あの、一番つらかった日々。ふさぎこんでいたぼくの前に4人が現れたんだ――。
絶望の淵にいた少年、直枝理樹。
そんな彼に手を差し伸べたのは、正義の味方「リトルバスターズ」のリーダーを名乗る棗恭介だった。
それからはずっと、お祭り騒ぎのような日々。
いつしか理樹の心の痛みも少しずつ癒されていった。
――あれから数年。
5人は同じ学校の寮で暮らし、相変わらずお祭り騒ぎの毎日は続いている。
だが、恭介の就職活動が始まり、理樹は仲間たちがバラバラになることを心配していた。
そんな時、いつだって何かしてくれるのが恭介だった。
「野球チームを作る。チーム名は……リトルバスターズだ!」
こうして始まった新たな仲間探し――
リトルバスターズが青春の日々を駆け抜ける!