こえ…。
(68) 「消息」

(68) 「消息」

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中村先生(ピエール瀧)が召集され、明日戦地へ向かうという。本当は野球を教えたかったが国のために死ぬことばかり教えてきた。「子どもたちにウソをつくわけにはいかないから喜んで死んできます」と笑顔の中村に、陽子(井上真央)は言葉が出ない。その日、松本が初めて空襲に遭う。さらに数日後、育子(満島ひかり)や富士子(渡辺美佐子)、杏子(大出菜々子)の両親がいる東京に大空襲があったと知らせが入り…。
(69) 「消息」

(69) 「消息」

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東京の空襲は規模が大きく、東京に住む人々の安否は確認できない。富士子(渡辺美佐子)から手紙が届き、無事を知り、安どする陽子(井上真央)。しかし杏子(大出菜々子)の両親が、信州行きの列車の中で爆撃に遭い亡くなった。陽子は杏子に、その事実を伝える。冷静に受け止める杏子。平静に振る舞っているが、“いつか壊れてしまうのでは”と不安な陽子。そして、軍事教練の時間に、竹ヤリでワラ人形に突進した杏子は…。
(70) 「消息」

(70) 「消息」

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両親の死の悲しみを懸命に耐える杏子(大出菜々子)。陽子(井上真央)は学校が休みの間、杏子と妹・千津子(小西舞優)を自宅で預かり、2人にも少しずつ笑顔が戻った。真知子(マイコ)が育子(満島ひかり)の無事を知らせに来た時、親を亡くしたばかりの杏子が気になったが、育子の弟・一郎(吉川史樹)と友達の杏子は、自分のことのように喜び、陽子は感激する。そのころ育子は東京の病院で、重傷の男性に付き添っていた。
(71) 「消息」

(71) 「消息」

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空襲でガレキに埋もれた育子(満島ひかり)を助けた医大生・上原(高橋一生)は重傷を負った。「どうして私なんか助けてくれたんですか?」と問う育子に、一目ぼれしたと上原。育子を心配した陽子(井上真央)と真知子(マイコ)は、2人で東京に行く決心をする。それは大変な決断だった。陽子を心配して徳子(樋口可南子)は“危険な場所に行かせたくない”と反対する。それは道夫(串田和美)も巻き込んで家族会議と発展し…。
(72) 「消息」

(72) 「消息」

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徳子(樋口可南子)に東京行きの許しを得た陽子(井上真央)は、真知子(マイコ)と空襲直後の東京へ行く。病院で育子(満島ひかり)の顔を見た2人は無事を喜ぶが、「私なんてあのまま死んでしまえばよかったんだわ」との言葉に驚く。育子を助けて重傷を負った上原(高橋一生)が、亡くなってしまったのだ。育子を独りにしておけない陽子は、育子を安曇野に連れ帰る。しかし5月19日、安曇野の空にも敵機のごう音が響き…。
(73) 「帰郷」

(73) 「帰郷」

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名古屋の工場が松本へ疎開し、良一(寺脇康文)も安曇野へ戻る。陽子(井上真央)・良一・徳子(樋口可南子)・道夫(串田和美)で食卓を囲み、久々の再会を喜ぶ。“安曇野の実家も春樹(田中圭)が帰郷して開業すれば須藤医院に生まれ変わる”そんな未来に夢を膨らませる良一と陽子に、真知子(マイコ)が配達したのは春樹の訃報。乗っていた潜水艦が撃沈されたと茂樹(永山絢斗)が知らせてきた。春樹の本の包みを開けた陽子は。
(74) 「帰郷」

(74) 「帰郷」

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「春樹(田中圭)を誇りに思おう」と涙ながらに語る良一(寺脇康文)。春樹の好きな詩「心に太陽を持て」を読み返す陽子(井上真央)。陽子は春樹から託された手紙を真知子(マイコ)に届け、真知子は“優等生でつまらない男”の最後のわがままを受け止めた。育子(満島ひかり)は「亡くなった人の分まで3人で長生きしよう」と言い、うなずく2人。8月6日、広島が新型爆弾の攻撃を受ける。広島には夏子(伊藤歩)の恋人がいた。
(75) 「帰郷」

(75) 「帰郷」

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一発の爆弾で広島が街ごと消えた。気丈にふるまう夏子(伊藤歩)だったが、恋人は帰ってこない。やがて、敗戦。玉音放送を聞き終わっても、誰もがぼう然とするばかり。セミの声だけが響いたまま、張り詰めたような沈黙が続く。物心ついた頃からずっと勝ち続けて戦争をしてきた日本が、負けたという事実をすぐには理解できない陽子(井上真央)。いろんな気持ちが一気に押し寄せて急に発熱してしまい、意識がもうろうとしていき…。
(76) 「帰郷」

(76) 「帰郷」

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日々の生活は、むしろ戦後の方が大変だった。徳子(樋口可南子)は、大切な着物を食べ物に換えた。学校は、もはや少国民を育てる場所ではなくなった。「軍国主義教育に携わった者は全員処罰される」といううわさに、職員室は重苦しい空気に包まれていた。“これまで自分が教えてきたことは間違いだった”と、教科書を墨で塗り潰すよう指導するに至って「私には教師を続ける資格はない」と思い詰めた陽子(井上真央)は…。
(77) 「帰郷」

(77) 「帰郷」

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「責任があるから、どんなに、つらくても逃げない」と言う奈津子(伊藤歩)の強さに、気持ちを新たにする陽子(井上真央)。自分が携わった軍国主義教育を無かったことには出来ないが、前進あるのみだ。しかし、進駐軍が軍国主義教育の責任を糾弾しに来た。通訳は、かつての恩師・飯田(近藤芳正)。飯田の必死の弁明で、陽子のクビは、からくもつながる。そして茂樹(永山絢斗)が戦地から帰ってくるが…。
(78) 「帰郷」

(78) 「帰郷」

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徳子(樋口可南子)の勧めで、安曇野の実家へ帰った陽子(井上真央)は、茂樹(永山絢斗)の心の傷が癒えることを願う。戦地から帰ってきたタケオ(柄本時生)は、陽子の結婚を知らずに積年の恋心を告白し玉砕。一方、茂樹はタケオの帰りを万感の思いで受け止める。それは戦場を生き抜いた者同士にしか分からない感動だった。陽子は和成(高良健吾)の帰りを待ちわびていた。どんな顔で、どんな言葉で迎えようかと考えていたが…。
(79) 「幸せの準備」

(79) 「幸せの準備」

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和成(高良健吾)が帰ってきたら、どんな言葉をかけようか、ずっと考えていた陽子(井上真央)だったが、突然の帰還に腰を抜かしてしまい、徳子(樋口可南子)も道夫(串田和美)も大笑い。陽子は和成と一緒にいられる喜びをかみしめる。丸山家にとって、やっと戦争が終わったのだ。和成も幸せそうだ。しかし深夜、目を覚ました陽子が見たものは、激しくうなされている和成の背中だった。陽子は、思わずその背中を抱きしめる。
(80) 「幸せの準備」

(80) 「幸せの準備」

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陽子(井上真央)は和成(高良健吾)を連れて須藤家に帰る。和成は初めて会う茂樹(永山絢斗)に胸の内を明かす。出征時は盛大に見送られたが、復員したら周囲は目を背ける。陽子や親に言えない悔しく情けない思いを語る和成。そして戦地で失った大切な仲間の分まで命がけで生きるという和成の決意に茂樹も共感する。大好きな2人の距離が縮まり、うれしい陽子は、茂樹から「おめでとう、いいやつの嫁さんになったな」と言われ…。