キミと奏でる交響曲<シンフォニー>
第20話 好きになる理由
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画質についてあらすじ
チンシャンとラン・ボーとチー・モーは、ついにコンクールの日を迎える。シャオウオは足を怪我したチー・モーと出会い、彼を荷車に乗せて会場へ送ることに。途中、チー・モーは「好きな子がいる」とシャオウオに打ち明ける。コンクールが終わり、ラン・ボーは優勝を果たすが、会場にジュオ・イン以外の恋人が2人も押しかけてくる。
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まとめ買い
巨匠がやってきた / Sオケ始動 / 指揮棒を振るチャンス / 夢を語る資格 / 父と娘 / 女王の歌声 / 純粋な気持ち / マスコットは嫌! / Sオケ対Aオケ / 帰国した目的 / 唯一無二の音色 / 大事な仲間たち / それぞれの決意 / あなたとの距離 / 才能を見出す力 / 練習に行きたくない! / レッスン合意書 / よみがえるトラウマ / 好きになる理由 / 力になりたくて… / きっと越えていける / 初めてのコンクール / シャオウオの判断 / 海辺の街で / 涙とため息 / パリ生活のスタート / 新たな挑戦 / ずっとそばに… / プロである以上 / 楽団のピンチ / 板挟みのプレッシャー / どちらも大切 / 活躍の裏側で / 指揮者の孤独 / 大きなヒント / 癒えない傷 / 扉の向こう側 / 愛と後悔 / 特別な曲なのに / 追いかけるつらさ / 輝きを求めて / もう一度連弾を / 必死の覚悟 / 怖いものはない / 夢は永遠に
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どちらも大切 / 活躍の裏側で / 指揮者の孤独 / 大きなヒント / 癒えない傷 / 扉の向こう側 / 愛と後悔 / 特別な曲なのに / 追いかけるつらさ / 輝きを求めて / もう一度連弾を / 必死の覚悟 / 怖いものはない / 夢は永遠に
本編
リー・ジェンイエンは百器(バイチー)音楽学院に通う優秀な音大生。ピアノ科に在籍しているが、実は指揮者になる夢を抱いている。ある日、担当教官のチャン先生に反発し破門されたジェンイエンは、ピアノ科の編入生 ファン・シャオウオと出会う。譜面どおりに弾かないシャオウオの演奏に、あれこれ文句をつけるジェンイエンだったが…。
ジェンイエンに好意を抱いたシャオウオは、朝からジェンイエンの家に転がり込んで朝食を一緒に食べる。しかし、そこへ声楽科のジャン・ツァイウェイが訪ねてきたため、シャオウオは追い出されてしまう。ツァイウェイは、世界的指揮者のフェイ先生がやってくる話をジェンイエンに教え、今こそ転科のチャンスだと勧める。
シャオウオはフェイ先生自らが選抜したSオケのメンバーに選ばれる。ただし担当はマスコットだ。一方、ジェンイエンはSオケを“寄せ集めオケ”だと言って見下す。バイオリン奏者のチン・フェンは、ジェンイエンのそんな態度に腹を立てる。シャオウオはチン・フェンの追試で伴奏をすることになっていたが、当日熱を出してしまい…。
指揮科のティエン・イーソンは、フェイ先生に認められようとするあまりピリピリする。Aオケのコンマス リン・チンシャンは神経質なイーソンに忠告をする。イーソンは、打楽器のチェン・ジャンのせいでフェイ先生の前で恥をかいたと思っていた。一方、フェイ先生はジェンイエンにSオケの副指揮をやってみるようにと機会を与える。
練習に遅刻しがちなコントラバスのジュオ・インは、バイトを掛け持ちしていた。ジェンイエンは、十分な練習もせずに夢を語るジュオ・インに厳しく接する。そんな中、ジュオ・インはAオケに誘われる。ジェンイエンは、指揮をするためにジュオ・インを連れ戻さなければならないのだが、ジュオ・インの事情を察してSオケ退団に同意する。
Aオケの練習中に突然ジェンイエンが入ってきて、ジュオ・インをSオケに連れ戻すと宣言。その場にいなかったジュオ・インは、バイトも授業も休んでいた。ジェンイエンたちは、ジュオ・インの実家を訪れる。ジュオ・インの実家には高級なバイオリンがいくつも置いてあった。そしてジュオ・インの父親は娘に託す思いを語りだす。
公演で歌うことになったのはツァイウェイではなく、同じ声楽科のジャン・シャーシャー。イーソンは補欠となったツァイウェイを励ます。シャオウオも、落ち込んでいるツァイウェイと一緒に気分転換をするのだった。いよいよ公演の日、予定時刻になってもシャーシャーは現れない。そこでツァイウェイが歌うことになるのだが…。
フェイ先生の提案によるSオケとAオケの対抗公演に向けて、双方熱のこもった練習が始まる。Aオケに技術で勝つのは難しいと判断したジェンイエンは、指揮のスタイルと完成度で勝負しようと決める。しかし、メンバーたちは斬新でオリジナリティーあふれる方向を目指したがる。一方、Aオケの指揮者イーソンはプレッシャーを感じていた。
対抗公演の日が近づき、舞台衣装のTシャツも出来上がってくるが、シャオウオの分だけ足りない。みんなと同じ舞台に上がれないことを寂しく思うシャオウオ。一方、Aオケのオーボエ奏者のチー・モーは、自分の演奏に情緒が欠けていることを気にしていた。そんなチー・モーはコンビニでシャオウオと出会い、友達になる。
対抗公演はAオケの演奏から始まる。Aオケの演奏直後、控え室で出番を待っていたSオケのジュオ・インが、自分の楽譜がないことに気づく。Aオケのチェロ奏者のラン・ボーは、入れ替わってしまった楽譜をジュオ・インに返しに行こうとするが…。その後、Sオケの演奏も始まり、ジェンイエンは後悔しないよう精いっぱい指揮をする。
マネージャーを名乗る女に突然連れていかれたフェイ先生は、帰国は休暇のためだとウソをついて百器(バイチー)音楽学院にやってきていた。マネージャーの名はイリス。イリスはフェイ先生に1か月の猶予期間を与える。フェイ先生は弟子を1人連れて帰るつもりだ。そこで、ジェンイエンとイーソンが指揮のテストで勝負することになる。
天才ピアニストのソン・ランが目の前に現れ、シャオウオはたじろぐ。担当教官のフー先生はシャオウオを元気づけるが、ソン・ランの独奏会でその実力を思い知らされたシャオウオは、ピアノを弾く元気を失ってしまう。4年生の卒業が近づいてきた頃、留年しているチン・フェンは、チンシャンが先に卒業してしまうことが寂しくて…。
ジェンイエンがAオケを指揮し、イーソンがSオケを指揮すると聞いたSオケのメンバーからは、裏切り行為だと批判する声も上がる。しかし、ジェンイエンの本心を知ったSオケのメンバーは正々堂々と勝負することに。一方、シャーシャーはイーソンの誕生日に告白する。答えを告げたイーソンに、シャーシャーはある人物の住所を渡し…。
勝負を辞退したジェンイエンは、みんなを失望させたかもしれないと思い悩む。そんなジェンイエンにイリスが声をかける。イリスの話からジェンイエンは、フェイ先生が帰国した目的は2つあり、そのうちの1つは学長のリン・ユーミエンだったことを知る。ジェンイエンは気持ちを入れ替え、ソン・ランに代わってフェイ先生と共演することに。
ジェンイエンとフェイ先生の共演は拍手喝采を浴びる。共演のあと、ジェンイエンはフェイ先生に心からお礼をするが…。一方シャオウオは、ジェンイエンが舞台で輝く姿を目の当たりにして複雑な気持ちになり、足早に会場をあとにしていた。その後、ヨーロッパに戻っていくフェイ先生をSオケのメンバーは名残惜しい気持ちで見送る。
もともとジェンイエンを指導していたチャン先生は、ジェンイエンの指導をやめたことを後悔していた。そんなチャン先生に、フー先生はシャオウオを指導したらどうかと提案する。しかしチャン先生はシャオウオに対する評価が低く、教える気にならない。ところが、シャオウオとジェンイエンが連弾している様子を見たチャン先生は…。
嫌々ながらもチャン先生からレッスンを受け始めたシャオウオ。チャン先生にとって、シャオウオの自由な弾き方や練習態度は受け入れがたいものだった。シャオウオもチャン先生の厳しい指導に萎縮し、しまいには教室から飛び出してしまう。そんなシャオウオから事情を聞いたチー・モーは、チャン先生にあるひと言を伝える。
シャオウオはチャン先生に、レッスンを受ける条件を書き出した合意書を提示。チャン先生はその条件をしぶしぶながら受け入れ、シャオウオの指導者問題は無事に解決する。一方、再出発したSオケだったが、新しく入ったメンバーの中には学生オケより個人の活動を重要視する者もいた。そこでシャオウオは、元Sオケの双子、ズーマンとズーシュエンを訪ねる。
チン・フェンはチンシャンに素直に思いを伝えることができず、話をはぐらかしてはチンシャンを歯がゆい気持ちにさせる。一方ジェンイエンは、ささいな出来事が原因で飛行機でのトラウマがフラッシュバックし、平常心を失う。RS青年交響楽団の初公演が控えているにもかかわらず、ぼんやりしているジェンイエンを心配したシャオウオは…。
チンシャンとラン・ボーとチー・モーは、ついにコンクールの日を迎える。シャオウオは足を怪我したチー・モーと出会い、彼を荷車に乗せて会場へ送ることに。途中、チー・モーは「好きな子がいる」とシャオウオに打ち明ける。コンクールが終わり、ラン・ボーは優勝を果たすが、会場にジュオ・イン以外の恋人が2人も押しかけてくる。