『大河ドラマ 春日局』の動画一覧

本編

第21回 母去りぬ

第21回 母去りぬ

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

夫・稲葉正成が3年ぶりにおふくを訪ねます。正成の実家がある美濃の領地に1万石を与えられることになりました。正成が大名になれば家族は江戸に住み、おふくを乳母(めのと)として引き止められるという徳川家康の計算です。稲葉家にようやく光がさし始めますが、母・お安(あん)が出家して美濃で暮らすため江戸を去ります。一方、お江与は男子を産み、国千代と命名。この国千代が、竹千代とおふくの前途に暗い影を落とします。
第22回 名ばかりの将軍

第22回 名ばかりの将軍

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

国千代に対するお江与の偏愛ぶりにおふくは不安を抱きます。慶長12年(1607)10月、お江与は五女・和姫を出産しました。将軍・秀忠は徳川の世を盤石にするため、和姫を朝廷に入内(じゅだい)させるつもりです。12月、夫・正成の義弟で美濃清水城主・稲葉通重(みちしげ)が不祥事を起こしますが、秀忠が寛大な処分にしたところ、駿府が異議を唱えました。秀忠は駿府が江戸に力を誇示しているように感じざるを得ません。
第23回 悲劇の予感

第23回 悲劇の予感

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

ある日、お江与の住む部屋の庭にたまたま入り込んだ兄・竹千代の小姓・千熊(せんくま)たちと弟・国千代の小姓たちがけんかをしました。兄弟の対立が小姓にまで及び、おふくもお江与も心を痛めます。お江与はおふくの子・高丸を国千代につけ、兄・千熊とともに徳川家の兄弟が助け合うよう支えて欲しいと望みます。しかし、お江与は家康が竹千代を優遇し、諸大名が国千代を軽く見ることに腹を立て、竹千代の目通りを許しません。
第24回 母ふたり

第24回 母ふたり

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

お江与は自分の乳で育てた国千代への愛着が強く、徳川の世継ぎと考えています。器量の優れたものこそ徳川の世継ぎだと主張するお江与と嫡男を世継ぎと決める家康との間で心が安らぐことのない秀忠は、下働きの女・お静の優しさにひかれます。一方、兄・竹千代はお江与が弟・国千代をかわいがる様子を見て、自分が母に疎まれている事を悟ります。これを機に、竹千代はおふくと今までと違った強い絆で結ばれることになります。
第25回 こころの教育

第25回 こころの教育

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

おふくは兄・竹千代に世継ぎとしての自覚を持たせるため、江戸の庶民の暮らしに触れさせようと考えます。将軍家嫡男が城外に出るなど考えられませんが、老中・土井利勝の協力でかなえられました。慶長15年(1610)秋、将軍・秀忠が思いを寄せるお静の妊娠が判明し、おふくはお静を江戸の近郊に預けます。竹千代やお静の件は、おふくに対するお江与の態度をますます硬化させ、幕閣を二分する事になります。
第26回 生き残る道

第26回 生き残る道

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

慶長16年(1611)、徳川家康が秀忠に将軍職を譲って6年が過ぎました。一大名になったとはいえ豊臣への不安が消えない家康は、同年3月、政仁(ことひと)親王の即位の祝いに上らくする機会を利用して、成人した豊臣秀頼と二条城で対面しました。秀頼は臣従の姿勢を示しますが、堂々たる器量に家康は脅威を覚えます。同時に世継ぎを巡って対立する江戸城の奥のうわさにも無関心ではいられなくなりました。
第27回 舅(しゅうと)から嫁への手紙

第27回 舅(しゅうと)から嫁への手紙

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

駿府の徳川家康からお江与に手紙が届きます。お江与が嫡男・竹千代を疎んじ、国千代を世継ぎに決めていると叱責した内容です。駿府派の本多正信・正純のざん言と疑ったお江与は、国千代を擁立する大久保忠隣(ただちか)らと本多父子の失脚を謀ります。一方、国千代が世継ぎになるといううわさで、竹千代方は諸大名からの贈り物が途絶え、奥向きが困窮していました。ある日、おふくの元に母・お安(あん)の死の知らせが届きます。
第28回 和平か決戦か

第28回 和平か決戦か

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

国千代派の大久保忠隣(ただちか)が重臣筆頭になり、お江与の力が強くなります。駿府派の重臣・本多正信、土井利勝を頼みとする竹千代とおふくは、不遇の日々に耐えていました。しかし、大久保忠隣が謀反の疑いで失脚します。これは、幕閣が二分し幕府の基礎が揺らぐと懸念した家康が執らせた措置でした。さらに、最後の不安の火種、豊臣潰しに着手します。家康が仕掛けた方広寺の鐘銘事件を巡り、ゆさぶられた豊臣は…。
第29回 大坂攻め

第29回 大坂攻め

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

慶長19年(1614)10月、徳川家康が大坂城攻めを命じ、大坂冬の陣が始まりました。全国から先を争って集まった数十万の徳川勢が大坂城を取り囲みます。豊臣は真田幸村をはじめ10万の軍勢で守りを固めます。大坂城の守備力の高さを知る家康は、砲撃による威嚇などで講和を進めます。進まぬ交渉に業を煮やした家康は、天守閣に向けオランダ製の大砲(おおづつ)を発砲します。驚いた豊臣は講和の受け入れを決意しました。
第30回 ああ大坂城

第30回 ああ大坂城

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

徳川の講和の条件は豊臣65万石の安どなど寛大な内容に見えましたが、家康は大坂城の二の丸・三の丸の取り壊しを手始めに、外堀のみならず内堀まで埋めてしまいました。慶長20年(1615)3月、家康は豊臣に法外な要求をします。豊臣秀頼が大坂城を出て、大和か伊勢に国替えするか、新しく召し抱えた浪人たちを城から追放するかの選択です。ついに豊臣は覚悟を決め、大坂夏の陣の火ぶたが切って落とされます。
第31回 終戦と女たち

第31回 終戦と女たち

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

徳川家康の孫・千姫が大坂城を抜け出して家康の本陣に現れ、夫・豊臣秀頼らの助命を願い出ます。しかし、秀頼と茶々の最期を知らされた千姫は家康を深く憎みます。これで家康の心配の種、豊臣家は滅亡しました。竹千代(後の家光)は、夫を失った姉・千姫と姉の茶々を失った母・お江与の悲しみに接し、祖父・家康と父・秀忠に激しい怒りを覚えます。竹千代と秀忠の対立は、養育係のおふくも責任を問われかねません。
第32回 家康の遺言

第32回 家康の遺言

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

徳川秀忠は、反抗する竹千代(後の家光)の気性を恐れ、素直な国千代を世継ぎにと考えます。おふくは駿府の家康を訪ね、秀忠と竹千代の対立の経緯を伝えました。早速、家康は江戸城に入り、「徳川の家督は代々嫡男とし、三代将軍は竹千代が継ぐこと」と申し渡します。秀忠に反論の余地はなく、お江与も豊臣との戦に異議を唱えた竹千代の成長に納得し、竹千代の世継ぎ決定を喜びます。半年後、家康は75歳の生涯を閉じました。
第33回 離別再婚

第33回 離別再婚

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

おふくは、夫・正成のもとへ帰る日を心の支えに竹千代(後の家光)に仕えてきましたが、徳川家康の遺言により、生涯を竹千代にささげる決意をし、夫・稲葉正成に離別を申し出ます。一方、二代将軍・秀忠は幕府の体制を強化するため、品行の良くない家康の六男・松平忠輝を改易し、世継ぎである竹千代を江戸城西の丸に入れます。そして、国千代を甲斐18万石の大名にすることで、竹千代との主従関係を明確にしました。
第34回 初恋

第34回 初恋

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

元和6年(1620)、徳川秀忠は五女・和姫を政仁(ことひと)親王の女御(にょうご)として入内(じゅだい)させ、朝廷との関係を強めます。さらに、17歳の竹千代と15歳の国千代が元服し、家光、忠長とそれぞれ名を改めました。世継ぎとしての精進を促すおふくが煙たい家光は、城を抜け出しては側近らと酒を飲んでいましたが、ついに吉原見物に行くことに…。その吉原で家光は遊女・紫に出会い、一目ぼれしてしまいます。
第35回 秋の悲恋

第35回 秋の悲恋

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

遊女に心を奪われた家光の吉原通いが江戸城内に知れ渡るまでになり、おふくは遊女・紫を側室に迎えようと吉原を訪ねます。紫は、関ヶ原の合戦で敗れた西軍・宇喜多秀家の家臣の娘で、戦後、吉原に身を落としていました。おふくと会ってすべてを知った紫は、敵である徳川の世継ぎに身をまかせ、しかも愛し始めている自分に絶望し、自ら命を絶ちます。紫を失った家光は悲しみのどん底で、もう女子には指一本触れないと泣き叫びます。
第36回 父子断絶

第36回 父子断絶

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

徳川秀忠は幕府の体制を固めるため大名の改易・転封を行い、徳川を尾張・紀州・水戸の御三家に整理します。元和9年(1623)7月、家康にならい秀忠は家光に将軍職を譲り、自らは大御所となりました。その冬、家光の正室に京から公家の娘・鷹司孝子を迎えます。この縁組は、将軍家に他の大名を介在させたくない秀忠の考えでした。しかし、遊女・紫を忘れられない家光は孝子に会おうともせず、遊芸にふける毎日でした。
第37回 先立つ妻に

第37回 先立つ妻に

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

次の世継ぎをもうけることは、将軍家の奥を預かるおふくの責務です。しかし、将軍家光は正室・孝子の寝所へ行こうとしません。困り果てたおふくは側室選びに取りかかります。寛永3年(1626)7月、朝廷から官位を受けるため上らくした秀忠・家光・忠長のもとに、お江与危篤の知らせが届きます。公務の残る秀忠と家光を京に残して忠長は3日で江戸城へ戻りますが、間に合いませんでした。お江与54歳、孤独な最期でした。
第38回 無常の風

第38回 無常の風

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

おふくはお江与のあとを継ぎ、大奥を束ねる重責を担うことになりました。一番の悩みは、将軍になった徳川家光が、遊女・紫の面影をぬぐいきれず女性を受けつけないことです。ある日、家光が側近・稲葉正勝邸で遊芸に興じていると、今は隠とん生活を送っている正勝の父・正成が現れ、家光を厳しく戒めます。ほどなく、家光はおふくを呼び、正成の人間性を褒め、再び徳川に仕官するよう言います。正成は正式に2万石を拝領しました。
第39回 兄弟は他人

第39回 兄弟は他人

  • 44分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

徳川家光が三代将軍になって5年、まだ世継ぎは生まれず、弟の駿河城主・忠長が家光を脅かす存在になり始めます。そんな時、将軍家光が疱瘡(ほうそう)にかかってしまい、将軍職が忠長に移ると見た大名は、ご機嫌伺いに駿河へ駆けつけます。しかし、おふくが薬断ちまでした献身的な看護のおかげで、家光は奇跡的に回復しました。秀忠と家光のおふくへの信頼は増し、おふくは徳川で並ぶ者のいない権勢を持つ存在となります。
第40回 『春日局』賜わる

第40回 『春日局』賜わる

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寛永6年(1629)、天皇の譲位が幕府に伝えられます。中宮(皇后)・和子には内親王(女子)しかいないので女帝誕生となれば、実家である徳川の横暴と見られます。譲位撤回のため、おふくが使者として和子と会見。天皇にも拝謁(はいえつ)し、春日局(つぼね)の名を与えられます。しかし、武家の一召使いが不敬とされ、それが天皇譲位の口実となります。おふくが汚名を着ることで、幕府は傷つかずに済みました。

PV

[お試し] 第21回 母去りぬ再生
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夫・稲葉正成が3年ぶりにおふくを訪ねます。正成の実家がある美濃の領地に1万石を与えられることになりました。正成が大名になれば家族は江戸に住み、おふくを乳母(めのと)として引き止められるという徳川家康の計算です。稲葉家にようやく光がさし始めますが、母・お安(あん)が出家して美濃で暮らすため江戸を去ります。一方、お江与は男子を産み、国千代と命名。この国千代が、竹千代とおふくの前途に暗い影を落とします。
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国千代に対するお江与の偏愛ぶりにおふくは不安を抱きます。慶長12年(1607)10月、お江与は五女・和姫を出産しました。将軍・秀忠は徳川の世を盤石にするため、和姫を朝廷に入内(じゅだい)させるつもりです。12月、夫・正成の義弟で美濃清水城主・稲葉通重(みちしげ)が不祥事を起こしますが、秀忠が寛大な処分にしたところ、駿府が異議を唱えました。秀忠は駿府が江戸に力を誇示しているように感じざるを得ません。
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ある日、お江与の住む部屋の庭にたまたま入り込んだ兄・竹千代の小姓・千熊(せんくま)たちと弟・国千代の小姓たちがけんかをしました。兄弟の対立が小姓にまで及び、おふくもお江与も心を痛めます。お江与はおふくの子・高丸を国千代につけ、兄・千熊とともに徳川家の兄弟が助け合うよう支えて欲しいと望みます。しかし、お江与は家康が竹千代を優遇し、諸大名が国千代を軽く見ることに腹を立て、竹千代の目通りを許しません。
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お江与は自分の乳で育てた国千代への愛着が強く、徳川の世継ぎと考えています。器量の優れたものこそ徳川の世継ぎだと主張するお江与と嫡男を世継ぎと決める家康との間で心が安らぐことのない秀忠は、下働きの女・お静の優しさにひかれます。一方、兄・竹千代はお江与が弟・国千代をかわいがる様子を見て、自分が母に疎まれている事を悟ります。これを機に、竹千代はおふくと今までと違った強い絆で結ばれることになります。
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おふくは兄・竹千代に世継ぎとしての自覚を持たせるため、江戸の庶民の暮らしに触れさせようと考えます。将軍家嫡男が城外に出るなど考えられませんが、老中・土井利勝の協力でかなえられました。慶長15年(1610)秋、将軍・秀忠が思いを寄せるお静の妊娠が判明し、おふくはお静を江戸の近郊に預けます。竹千代やお静の件は、おふくに対するお江与の態度をますます硬化させ、幕閣を二分する事になります。
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慶長16年(1611)、徳川家康が秀忠に将軍職を譲って6年が過ぎました。一大名になったとはいえ豊臣への不安が消えない家康は、同年3月、政仁(ことひと)親王の即位の祝いに上らくする機会を利用して、成人した豊臣秀頼と二条城で対面しました。秀頼は臣従の姿勢を示しますが、堂々たる器量に家康は脅威を覚えます。同時に世継ぎを巡って対立する江戸城の奥のうわさにも無関心ではいられなくなりました。
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駿府の徳川家康からお江与に手紙が届きます。お江与が嫡男・竹千代を疎んじ、国千代を世継ぎに決めていると叱責した内容です。駿府派の本多正信・正純のざん言と疑ったお江与は、国千代を擁立する大久保忠隣(ただちか)らと本多父子の失脚を謀ります。一方、国千代が世継ぎになるといううわさで、竹千代方は諸大名からの贈り物が途絶え、奥向きが困窮していました。ある日、おふくの元に母・お安(あん)の死の知らせが届きます。
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国千代派の大久保忠隣(ただちか)が重臣筆頭になり、お江与の力が強くなります。駿府派の重臣・本多正信、土井利勝を頼みとする竹千代とおふくは、不遇の日々に耐えていました。しかし、大久保忠隣が謀反の疑いで失脚します。これは、幕閣が二分し幕府の基礎が揺らぐと懸念した家康が執らせた措置でした。さらに、最後の不安の火種、豊臣潰しに着手します。家康が仕掛けた方広寺の鐘銘事件を巡り、ゆさぶられた豊臣は…。
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慶長19年(1614)10月、徳川家康が大坂城攻めを命じ、大坂冬の陣が始まりました。全国から先を争って集まった数十万の徳川勢が大坂城を取り囲みます。豊臣は真田幸村をはじめ10万の軍勢で守りを固めます。大坂城の守備力の高さを知る家康は、砲撃による威嚇などで講和を進めます。進まぬ交渉に業を煮やした家康は、天守閣に向けオランダ製の大砲(おおづつ)を発砲します。驚いた豊臣は講和の受け入れを決意しました。
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徳川の講和の条件は豊臣65万石の安どなど寛大な内容に見えましたが、家康は大坂城の二の丸・三の丸の取り壊しを手始めに、外堀のみならず内堀まで埋めてしまいました。慶長20年(1615)3月、家康は豊臣に法外な要求をします。豊臣秀頼が大坂城を出て、大和か伊勢に国替えするか、新しく召し抱えた浪人たちを城から追放するかの選択です。ついに豊臣は覚悟を決め、大坂夏の陣の火ぶたが切って落とされます。
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徳川家康の孫・千姫が大坂城を抜け出して家康の本陣に現れ、夫・豊臣秀頼らの助命を願い出ます。しかし、秀頼と茶々の最期を知らされた千姫は家康を深く憎みます。これで家康の心配の種、豊臣家は滅亡しました。竹千代(後の家光)は、夫を失った姉・千姫と姉の茶々を失った母・お江与の悲しみに接し、祖父・家康と父・秀忠に激しい怒りを覚えます。竹千代と秀忠の対立は、養育係のおふくも責任を問われかねません。
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おふくは、夫・正成のもとへ帰る日を心の支えに竹千代(後の家光)に仕えてきましたが、徳川家康の遺言により、生涯を竹千代にささげる決意をし、夫・稲葉正成に離別を申し出ます。一方、二代将軍・秀忠は幕府の体制を強化するため、品行の良くない家康の六男・松平忠輝を改易し、世継ぎである竹千代を江戸城西の丸に入れます。そして、国千代を甲斐18万石の大名にすることで、竹千代との主従関係を明確にしました。
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元和6年(1620)、徳川秀忠は五女・和姫を政仁(ことひと)親王の女御(にょうご)として入内(じゅだい)させ、朝廷との関係を強めます。さらに、17歳の竹千代と15歳の国千代が元服し、家光、忠長とそれぞれ名を改めました。世継ぎとしての精進を促すおふくが煙たい家光は、城を抜け出しては側近らと酒を飲んでいましたが、ついに吉原見物に行くことに…。その吉原で家光は遊女・紫に出会い、一目ぼれしてしまいます。
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遊女に心を奪われた家光の吉原通いが江戸城内に知れ渡るまでになり、おふくは遊女・紫を側室に迎えようと吉原を訪ねます。紫は、関ヶ原の合戦で敗れた西軍・宇喜多秀家の家臣の娘で、戦後、吉原に身を落としていました。おふくと会ってすべてを知った紫は、敵である徳川の世継ぎに身をまかせ、しかも愛し始めている自分に絶望し、自ら命を絶ちます。紫を失った家光は悲しみのどん底で、もう女子には指一本触れないと泣き叫びます。
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おふくはお江与のあとを継ぎ、大奥を束ねる重責を担うことになりました。一番の悩みは、将軍になった徳川家光が、遊女・紫の面影をぬぐいきれず女性を受けつけないことです。ある日、家光が側近・稲葉正勝邸で遊芸に興じていると、今は隠とん生活を送っている正勝の父・正成が現れ、家光を厳しく戒めます。ほどなく、家光はおふくを呼び、正成の人間性を褒め、再び徳川に仕官するよう言います。正成は正式に2万石を拝領しました。
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徳川家光が三代将軍になって5年、まだ世継ぎは生まれず、弟の駿河城主・忠長が家光を脅かす存在になり始めます。そんな時、将軍家光が疱瘡(ほうそう)にかかってしまい、将軍職が忠長に移ると見た大名は、ご機嫌伺いに駿河へ駆けつけます。しかし、おふくが薬断ちまでした献身的な看護のおかげで、家光は奇跡的に回復しました。秀忠と家光のおふくへの信頼は増し、おふくは徳川で並ぶ者のいない権勢を持つ存在となります。
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寛永6年(1629)、天皇の譲位が幕府に伝えられます。中宮(皇后)・和子には内親王(女子)しかいないので女帝誕生となれば、実家である徳川の横暴と見られます。譲位撤回のため、おふくが使者として和子と会見。天皇にも拝謁(はいえつ)し、春日局(つぼね)の名を与えられます。しかし、武家の一召使いが不敬とされ、それが天皇譲位の口実となります。おふくが汚名を着ることで、幕府は傷つかずに済みました。