「BS1スペシャル」の「[お試し] 「カラコルム・シスパーレ 銀嶺の空白地帯に挑む」(後編)」をフル動画で配信中!
日本を代表するアルパインクライマー・平出和也がカラコルム山脈にそびえる鋭ほう・シスパーレに挑む後編。いったん出発したものの、悪天候に阻まれ撤退を余儀なくされた平出と中島。天候は回復しない中食料も燃料も尽きかけていた。3日後シスパーレはいまだ雲の中。だがこれ以上待っていても成功の可能性は低くなるばかり。最後の賭けに出る。ところが恐れていた巨大な雪塊・セラックからの雪崩が襲いかかる。平出たちの運命は?
『BS1スペシャル』の動画一覧
本編
2021年の米軍撤退により8万人余りのアフガニスタン人がアメリカに逃れてきた。なかでも命の危険にさらされているのが、米軍がアフガン女性で組織した特殊部隊FTPの隊員だ。その救出・支援に取り組むレベッカさんは米軍の文化支援部隊の元兵士。テロリストの掃討作戦等にアフガン女性を動員し過酷な体験からPTSDに苦しんだ。自らのモラル・インジャリー(道徳的負傷)に向き合いながら、支援に奔走する元兵士を追う。
▽バイデン政権になって不法入国が急増。新規制導入後も“死の荒野”への侵入は後を絶たない。その意外な理由▽パトロールを強化する保安官。取締りをかいくぐる密入国案内人コヨーテ。攻防の一部始終▽荒野で行方不明になる人が急増。遺体と遺骨を捜索する保安官補佐。中南米の家族からの問い合わせを受けるNGO。涙の身元特定▽時には牙をむくコヨーテ。不法入国者を人質に取り、家族に高額な身代金を要求。その意外な結末
日本の民間人多数を巻き込む初の地上戦が行われたサイパンとテニアン。1944年夏、日本軍は玉砕し、日本人移民も両島で1万3千人以上が犠牲に。その遺族が行う慰霊の旅に30年近く同行取材した膨大な証言が残されている。捕虜を出さないため日本兵や身内の手で奪われた幼い命。憎しみを募らせた米兵による民間人への一斉射撃。そして日本の戦争が強いた島の先住民の犠牲。重い記憶を背負った人々の遺言ともいえる証言で綴る。
日本の民間人多数を巻き込む初の地上戦が行われたサイパンとテニアン。1944年夏、日本軍は玉砕し、日本人移民も両島で1万3千人以上が犠牲に。その遺族が行う慰霊の旅に30年近く同行取材した膨大な証言が残されている。捕虜を出さないため日本兵や身内の手で奪われた幼い命。憎しみを募らせた米兵による民間人への一斉射撃。そして日本の戦争が強いた島の先住民の犠牲。重い記憶を背負った人々の遺言ともいえる証言で綴る。
「ボクたち、最後まで闘いました。その記録です」。香港の現地カメラマンがこの4年間撮影した600時間におよぶ秘蔵映像が託された。香港人の誇りである“自由”が抑圧され、変わり果てていくさまが市民目線で克明に記録されていた。撮影者のクレ・カオルさんは、現在は香港を脱出し、亡命中。「どうすれば再び自由を取り戻すことができるのか」。答えを求め続ける中でカオルさんは戦地ウクライナの最前線にたどり着いた―。
「私はいったい何者なのか」。進駐軍兵士と日本人女性との間に生まれ「GIベビー」と呼ばれた子どもたち。中には、親を知らずに育った者も少なくない。“敵国の子”として差別を受け、社会に出てからも偏見にさらされ続けた日々。この夏、70歳を過ぎたかつてのGIベビーたちが「出自を知りたい」と動きだした。最新のDNA検査などを通じて少しずつルーツをたぐり寄せていく。その先に待っていたのは、意外な真実だった。
太平洋戦争末期、本土決戦を想定した大本営は、政府機関や皇居を移転する地下壕を秘密裏に建設した。総延長10数キロに及ぶ「松代大本営」だ。近年、米議会図書館で朝鮮人労働者2400人を超える名簿が発見された。それによれば熟練した坑夫が必要なため、岩手のダム建設現場などから家族ぐるみで労働者が集められたことが分かった。番組では日韓の証言者を追跡。極秘工事の実態を明らかにし地下大本営が残した深い傷跡を描く。
OSINT(オシント)と呼ばれるデジタル調査で世界の真相に迫るシリーズ第2弾。ミサイル発射を繰り返し、孤立を深める北朝鮮。閉ざされたこの国を詳しく分析するのは、公開情報の調査手法 OSINT=オープン・ソース・インテリジェンスを駆使する世界の市民たち。最新ミサイル開発、関連兵器の驚くべき進化とは。コロナ後、実態の見えない北朝鮮市民の暮らしは。ベールに包まれた独裁国家の実像を探る。
私たちは、人道NGOセーブウクライナを取材する中で、激戦地ヘルソン出身の3人の少女に出会った。リリヤさん(10)は、自宅が爆撃を受け、キーウへ避難したが、父親に召集令状が届く。14歳の親友同士のナスチャさんとブラダさんは、ロシアによる“連れ去り”の当事者。セーブウクライナの奪還作戦で、ナスチャさんは帰郷したが、ブラダさんはロシア側に残る決断をした。家族、友情、故郷から引き裂かれた3人の少女の記録。
中国政府は2023年5月、夫婦1組で子ども3人まで産むことを認めたが、36年間も続いた「一人っ子政策」がもたらした傷跡は消えない。罰金や罰則に耐えきれず、わが子を手放さざるを得なかった親と、国際養子としてアメリカなどで暮らしながら生みの親に会いたいと願う子ども。その数およそ15万。番組では、21年ぶりに再会した親子に密着。時代に翻弄されながらも、21年の空白を乗り越え歩み寄ろうとする親子の物語。
米議会図書館に所蔵された「海兵隊戦闘記録」。兵士の声をラジオでアメリカ国民に届ける目的で収録された音源だ。最前線の戦況、激しい戦闘の直後の兵士の声…浮かび上がるのは、日本軍のゲリラ戦に翻弄され、軍民混在の戦場で神経をすり減らしていく様子だ。そして、兵士たちは「狂気」に身をゆだねてゆく。20万人以上の命が失われた沖縄戦。音源に加え、元兵士の消息を追い“地獄”と呼ばれた戦場を「音」から再構築していく。