「あしたのジョー」の「#75 リングの魔術師カーロス」をフル動画で配信中!
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画質についてあらすじ
再びドヤ街で練習に励むジョーに、紀子は複雑な表情を見せる。やがてカーロス対原島戦の日が来た。今回も相手の連打を浴びるカーロス。が、4Rにてロバートが示す合図で突進した彼は、例の秘密兵器を炸裂させた。表向き幸運な勝利。しかし、ジョーは原島のKO負けに気づいていた。
脚本:伊東恒久 監督:林 政行
『あしたのジョー』の動画一覧
本編
力石はジョーに即座に戦いを求めた。これに応ずるジョー。周囲の喧騒をよそに練習用リング内で両者の打ち合いが続いた。だがその闘いは段平に制される。3日後の退院とプロボクサーとしての再デビューが決まっている力石に、段平はジョーをプロボクサーに育てることを約束した。
脚本:雪室俊一 監督:平田敏夫
力石の退院の日が来た。ジョーは去り行く宿敵を見送るが、力石はジョーのプロボクサーとしての行く末において、段平が障害となることを暗示した。力石が去り覇気を失うジョー。やがて青山も退院の日を迎える。彼は最後に、再びリングで闘志を燃やすジョーを見たいと願い出た。
脚本:雪室俊一 監督:崎 枕
力石の再デビュー戦がTV中継された。2年のブランクを経て見事な勝利を収める力石。ジョーはその姿に闘志を燃やした。やがてジョー自身の退院の日が来た。ジョーと院生そして教官は、別れを惜しみながら堀越しの泥玉合戦で最後の馬鹿騒ぎに興じた。
脚本:山崎忠昭 監督:富野喜幸
ドヤ街に戻ったジョーは、泪橋下に「丹下拳闘クラブ」ジムを見て驚く。それはジョーと段平の夢の出発点だ。ジョーとの再会を喜ぶ子供たち、近所で働きながら段平の指導を受ける西。そこに力石から「丹下拳闘ごっこクラブ」宛の葬式用花輪が届く。
脚本:雪室俊一 監督:石黒 昇
ある日、丹下拳闘クラブに忍び込む者がいた。それはジョーと少年院で顔なじみだった「ゲリラ」という男だ。ゲリラは今の境遇のジョーを、鎖に繋がれた野良犬とののしる。それに対しジョーは、自分の意思で力石と戦うことの意味を語る。自ら選んだ闘いこそが「自由」だった。
脚本:雪室俊一 監督:富野喜幸
ジョーは西と共に、近所の林食料品店で働き始めた。一方、段平は丹下拳闘クラブに公認許可を得ようと日本ボクシング協会に出かけるが、彼の粗暴な過去にこだわる役員たちはライセンス復活を認めようとしなかった。夢を砕かれた段平は暴れ、警察に逮捕されてしまう。
脚本:雪室俊一 監督:平田敏夫
葉子は段平の身元引受人となった。ジョーの才能を認める葉子の祖父・白木幹之介は、近代的設備を誇る白木ボクシングジムに参加するよう、ジョーや段平、西を誘う。ジョーの心は揺れるが、同じジムの力石とは公式戦で戦えないという事実に気づき、彼の提案を辞退するのだった。
脚本:山崎忠昭 監督:吉川惣司
ボクシング全日本新人王選手権会場で、アジア拳闘クラブ大高会長の秘蔵っ子・ウルフ金串に目をつけたジョー。報道陣の前でウルフを挑発したジョーは、見事な右クロスカウンターを決め、一躍拳闘界の注目の的に。それこそがジョーの明日を賭けたプロデビュー作戦だった。
脚本:雪室俊一 監督:石山英児
ジョーの名前を世間が認知し、段平に会長役のライセンスが降りた。そんなとき、東橋高校ボクシング部OBでプロを目指す稲垣と出会ったジョーは、自分のボクシングがルール無用の自己流であることを思い知らされる。ジョーは稲垣にならい、初等のC級ではなくてB級のプロテストに応募する。
脚本:山崎忠昭 監督:富野喜幸
ジョーは西とともに、プロテストに臨む。だが、荒削りなままでボクシングをこなしてきたため、筆記試験は全滅。続く実技試験の相手はあの稲垣だ。無手勝流をあざけるように、経験豊かな稲垣の技巧はジョーを翻弄する。しかし、ジョーの両手ブラリ戦法をきかっけに、形成は逆転した……。
脚本:雪室俊一 監督:斎藤 博
先に合格した西に続き、ジョーは2度目のテストでプロボクサーの資格を取得。ついに2人のデビュー戦の日も決定した。ドヤ街の人々は、丹下ジムの正式な発足と彼らの合格を盛大に祝い、ジョーの胸はかつてない充実感で満たされていた。力石やウルフの持つリングは目の前だった。
脚本:雪室俊一 監督:波多正美
期待のなかでデビュー戦は開始された。しかし、先にリングに登場した西は緊張のあまりTKO負けに。続いて満場の完成に包まれ、輝くリングに立つジョー。熟練の対戦相手・村瀬に苦戦しつつも、意表を突くノーガード戦法は試合の流れを変え、ただ一撃のクロスカウンターが勝敗を決した。
脚本:山崎忠昭 監督:西牧秀雄
初勝利後、控室に奇妙な風来の医者・大井川が現れた。翌日、丹下ジムの向こう岸に診療所を建てた彼は、無償のホームドクターを買って出る。一方、ジョーは初勝利を祝う葉子からの薔薇の花束と、同じ理由で紀子がくれたスミレの花を比較し、無神経さから紀子を怒らせてしまう。
脚本:山崎忠昭 監督:富野喜幸
ジョーは3連勝を遂げるが、相変わらず丹下ジムの生活は貧しかった。そんな折、ジョーに憧れた若者・石倉が丹下ジムに入門に来る。段平は応じる気はなかったが、高額の入門料を携えた石倉をジョーは勝手に門弟にしてしまう。しかし、それは彼が大変な苦労をして貯めた金だった。
脚本:雪室俊一 監督:石黒 昇
3連敗となってしまった西は、次で負けたら引退しようと決意する。子供たちは西を励まそうと、憧れの紀子に似せた元・女形を観客席に連れて来る。またも劣勢となる西だが、声援を送るジョーの頬に男の涙を見たとき、闘志が湧き起こった。
脚本:山崎忠昭 監督:富野喜幸
ウルフは、ジョーのクロスカウンターをくらった恐怖を忘れられないでいた。大高会長はそんな彼に秘策を授ける。やがて、大高から段平に、ジョーとウルフの8回戦進出を賭けた対戦が申し込まれた。応じるジョーと段平。その頃、ウルフ側はアジア拳をあげて打倒・ジョーの秘密特訓を続けていた。
脚本:斎藤 博 監督:崎 枕
報道陣も閉め出すアジア拳の猛特訓。ジョーは、ウルフが左ストレートを使わないのでは、と考える。太郎たち5人はアジア拳視察に忍び込むが、ウルフはボロボロに痛めつけた子供たちをジョーのもとに送り届け、自ら左ストレートを放つと宣言。不敵なウルフにジョーの闘志が燃え上がった。
脚本:斎藤 博 監督:崎 枕
ゴングが鳴った。ジョーは、プロ戦初の両手ガードを見せ、一度はウルフをダウンに追い込むが、ウルフの殺人パンチもまたジョーを窮地に陥れる。段平の合図で両手ブラリに出るジョー。ウルフの左ストレートが唸り、ジョーはクロスカウンターで応じるが、それこそがウルフの狙いだった。
脚本:斎藤 博 監督:崎 枕
ジョーの右クロスを封じ、同時に右ストレートへと攻撃を切り替えたウルフ。脅威の高等技術に、ジョーは再度クロスカウンターをくじかるれる。だが、ジョーの不屈の闘志は、勝利を焦るウルフの一瞬のスキをついた。トリプルクロスカウンター……それは、奇跡の逆転勝利の瞬間だった。
脚本:斎藤 博 監督:吉川惣司
段平は密かに、ジョーと西を群馬県の温泉へ連れていく計画を進めていた。ドヤ街の連中も同行するバス旅行の途中、ジョーはラジオでウルフ再起不能の報を知る。段平とジョーはアジア拳に挨拶に行くが、大高は敗者ウルフに冷淡だった。ジョーはウルフの未来を奪った事実に心を痛める。
脚本:山崎忠昭 監督:平田敏夫