チエちゃん奮戦記 じゃりン子チエ
#6 マサルの宿替い
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画質についてあらすじ
父親の仕事の都合で、東京に引っ越すことになったマサル。栄転だと大喜びの母とは裏腹に、マサルは酷く落ち込んでしまう。そんな中、チエはマサルの腰ぎんちゃくであるタカシと共に、お別れ会のリーダーに選ばれた。協力して準備を進めるチエたちだったが、引越しが近づくにつれ、何故かマサルは学校に来なくなってしまう。
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本編
ヤクザの組開きパーティーに呼ばれることになったテツ。お好み焼き屋の社長から紋付まで借り、やる気満々でその日を迎えた。一方、誤って招待状を出してしまったヤクザたちは戦々恐々。テツの報復を恐れたあげく先にテツの家族を襲撃しようと、チエの店に乗り込む。だが、そこで彼らは、地獄の交友図を目の当たりにする。
寝ぼけたまま裸足で家を飛び出したテツ。とりあえず公園で柄の悪い男に石をぶつけて気絶させ靴を奪った。が、その男の懐から何とピストルが出てきた! さらにその現場を警官に目撃され、テツはピストル泥棒の現行犯として逮捕されてしまう。取り調べに否認するテツだが、そこにどんな犯人も白状させる「オトシの六」が現れる。
学校の宿題の関係で、ヒラメがチエの店を手伝いにくることになった。だがテツが働いていないことをヒラメに秘密にしているチエは、テツに店にいてもらいたいと思う。そのテツだが、おジィに金をせびっているところをおバァ見つかり、仕置きとして頭を丸坊主に。恥ずかしさのあまり姿をくらましていた。
テツの挙動が何かおかしい。人を殴るのはもう飽きたと言いニコニコしているが、安易には信用ならない。そんなテツが小学校に忍び込むところを偶然マサルが目撃。怪しく思い探偵気取りでテツの動向を追っていたマサルは、最近テツに関わっていた2人のヤクザが消息不明である事実を知る…
拳骨の妻の命日に花井家を訪れた竹本一家。テツも文句を言いながらも、生前よく面倒を見てくれた花井の妻のために同行した。一緒に呼ばれたミツルは、拳骨に頼まれて昔のアルバムを持参。皆の前で自分の写真を晒されたことに怒ったテツは、今度は拳骨の昔の写真を集めたアルバムを作って仕返しをしようとする。
レイモンドと手を組んだコケザルは、テツやチエをやり込めるためお化け屋敷をやることにした。コケザルはマサル親子も巻き込んで、着々と準備を進める。一方、コケザルの目論見を知ったチエは、ヒラメと共に驚かない練習を始めるが、テツだけはお化け屋敷の話を聞いてから、様子がおかしくなりはじめた。
レイモンド飛田が企画したお化け屋敷に、お化け役として雇われたテツ。ヤクザを驚かすだけの簡単な仕事に、意気揚々と出かけていく。順路の最後の井戸に潜み「お化け屋敷を通り抜けたら5万円」という謳い文句に集まったヤクザたちをテツは次々と撃退。そんな中、花井に率いられチエたちもお化け屋敷を訪れていた。
お化け屋敷で儲け損ねたテツは、レイモンド飛田に仕返しをしようと地獄組のビルへ乗り込んでいく。しかしビルはもぬけの殻で、テツを待ち構えていたのはレイモンドを探している借金取りたちだった。勝手に地獄組の保証人にされてしまったテツは、仕方なく借金取りたちを店につれて帰ってくるのだが……。
取り立てが思うようにできない借金取りたちは、脅しのため巨漢の新興ヤクザを呼び出した。やって来たヤクザは居眠り中のテツを殴って気絶させてしまう。そんなテツを尻目におバァは売上げ貢献とばかりに、調子にのっているヤクザにせっせと飲み食いをさせる。ところがそんな中、テツが目を覚ました!
チエとヒラメは、勝手に後をついてきた迷い猫を店で預かることにした。保護された白い猫の上品な様子を見たテツは、金持ちの家の猫だと思い込み、謝礼金をいただこうと画策。妙に自分になつく猫に、甲斐甲斐しく世話を焼きはじめる。しかし、一向に現れる様子のない飼い主に、テツの苛立ちは頂点に達し……。
おバァは路上で「いつでも来い。テツ」と矢印が描かれた奇妙な張り紙を発見する。おバァが矢印を辿っていくと、たどり着いたのはいつものお好み焼き屋。テツは、先日ペットショップに売り飛ばしてしまった白い猫の飼い主のヤクザを待っていたのだ。東京から仕返しに来るはずのヤクザとケンカしようと意気込むテツだが……。
テツはお好み焼き屋で東京から来たヤクザの親分と「眠ったらどんなに勝っていても儲けはパー」という超長丁場のカブ勝負を始めた。その間テツたちの注文でお好み焼きを作り続けた社長だが、疲労がピークに達し眠り込んでしまう。代わりを引き受けたチエとおバァは、負け続けるテツを救うため、ヤクザの親分のお好み焼きに眠り薬を入れることを思いつく。
「普段と違うことをして作文を書く」という夏休みの宿題に悩むチエはヒラメの提案で、電車に乗って「あてのない旅」に出ることにした。それを知ったテツは「チエが心配だから護衛をする」と嘘をつき、おジィから金を巻き上げる。証拠作りのため一応電車に乗ったテツだったが……。
「あてのない旅」から無事に帰還したチエとヒラメは、西萩の駅でマサルの母と出くわした。何でもマサルはタカシと共に、男のロマンを求める旅に出かけたまま、音沙汰が無いという。山で遭難しているに違いないと騒ぐマサルの母と共に、チエは仕方なく再び電車に乗り同じ旅先に向かうことになってしまった。
急に秋らしくなり、その物悲しい雰囲気に、センチメンタルになって思い出話などをするテツ。訪れた秋に調子を狂わされたテツは、他にも秋の影響で体調を崩している人間がいるのはずと周囲を探す。そこでテツはおバァが風邪を引いて死にそうだと聞き、大喜びで張り切りはじめた。
残暑の厳しいある日、チエの店にどこかで見覚えのある男がやってきた。その男は勝手に家に上がりこみ、流しで水浴びをするわ勝手にビールを飲むわと横暴三昧。顔に見覚えはあるものの、その男が誰なのか全く思い出せない竹本家の面々は、テツがどこかで世話になった男なのではないかと、必死に思い出そうとするのだが……。
カルメラ兄が、銀行から借りた50万円をスリに盗られてしまった。真面目に働こうとしているカルメラ兄弟のために、チエやヒラメも犯人を探して奔走する。そんな中、犯人の話を盗み聞きしたらしいコケザルがチエの元へやってきた。しかし、チエを困らせたいコケザルは、気を持たせるだけで真相を話そうとしない。
テツはカルメラ兄から金を盗んだスリが、自分を倒すために用心棒を雇っていると聞いた。ひょうたん池で用心棒の襲撃を待ち受けるテツの元に、年も押し迫った大晦日、ようやく用心棒たちがやってきた。しかし、この問題に自分たちでケリをつけたいカルメラ兄弟は、テツを石で殴って気絶させてしまう。
お好み焼き屋から、トラの掛け軸とアントニオの剥製が盗まれた。それからというもの、社長とジュニアは我を忘れた様子でアントニオを探し始める。なかなか見つからないことに周囲があせる中、大晦日にテツと渡り合った鉄板男が挨拶にやってきた。鉄板男が持ってきた菓子の包み紙には、盗まれた掛け軸にあったトラの絵が!