「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」の「Episodio 07 セックス・ピストルズ登場 その(1)」をフル動画で配信中!
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画質についてあらすじ
ポルポの遺産を狙っていた組織の一員、ズッケェロを倒し、捕らえられていた仲間を救出したブチャラティ。しかしズッケェロは戦いに敗れる前に、ブチャラティたちがカプリ島へ向かっていることを仲間の男に無線で連絡していた。ムーディー・ブルースの能力でその男がすでにカプリ島で待ち伏せしていることを知ったジョルノとミスタは、船より先に島に上陸し、その男を始末すると提案する。
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本編
ボスの真の狙いが自らの正体を完全に消し去るためにトリッシュを始末することだと悟ったブチャラティは、信じた正義を再び裏切ったボスを倒し、トリッシュを救い出すことを決意する。一方、ボートでブチャラティの戻りを待つジョルノは、ただならぬ異変を感じていた。『空の雲はちぎれ飛んだ事に気づかず、消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない』。ボスのスタンド「キング・クリムゾン」が立ちはだかる。
それぞれの『正義』、それぞれの『意志』により、組織を裏切る道を歩み出したブチャラティ達。トリッシュも自らの意志で「自分は何者から生まれたのか」を知るために、「母は『サルディニア島』で父と出会った」と話す。ヴェネツィアで様子を伺っていた一行だったが、レストランでの食事中、ナランチャがスタンド攻撃を受ける。ボス直属の親衛隊が、動きを見せ始めた。
ナランチャに攻撃したのは、親衛隊のスクアーロのスタンド「クラッシュ」だった。さらに、スクアーロの相棒・ティッツァーノのスタンド「トーキング・ヘッド」の能力により、考えていることの逆を言ってしまうナランチャ。スクアーロとティッツァーノはナランチャを利用してチームを撹乱し確実に追い詰めていく。二人の親衛隊を相手に危機に陥るナランチャだが、無事ヴェネツィアを脱出するため、臆することなく立ち向かっていく。
スクアーロとティッツァーノを倒したブチャラティたちは、ボスの過去を探るためサルディニア島へ出発する。ジェット機を確保するためマルコ・ポーロ空港へ向かったところ、一人の不気味な男が近づいてきた。スタンドを発動しようとしたそのスタンド使いを、ミスタは攻撃される前に射殺。あまりのあっけなさに違和感を抱きながらも飛び立った一行だったが、ジェット機の中、ジョルノは戸棚から不審な物音を聞く……。
空港でミスタが殺害した男・カルネのスタンドは、自らが死んで初めて発現するスタンド「ノトーリアス・B・I・G」だった。『動き』に反応し次々に襲い掛かるノトーリアス・B・I・G。ジョルノは両腕を失い、ゴールド・エクスペリエンスの能力が使えなくなったかのように思われたが、ブローチに生命を与え左手を創り出していた。トリッシュはその左手を守ると決心し、ブローチに向かうが、動きを感知されてしまう。絶体絶命かと思われたそのとき、トリッシュのスタンド「スパイス・ガール」が発現した。
1965年、夏。アドリア海に浮かぶ女子刑務所の中で一人の女性が男児を出産した。奇妙なことだが、彼女は女性しかいない環境下で2年前から服役していたにも関わらず妊娠していたのだった…。。時が経ち現在、サルディニア島に一人の若い青年が訪れていた。彼の名はドッピオ。時を同じくして暗殺者チームのリーダー、リゾットもトリッシュとブチャラティたちの行方を追ってサルディニア島に到着する。ドッピオとリゾットが、コスタ・ズメラルダで出会う。
スタンドの音を聞き取った仕草から、ドッピオがボスから信頼されたスタンド使いであると判断したリゾットは、磁力を操るスタンド「メタリカ」によりドッピオを攻撃する。ドッピオはボスからの電話により与えられた「キング・クリムゾン」の能力の一部「エピタフ」を使い応戦。戦いの最中、ドッピオの様子が徐々に変化していることに気付いたリゾットは、ドッピオの正体を悟る。
リゾットの猛攻により窮地に陥ったドッピオだが、崖の下にいたナランチャのエアロスミスによる銃撃を誘い込み、リゾットに致命傷を負わせる。ブチャラティとナランチャはエアロスミスが察知した敵を確認するため崖の上へと向かい、アバッキオはトリッシュの母親を撮影した人物の正体を暴くため、ムーディー・ブルースで15年前の海岸を再生(リプレイ)する。
死の間際、アバッキオはムーディー・ブルースの再生(リプレイ)を終え、ボスの顔と指紋をデスマスクとして仲間たちに残した。アバッキオの意志を継ぎ、残された指紋からボスを探し出そうとするブチャラティ達に、突然何者からか通話が入る。謎の男は、ボスの名は「ディアボロ」であると明かし、ディアボロを倒す可能性が『矢』にあると話す。ブチャラティたちは男に会うため、男が待つローマのコロッセオへと向かう。
ブチャラティたちを待ち受けていたのはボスの差し向けた追手、チョコラータとセッコだった。チョコラータはスタンド「グリーン・ディ」を発動。生物を腐らせるカビによりブチャラティたちが到着した漁村の人々諸共、無差別に攻撃を始める。ブチャラティたちは攻撃を避け車でコロッセオを目指そうとするが、セッコがスタンド「オアシス」で行く手を阻む。
チョコラータがヘリコプターに乗り上昇を始めると、「グリーン・ディ」は能力により殺傷範囲を拡大。そのままローマへと向かい、ローマの街全体に殺人カビを撒き散らそうとする。チョコラータの狙いを阻止しようとするブチャラティたちの前に、セッコが立ちはだかる。ジョルノとミスタはチョコラータ、ブチャラティはセッコと対峙することを決意する。
激戦の末、チョコラータを打ち破ったジョルノとミスタ。しかしチョコラータが最期に残した留守番電話を受け取ったセッコは、コロッセオにボスを倒す秘密があることを知る。チョコラータの敗北を悟り、秘密を求めコロッセオへ向かおうとするセッコ。セッコを阻止するためブチャラティは攻撃を仕掛けるが、「オアシス」の強力な能力に苦戦する。コロッセオを目前に熾烈な戦いが繰り広げられる。
セッコとの戦いに勝利したブチャラティだが、その身体は限界に近づいていた。既にローマに到着していたボスは、ドッピオの姿でブチャラティに声をかけ接近。ブチャラティの様態を察し、自らがトリッシュであるかのように振る舞うことで存在を偽装する。コロッセオにはボスを倒す秘密を握る男が待っていた。そして時が飛び、ボスの真の姿が明らかになる。
ボスを倒す秘密を握る男ジャン・ピエール・ポルナレフ。彼の前に現れたのはブチャラティたちではなく、パッショーネを統べるボスの真の姿、ディアボロだった。ポルナレフを始末しようとディアボロがキング・クリムゾンを発動したその時、ポルナレフのスタンド「シルバー・チャリオッツ」が「矢」に貫かれた。ディアボロ、そしてコロッセオに近づいていたジョルノたちの身体に異変が起き始める。次第に力が入らなくなった彼らは倒れ、眠りにつく。深い眠りから覚めた彼らの精神には、ある変化が現れていた。
「矢」に貫かれた「シルバー・チャリオッツ」は、「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」となり暴走を始め、辺り一帯にいる者の精神をそれぞれ入れ替えてしまった。混乱するジョルノたちの前にポルナレフが姿を現す。「力のある者が『矢』を使えば、その者はすべての生き物の精神を支配する力を持つことになる」――。ポルナレフからスタンド力(パワー)には「先」があると知らされたジョルノたちはブチャラティと合流し、レクイエムから「矢」を奪おうとする。
暴走した「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の真の能力により、ポルナレフの身体が異形のモノへと変貌を始めた。異常な事態に、一刻も早くレクイエムから「矢」を取り上げようと追うブチャラティたち。しかしジョルノは「ディアボロの精神が、この中の誰かに取り憑いている」と告げる。身体と精神が入れ替わったジョルノたちに潜む、ディアボロの精神。鎮魂歌が奏でられる中、ジョルノたちとディアボロ、どちらが先にレクイエムから「矢」を奪うか。そして遂に、ディアボロが姿を現す。
トリッシュの精神に取り憑いていたディアボロは、レクイエムの謎を解き「矢」を奪うことに成功。ジョルノ達は矢を取り返そうと攻撃を繰り出すが、時を飛ばすキング・クリムゾン、そして未来を予知するエピタフの能力を前に、攻撃は届かない。そしてディアボロが自身のスタンドに「矢」を突き立てようとしたその時、ブチャラティは、レクイエムを完全に破壊する。圧倒的な力を持つディアボロに、ジョルノ達は立ち向かっていく。
ブチャラティ達が繋いだ「矢」を受け取ったジョルノは、ディアボロとの死闘の末、ゴールド・エクスペリエンスを矢で貫いた。「真実から出た『誠の行動』は決して滅びはしない」。進化したジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」は、ディアボロを「死ぬ」という真実へさえも辿り着かない、終わりのない「終わり」へと葬る。
ジョルノがブチャラティ達に出会う前、ブチャラティの元へある花屋の店主が訪れた。店主は、数か月前に『奇妙な形の石』を持ったまま娘がマンションから飛び降りて亡くなった事件の、真相を突き止めて欲しいと依頼する。捜査を任されたミスタは、疑いのある娘のボーイフレンドだった彫刻家・スコリッピを見つける。スコリッピはミスタに「われわれは皆『運命の奴隷』だ」と告げ、ミスタの前に現れた奇妙な石は、ブチャラティのある『運命』を告げていた。