●スマートフォンの端緒を生み出した、時代に早すぎた伝説の企業
アップルからスピンアウトし、携帯情報機器の開発を目的としたベンチャー企業ゼネラルマジック。1990年に起業された同社は、アップルやAT&Tといったアメリカ企業に加えて、ソニーや松下電器産業(当時)、NTTなど、多くの日本企業も将来を期待して出資・提携し、1994年に携帯端末用のOS(基本ソフト)を開発したが、2002年には事業を停止する。しかし、基礎技術や人材面でのちに膨大な遺産を残し、“シリコンバレーで最も重要な失敗企業”と呼ばれる。
●初代Macintoshを開発した伝説的なチームのメンバーらが集まった綺羅星のような“マジシャン”たちの記録
スマートフォンの先駆けとも言えるOS「Magic Cap」の開発は、歴史上でもっとも才能のあるエンジニアチームによって生まれた。初代Macintoshを開発した伝説的なチームのメンバーと、後にiPodやiPhone、Android、eBayを生み出すことになるメンバー、さらにはアメリカ政府のCTOにも。当時の同社で育ったエンジニアたちは、のちに数多くがシリコンバレーでスター級の著名人となっている。
●新規事業担当者やベンチャー企業経営層必見! 起業家育成にも最適
伝説のベンチャーがいかに生まれ、そして行き詰まったのか。当時の貴重な映像と、関係者のインタビューによって構成され、2018年にアメリカで多くの注目を集めた映画が、日本語字幕を追加して国内での配信を開始。将来、起業を考えている学生の方や、企業内で新規事業を立ち上げようとしている方、事業を大きく伸ばそうとしている経営陣の方、必見の内容!
●モンタナ国際映画祭、ナパ・バレー映画祭ほか、複数の映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞受賞!