『大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~』の動画一覧

本編

第21話

第21話

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趙恒(ちょうこう)は劉娥(りゅうが)が3年皇陵で供養を終えたら劉(りゅう)妃の入内(じゅだい)と吉(きつ)の位牌(はい)を太廟(たいびょう)に安置することを臣下に確約させる。劉娥と李婉児(りえんじ)を皇陵へ送り出した趙恒は、妻子を守れないことにふがいなさを覚えるのだった。 定州(ていしゅう)への流刑が撤回となった郭賢(かくけん)は趙佑(ちょうゆう)の師として熱心に教育し、その成果に満足した趙恒は復職させる。 寇準(こうじゅん)は軍人の俸禄と軍費の削減を提案し、潘伯正(はんはくせい)と対立する。潘伯正は王欽若(おうきんじゃく)の寇準への嫉妬心を煽り、陥れる策を教えるのだった。
第22話

第22話

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潘(はん)家では潘玉シュ(はんぎょくしゅ)と趙恒(ちょうこう)の血の相性が悪いため、子が産まれないという神医の見立てに一同愕然とし、潘良(はんりょう)と潘伯正(はんはくせい)は一計を案じるのだった。 皇陵でのびのびと過ごす劉娥(りゅうが)と李婉児(りえんじ)は疱瘡(ほうそう)にかかって倒れていた青年を助ける。趙恒は疱瘡が蔓延しているという知らせを劉娥から受け取り、皇陵へ向かおうとするが、郭賢(かくけん)と曹鑑(そうかん)に阻止され激怒する。 郭賢と曹鑑は趙恒に劉娥のことを完全に諦めさせるべく、ひそかに手を回すのだった。
第23話

第23話

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貴妃(きひ)に復権した潘玉シュ(はんぎょくしゅ)は成平殿(せいへいでん)で鍾樵(しょうしょう)と密会を続けて子をみごもる。怪しんだ皇后が貴妃のもとを訪れるが、うっかり転倒させてしまい趙恒(ちょうこう)の怒りを買う。疱瘡(ほうそう)が都でも猛威を振るい、宮中では佑(ゆう)皇子と貴妃が感染。劉娥(りゅうが)が薬草と薬酒で村人を疱瘡から救っていることが評判となり、郭賢(かくけん)は蘇義簡(そぎかん)を遣わせて佑皇子の治療に当たるよう依頼、劉娥はお忍びで宮中に戻る。佑皇子は絶望的だが、貴妃の疱瘡は軽症のため劉娥の治療が奏功する。
第24話

第24話

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劉娥(りゅうが)の手当てもむなしく佑(ゆう)皇子は亡くなる。悲嘆にくれた皇后も続けて命を落とす。皇后は「次の皇后は劉娥に」という内容の遺言を趙恒(ちょうこう)に渡し、臨終間際に直接劉娥にも伝える。劉娥は宮中で趙恒と再会し、徳妃(とくひ)に封じられるが供養中のため、皇陵に戻る。貴(き)妃が産んだ女児には指が6本あり、ハサミで指を切り落とされる。ついに3年の供養を終え、劉娥が正式に迎えられる日が来る。郭賢(かくけん)は入内(じゅだい)に賛意を表し、李婉児(りえんじ)はショウヨに封じられる。
第25話

第25話

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3年の供養を終えて劉娥(りゅうが)は入内(じゅだい)し、徳妃(とくひ)に冊封され、趙吉(ちょうきつ)の位牌(はい)も無事 太廟(たいびょう)へ安置される。だが、タングート侵攻の知らせを受けた趙恒(ちょうこう)が意識を失ってしまう。侍医から治す術(すべ)がないと言われた劉娥は箝(かん)口令を敷く。そして侍医や臣下にも言わず、黙って痛みに耐えていた趙恒の孤独を思い、劉娥は心を痛める。一方、突然の朝議の退朝を不審に思った曹鑑(そうかん)は、趙恒が意識を失っていることを知り、冀(き)王元フン(げんふん)に即位の時だとけしかけるのだった。
第26話

第26話

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意識を取り戻した趙恒(ちょうこう)はタングートの侵攻と陝西路(せんせいろ)の飢饉(きん)を劉娥(りゅうが)が解決したと知り、信頼を深める。一方の冀(き)王元フン(げんふん)は趙恒から謀反の疑いをかけられていると誤解し子供を殺して自らも死のうと考える。騒ぎを聞きつけた趙恒は、冀王と曹鑑(そうかん)ともども、忠義心はよく分かっていると告げる。 遼から耶律留守(やりつるす)が使者として宋を訪れ、銀と絹100万の借用を求める。常軌を逸する求めに趙恒は回答を保留し、劉娥に相談するのだった。
第27話

第27話

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皇后と佑(ゆう)を亡くした趙恒(ちょうこう)は自責の念に駆られ、第7子が生まれた冀(き)王元フン(げんふん)とわが身を比べてしまう。宮中で禁忌とされる山猫が宴(うたげ)に現れ、けがをした貴妃(きひ)は劉娥(りゅうが)が山猫を呼び込んだという噂を流す。一方で劉娥は老女官が山猫の世話をしているのを見たと蘇義簡(そぎかん)に打ち明ける。木易(ぼくえき)が遼に戻るとの知らせに動揺する李婉児(りえんじ)は趙恒の乳母と交流を深めるが、その中で木易への思いを断ち切らせるために劉娥がショウヨに推挙したことを知らされる。
第28話

第28話

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劉娥(りゅうが)との誤解が解けた婉児(えんじ)は、劉娥の計らいにより、趙恒(ちょうこう)と初めて床を共にする機会を得る。世継ぎを作らねばならない趙恒のために、劉娥は自分の気持ちを抑え婉児と趙恒を引き合わせたのだった。そんな劉娥を案じて一緒に過ごしてくれる楊瓔珞(ようようらく)に劉娥は趙恒と出会った時の話を聞かせる。その翌朝、花摘みをしている劉娥の所へ、趙恒がまた目覚めなくなったという知らせが届く。大臣らに情報が漏れぬよう劉娥たちは画策するのだが…。
第29話

第29話

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趙恒(ちょうこう)が風邪を引いたという理由で朝議が開かれないことに臣下たちはいぶかる。 劉娥(りゅうが)は趙恒の意識が戻らないことを伏せたまま口勅を伝えるが、曹鑑(そうかん)たちは世継ぎを立てるよう迫る。一方、遼の皇帝は宋から送られた絹が二級品であったことに憤り、遼の使者として耶律留守(やりつるす)が再来する。謁見を求める彼に対し、劉娥は真相を隠し通して宴(うたげ)を開くことでやり過ごそうと腐心するが、耶律留守ばかりか曹鑑たちからも激しい抗議を受けるのだった。
第30話

第30話

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耶律留守(やりつるす)が新鄭(しんてい)で軒轅(けんえん)帝を参拝することに趙恒(ちょうこう)も臣下たちも危機感を覚えるが阻止する策を考えるも思いつかない。 趙恒は冠を脱ぎ、先祖に謝罪するべく太廟(たいびょう)に籠もる。 同じ頃、劉娥(りゅうが)は耶律留守から趙吉(ちょうきつ)の遺品と蕭 (しょう)皇太后からの手紙を受け取る。劉娥はこれに報いるべく鳳袍(ほうほう)を仕立てるために5日間の猶予を求め、耶律留守は了承する。 劉娥は妃(きさき)や臣下の妻たちを総動員し、何としても5日間で鳳袍を仕立てるべく奔走するのだった。
第31話

第31話

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劉娥(りゅうが)は鳳袍(ほうほう)作りにいそしむが、衣装の決め手となる火玉(かぎょく)は潘伯正(はんはくせい)がかつて太宗(たいそう)に賜ったもので潘家が保管していたが、貴妃(きひ)が割ってしまう。鳳袍の完成は絶望的と思われた時、遼に二級品の絹を送ったかどで降格を命じられた王欽若(おうきんじゃく)が趙恒(ちょうこう)に「天啓が訪れる」と進言、その言葉どおりに鶴が飛来して火玉と天書を落としていく。天書には趙恒が宋を統治する正統性が記されており、期日ぎりぎりで仕上がった鳳袍を手に耶律留守(やりつるす)は遼に戻った。
第32話

第32話

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鶴と火玉(かぎょく)の一件で天書を捏(ねつ)造した王欽若(おうきんじゃく)だったが、それは全て趙恒(ちょうこう)に気づかれていた。趙恒に問い詰められた王欽若は、どうやって鶴を操ったか、なぜその策を思いついたのかなど、全ての経緯を正直に話す。一方、天からの吉兆を得られたことで趙恒は年号を大中祥符(たいちゅうしょうふ)元年に改めることに決める。そんなある日、劉娥(りゅうが)は義父母となった郭賢(かくけん)夫妻を招いていた。その席で郭賢は趙恒に劉娥を皇后に立ててはどうかと提案する。
第33話

第33話

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趙恒(ちょうこう)は兄の楚(そ)王元佐(げんさ)に皇帝としての不自由さを嘆く。 丁謂(ていい)と王欽若(おうきんじゃく)は新皇后の人選をめぐり、朝廷が紛糾する様子を傍観しながら、機会が巡ってきたと喜ぶ。そんな中、李婉児(りえんじ)の懐妊が発覚し、ショウヨから宸妃(しんひ)に昇格する。趙恒は皇后にふさわしいのは劉娥(りゅうが)だと告げ、世継ぎとなる者の養育を求める。そんなある日、後宮の宴(うたげ)で貴(き)妃 潘玉シュ(はんぎょくしゅ)は李婉児を転倒させ、劉娥も負傷してしまう。更に手当てをした侍医から劉娥は懐妊を告げられるのだった。
第34話

第34話

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多くの苦難を経て劉娥(りゅうが)は皇后に立てられる。降格され禁足中の充媛(じゅうえん)潘玉シュ(はんぎょくしゅ)は、自らと劉娥の落差を嘆くのだった。朝議で王欽若(おうきんじゃく)が皇子の誕生を願い、道観「玉清昭応宮(ぎょくせいしょうおうきゅう)」の造営を提案、監督役に丁謂(ていい)を推挙し、趙恒(ちょうこう)はこれを了承する。 同じ頃、遼の蕭(しょう)皇太后は謀反を企てた長姉の討伐を果たすも、姉たちへの思いを吐露し、泣き崩れるのだった。 そして蕭皇太后は閲兵式で皇帝 耶律隆緒(やりつりゅうしょ)に全権委譲を宣言すると意識を失ってしまう。
第35話

第35話

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朝議で劉娥(りゅうが)の子の性別を論じられたことで劉娥に対する重臣の反感や軽視が明らかになる。さらに凶事を示す星が現れたため、趙恒(ちょうこう)は劉娥と婉児(えんじ)に安産祈願の曲玉(まがたま)を贈る。寇準(こうじゅん)は丁謂(ていい)から新宮殿建設にかこつけた運河建設を相談されるがこれを一蹴、一方で遼を牽(けん)制するため高麗(こうらい)との国交回復を提案し、趙恒の同意を得る。劉娥は安産祈願のために訪れた寺で民衆を謁見した際、ある女性から「男児を授かる」と渡された甘露(かんろ)を口にしてしまう。
第36話

第36話

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寺から戻った劉娥(りゅうが)が休んでいると、タングートからの要求に趙恒(ちょうこう)が立腹しており仲裁してほしいと張景宗(ちょうけいそう)がやってくる。劉娥が急ぎ趙恒のもとへ向かうと、そこには憤慨する趙恒と蘇義簡(そぎかん)、王欽若(おうきんじゃく)がいた。趙恒をなだめようとする劉娥だったが、趙恒に口出しは無用だと言われ、大みそかの宴(うたげ)には参加しないと言い残し、その場を去る。その後、寝宮で1人休んでいた劉娥を励まそうと楊瓔珞(ようようらく)がやってくるが、突然、劉娥が腹の痛みを訴える。
第37話

第37話

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趙恒(ちょうこう)は李婉児(りえんじ)の子を劉娥(りゅうが)の子として育てることに決める。同じ頃、潘良(はんりょう)と潘玉シュ(はんぎょくしゅ)は劉娥が堕胎作用のある甘露(かんろ)を飲んだにもかかわらず一向に流産しないことをいぶかる。ある日、劉娥は潘玉シュから献上された羹(あつもの)を飲み、激しい腹痛に見舞われる。潘玉シュが差し向けた侍医が診察するも劉娥は懐妊の脈を示す薬を飲んでいたことで発覚を逃れる。羹には懐妊していない者のみに作用する薬が含まれており、劉娥は潘玉シュの疑いを察知するのだった。
第38話

第38話

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宸妃(しんひ) 李婉児(りえんじ)が産気づく。同じ頃、趙恒(ちょうこう)の乳母の王(おう)氏は民の女の家で助産を行うが、替え玉としてもらい受けるはずだった赤ん坊が一向に生まれない。王氏は諦めて後宮に戻り、産屋で李婉児の助産を行う。一方、曹鑑(そうかん)の屋敷では古希の祝いが盛大に執り行われる。宴席のさなか、孔明灯(こうめいとう)を飛ばしたところ、皇宮の内蔵庫(ないぞうこ)に引火してしまう。 火事の混乱の中、李婉児は難産を極めるも無事に皇子を出産するが、産屋が火に包まれてしまう。
第39話

第39話

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宸妃(しんひ) 李婉児(りえんじ)は朦朧(もうろう)とした意識の中、あの晩の産屋での記憶をたどり、自分は確かに皇子を産み、その産声を聞いたと主張し始める。婉児の弟の李載豊(りさいほう)は謎を解明しようと死産したという遺体を土から掘り起こし、それが山猫であることに驚愕する。李載豊は姉の汚名をそそぐため真実の究明を訴えるが、趙恒(ちょうこう)からは全く相手にされない。皇后 劉娥(りゅうが)は李婉児への後ろめたさに心を痛める。その一方で、騒ぎを恐れる趙恒は口を閉ざし続ける。
第40話

第40話

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宮中では受益(じゅえき)の百日の宴(うたげ)が開かれていた。大臣らが集まる中、潘良(はんりょう)のたくらみにより姉の李婉児(りえんじ)の汚名をそそごうとする李載豊(りさいほう)も姿を見せるが、すぐに蘇義簡(そぎかん)に捕まる。宴の席には李婉児も現れる。泣き出した受益を誰があやしても泣き止まないが、実の子と知らぬ李婉児があやすとすぐに泣き止む。そんな様子に潘良と潘玉シュ(はんぎょくしゅ)は皇太子誕生には何か裏があると疑いを募らせる。一方、乳母の王(おう)氏は臨終前、娘の瓔珞(ようらく)に喉を潰す薬を飲ませる。