事業に成功し、講演に招かれて15年ぶりに母校を訪れたペイ・シャンシュエン(裴尚軒)。その日は奇しくも、かつての恋人、リー・リー(黎璃)の結婚式当日だった。思いを断ち切ったつもりで演壇に立つシャンシュエンの前に、リーの親友、リー・ジュン(李君)が血相を変えて飛び込んでくる。新婦が式場から消えたと告げるジュンの手には、長年にわたるシャンシュエンへの想いがつづられたリーのノートがあった。シャンシュエンが式場に駆けつけると、そこには1人取り残された新郎のリウ・チェンレン(柳千仁)が…。時はさかのぼって2002年。シャンシュエンは、高校のサッカーチームの花形選手で、女子生徒たちの憧れの的。サッカー以外のことには目もくれず、彼を慕う女子生徒たちの好意をないがしろにするシャンシュエンの態度に、優等生のリーは怒り心頭。試合中の運動場に乗り込み、シャンシュエンを叱責する。