ミスター味っ子
第19話 オムレツ勝負・お料理マシーンを打ち破れ
「ミスター味っ子」の「第19話 オムレツ勝負・お料理マシーンを打ち破れ」をフル動画で配信中!
レンタルしてから30日以内に視聴を開始してください。初回再生から7日間視聴可能です。期間をすぎると視聴ができませんのでご注意ください。
画質についてあらすじ
オムレツ専門店"リトルエッグ"の里山シェフが落ち込んで日之出食堂にやってきた。俵三四郎の万能調理マシーンとの勝負に負けて店をクビになったという。「料理人などこの世に必要ない」と吠える俵にカッとなった陽一は、万能調理マシーンとオムレツ勝負に挑む。
『ミスター味っ子』の動画一覧
本編
陽一のもとに味将軍から手紙が届いた。味皇が松本市で味皇料理同盟なる集団を作り、悪どいことをやっているという。真相を確かめるため陽一と一馬は松本市に向かう。市内のほとんどが味皇料理同盟に支配される中、同盟への加入を拒否する旅館の娘、亮子と知り合う。
陽一のサフランライスと一馬のニュースペシャルブレンドカレーにより、カモンと毛利に対抗する新しいカレーがついに完成した。ところがカモンと毛利は勝負直前になって、勝負品目をカレーに別の国の料理を取り入れたものにするという条件をつけてきた。
学校帰りの陽一たちの前に、又三郎と名乗る流しの料理人が現れる。翌日、陽一たちの学校に転校してきた又三郎は、自分は味皇の弟子であり、陽一と対決するためにやってきたという。勝負品目は、学食から学長室まで運ぶ、うどん出前競争に決まった。
冷めないうどんの工夫に苦戦する陽一。一馬は又三郎の正体を確かめようと屋上に呼び出すが、軽くあしらわれてしまう。そのとき、一馬は又三郎の落とした一枚の写真を手に入れる。いよいよ勝負の日、みつ子からうどんのヒントをもらった陽一は、又三郎と激突する。
垂目の婚約パーティーに招待された陽一たち。垂目と婚約者の白川理恵の家は、代々どちらが本家かを争っている横浜のコロッケ屋だが、二人の結婚を機会に両家とも仲直りすることになったという。ところがパーティー当日、両家の紛争が再燃し、味勝負でどちらが元祖かを決めることに。
垂目・陽一対理恵・一馬のコロッケ勝負。コロッケの工夫に自信満々の一馬だが、理恵は垂目のことを侮ってはいけないという。しかし垂目と陽一はコロッケ作りに悪戦苦闘していた。そんな中、理恵との愛を確認し元気を取り戻した垂目は、ある工夫を思いつく。
となり町の老舗の焼き鳥屋「鳥舟」の主人・冬彦には、日本中を放浪する長男の秋彦と、店で修行に打ち込む次男の夏彦がいた。秋彦より夏彦に信頼を寄せていた冬彦だったが、夏彦は突然冬彦に引退を言い渡す。弟の勝手を諌める秋彦に対し、夏彦は味勝負を仕掛けてきた。
焼き鳥勝負の日が近づくが、タレの工夫は解決できず、秋彦も依然行方不明のままだった。陽一たちは秋彦が本当に逃げたのではと疑うが、法子は自分の父親を見捨てる子供はいない、秋彦を信じようという。そして焼き鳥太鼓合戦の日、勝負の直前に秋彦が戻ってきた。
ある日の日之出食堂。法子の不注意からのれんが無くなってしまった。この際新調しようという陽一に、丸井と法子はのれんの大切さを説く。法子にとっては隆男との思い出の品でもあるのれんを探しに行く陽一。一方、一馬屋では、一馬に怒られたコオロギがいなくなっていた。
陽一の作った料理を食べ、包丁の切れ味が悪くなっていると見抜いた滝沢老人は、包丁を研いでほしくば伊豆へ来い!と言い残して立ち去った。伊豆に着いた陽一たちは章吉と再会。滝沢は包丁を研ぐ条件として、包丁を使わずに、心の包丁の切れ味を見せて欲しいという。
アイスは料理じゃないと言い、みつ子とコオロギのこともなめてかかる陽一と一馬を、章吉は厳しい目で見ていた。勝負前夜、三人の料理合戦を見てますます自信を失くすみつ子とコオロギに、章吉は心強い応援をする。二人は勇気を持って納涼肝だめしアイスクリーム勝負に挑む。
味皇が帰ってくると滝沢に聞いた陽一たちは東京に向かう。そこで味皇の居所を知っているというウエッキーひとしに迎えられ案内されるが、一帯の店は彼と同じ顔をした男たちに経営されていた。ウエッキーを問いただそうと捜すうち空腹になった一行は、おにぎり屋「とみや」に入る。
ウエッキーひとしとのオニギリ勝負に味っ子ファミリーは心のこもったシンプルさで挑む。味っ子ファミリーの勝利にウエッキーたちは逃げていくが、そこへ丸井が駆けつけてきて急いで味皇ビルに来るようにという。味皇ビルで陽一たちを迎えたのは、やつれた味将軍だった。
味皇からの電話に、味将軍の城へ向かった陽一と一馬。出迎えた毛利に案内され王の間にやってきた二人の前に現れたのは、スキヤキ勝負で陽一たちに敗れたドクターシェフ・阿部一郎であった。阿部は無責任料理を全国にバラ撒かれたくなければ味三番勝負をしろと迫る。
阿部一郎とのサンドイッチ勝負が始まった。料理は一人で作るものだという阿部に、陽一たちは料理は食べる人のことを考えるのが本当だと説くが、そんな考えの結果がこうだと阿部は味皇を二人に会わせる。なんと味皇は、味を追い求めるあまりに自分の記憶を失っていたのだ。
料理会に帰還した味皇だが、依然としてその記憶は戻らなかった。そんな味皇に甘える一馬を見て怪訝に思う陽一。そこへ料理会の主任たちと小西和也、味船敏八がやってきた。味皇に自分たちの料理を食べさせ、その記憶を取り戻させるという。
味頭巾の本当の正体を知ってしまった一馬は店に閉じこもったまま出てこない。心配する陽一たちのところに永田社長がやってきた。永田は味皇になんとか記憶を取り戻してくれと頼み、一馬の驚くべき過去を語り始める。
料理会の主任たちや一馬でさえも、味皇の記憶を取り戻すことができない。陽一は自分の持てる力の全てを注ぎ込んだカツ丼を食べさせるが、その記憶は戻らなかった。今度は自分の番だという丸井に期待する陽一だが、法子から丸井のプロポーズのことを聞かされ衝撃を受ける。
風に飛ばされたチケットを拾おうと交通事故に遭ってしまったしげる。命に別状はなかったが、陽一は事故は自分の責任だと苦悩する。意識が戻ったしげるは、みつ子が作った玉子焼きをおいしいと喜ぶ。料理会の人々、そして一馬や法子、みつ子たちからヒントを得た陽一は、再び味皇にカツ丼を作る。