1話 俺の指に欲情してる?
都会の人気サロン「freja」で新米アシスタントとして働く”ふみ”。カリスマ美容師・蒼甫に憧れて上京して来たはいいが、未だに失敗ばかりの毎日…原因は、仕事の指示をする蒼甫の距離間!耳元で煽るように囁かれ、触れられたら…集中できるわけがない!そんなある日、シャンプー台で練習相手になってくれた蒼甫に水をかけてしまい!?また怒られる!かと思いきやそのまま引き寄せられて…「どうして俺が触るとダメなんだ?」意地悪に微笑んだ蒼甫はふみの唇に指を這わせて…「もしかして 俺の指に欲情してる?」まだ人がいるのに…こんなことしてるってバレたら…っ!指の間から抑えた吐息が…大きく漏れ出して…
2話 お前は今、誰よりも可愛い。
蒼甫からスタッフルームに呼び出されたふみ。緊張しながら部屋に入ると…有名ファッション誌の現場でヘアメイクを担当する蒼甫と共に、ふみもアシスタントで帯同するように告げられる。めったに無いチャンスに有頂天になるふみだったが…現場に入ると人気モデル・千葉要の相手役が急遽来られないトラブルが発生。慌てるふみだったが蒼甫は「モデルはうちのアシスタンでいきます」と宣言!「私がモデルなんて…」メイク室でうろたえるふみだったが、蒼甫はふみの眼鏡を外しながら顔を近づけ…--「俺がお前を…誰よりも可愛く変身させてやる」と優しく触れはじめ…
3話 お前が頑張ってるのは俺がちゃんと知ってる。
モデルの代役を見事果たしたふみ。自信をつけたはずだったが、悪質なクレーマーに詰め寄られ落ち込んでしまい、金欠からの空腹も祟り、閉店後の掃除中に倒れてしまう…目覚めるとそこは蒼甫の部屋。倒れたふみを自身の部屋に運んでくれたのだった。夜食をごちそうになりながら、蒼甫の想い出話で2人が幼馴染だと気づくふみ。だが、蒼甫が憧れたふみと、今の自分との落差を気にして、真実を告げられず…話の流れで自身の生活の苦しさ、美容師としての未熟さを語り、涙するが…--「お前が頑張ってるのは…俺がちゃんと知ってる」蒼甫はふみを抱きしめて…
4話 もうちょっと続けて、気持ちいいから。
ある日、店のドアが開かれ入ってきたのは…ファッション誌の現場で共演したモデルの千葉要!芸能人の来店に色めきだつ店内だったが、彼がカットに指名した美容師は…まだアシスタントのふみ!?困惑するふみと経験の浅さから難色を示す蒼甫だったが…要の希望は強く、VIPルームで施術を開始するふみ。何事にかけても投げやりな要かと思いきや、ゲームの話で盛り上がり、自然と談笑する。要と打ち解けられ、シャンプーも褒められ上機嫌なふみだったが…--「随分と楽しそうだったけど…?」片付け中のふみに蒼甫が迫りだして…!