妖女伝説 セイレーンXXX ～魔性の悦楽～

地方の港町…理髪店を経営する石川健次には、最近結婚した若い妻がいた。無口で謎めいた瞳、艶かしい雰囲気の妻と二人で営む理髪店に、客は殆ど入って来ない…そんなある晩、妻の微かな歌声に誘われるように、一人の若い男の客が入ってきた。男が椅子に座ると同時に、店を出て行く健次…散発の支度を始める妻の指先が男の首筋をたどり始めた。 「や・り・た・い?…」女の呟きに反応する若い男の欲望が暴走する。理髪店のカーテンを閉め切り、女と男は獣の様な交わりを始める。男が絶頂に達した瞬間に、異変が起こった。男の歓喜の声が苦悶の声に変わり、男は絶命する。…その理髪店に入った客は、二度と姿を見せないという噂がたった。健次の幼なじみの琢也・和美夫妻も、その噂を聞きつけていた。健次の若い妻に興味津々の琢也は、髪を切りに行くといって理髪店の中に姿を消した。果たして、女の正体は…。