「アタックNo.1」の「#3 新キャプテン誕生」をフル動画で配信中!
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画質についてあらすじ
遂にバレー部との試合当日!緊張する不良グループのために、こずえが考えた驚きの作戦とは…!? 果たして試合の行方は…? 早川みどり、初登場!!
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本編
ついに開始された寺堂院との決勝戦。粘る富士見に対し、八木沢三姉妹の"稲妻攻撃"が炸裂、第1セットは寺堂院がとった。第2セット。富士見はこずえの"消えるアタック"、そして大沼とのコンビ技"ダブル回転スパイク"で対抗する。
インターハイ終了後、韓国チームとの親善試合が行われる事となり、富士見からはこずえ、みどり、大沼が選ばれる。だが、右手首の肉離れを起こしていたこずえは出場を止められる。来日したメンバーの中には、あの崔の姿があった。
怪我を押して試合に出場したこずえ。青葉の山本や白河、東南の飛垣らは、親善試合という事で真剣にプレーしようとしなかった。だが、我が身をかえりみない必死なこずえの姿を見るうち、白河は利己的な自分に疑問を抱く。
こずえを負傷で欠いた日本は、崔の新必殺技"ミサイル・スパイク"に苦戦し、韓国に第2セットを奪われてしまった。勝負を決める第3セット。韓国に押される日本。こずえは本郷に、一球だけ自分を出場させて欲しいと申し出る。
夏休みが終わり、こずえのクラスに真木村京子という転校生がやって来た。彼女は何故か、バレーボールをするこずえを目の敵にしていた。そんなある日、石松と真木村が諍いを起こしたことから、こずえは彼女に潜む非凡な反射神経に気付く。
中間テストで1位をとった真木村は、こずえへの敵意をますます強めていた。そんなある日、秋季体育祭が開かれ、こずえは真木村と障害物競走で戦うことになる。互角の勝負をする2人。だが真木村は、母と目が合うとわざと最下位でゴールした。
こずえへの敵対心からバレー部に入った真木村に、部員たちの反応は冷たい。そんななか、キャプテン大沼が部を引退することになり、こずえを後任に指名。新キャプテンとなったこずえは、初仕事として、真木村に連日ハードな特訓をさせる。
こずえと和解した真木村。頼れる新メンバーが仲間に加わった。だが、勉強第一の母は娘の入部に大反対。バレー部に乗り込んでくる。親子のわだかまりを残したまま、開始される地区予選。経験の浅い真木村はミスを連発してしまう。
地区予選を勝ち抜き、東京に向かう富士見のメンバー。だが、こずえは謎のカメラマンの影に脅え続け、練習に集中できない。ある夜、不安は現実となる。こずえは怪しい男たちによってワゴンに連れ込まれ、筋電図にかけられてしまった。
白川学園の選手に怪我を負わせてしまったこずえ。その責任を問うため、運営委員会会議が開かれる。その席上、本郷は自らこずえの選抜第1回戦の出場辞退を申し出る。相手は三条のいる神奈川女子高。こずえは大きなショックを受ける。
こずえを欠いた富士見チームは、三条を擁する神奈川女子に苦戦する。初めての大試合に緊張し、実力を発揮できない真木村を、何故か交代させようとしない本郷。一方、客席で見守るこずえは、記者席にあの謎のカメラマンの姿を見つけていた。
富士見の次の相手は沖縄の魔文仁高校。キャプテン・伊佐原の"三角アタック"に苦しめられるこずえたち。それは、空手の三角飛び蹴りを応用した必殺技だった。伊佐原には、姉が米兵に辱めを受け、自殺未遂したという悲しい記憶があった。
青葉学園が地区予選で南総高校に敗れてしまう。こずえとみどりは、青葉学園の山本から敗戦の理由を聞く。青葉は全員がスパイクをしようとしてチームワークが崩壊しでしまったのだ。青葉の山本と白河の確執はなかなかの見どころである。一方、こずえは次の対戦相手の福岡高校に対し、後に石松から「幽霊作戦」と命名される作戦を提案-はたしてその作戦の成否は……。
寺堂院の八木沢三姉妹の長女・香は引退していた。が、その穴はすでに埋められ、三位一体攻撃は健在であった。寺堂院を倒す自信を語るこずえだが、大沼前キャプテンは寺堂院のゼッケン四番は要注意、と助言する。こずえが胸に不安を抱いたまま、富士見と寺堂院の試合が開幕する。試合に出ずに不敵に笑っているゼッケン四番は、かなり不気味に映る。
寺堂院の新必殺技、四居一体攻撃に翻弄される富士見チーム。その攻撃は、三位一体の前方でゼッケン四番・川地絹子が空中回転して目くらましになるという壮絶なものだ。これに対して、やはり壮絶な作戦を思いつくこずえ。今回は、引退してコーチとなった八木沢香の采配ぶりが最大の見どころだろう。冷静でありながらも強く試合を進めていく香の姿は、勝負に生きる女性の美しさにあふれている。
こずえは寺堂院の八木沢桂の疲労の激しさに目をつけ、彼女を集中的に攻撃する。富士見に徹底的にマークされる桂の姿は涙を誘い、話が進むうちに観る者は八木沢三姉妹側に感情移入させられてしまうほど。試合終了後、桂は倒れ、担架で運ばれていく。その姿に自責の念にとらわれたこずえは、練習に身が入らなくなってしまう。勝負の残酷な-面を痛感するエピソードである。
ついに始まった決勝戦。東南学院はコンピューターで富士見のデータを完全に分析していた。強敵を前にしたこずえは、再起不能になった桂への罪悪感からスパイクが打てなくなってしまう。バレーとは一体何なのか、自問自答するこずえ。余談だが、コンピューターのデータ通りにフォーメーションを組む東南の動きは、まるで当時流行していたスペースインベーダーのようである。
桂への罪悪感からスパイクが打てなくなったこずえは、ついにベンチ入りしてしまう。一方、妹を再起不能に追いやった張本人の危機を嘲る静に、当の桂は自分はこずえを恨んでおらず、機械に負けてベンチ入りするこずえなどライバルではない、と涙ながらに語るのだった。静が伝えた桂の言葉により、自分がバレーをすることの意味を手に入れるこずえ。三姉妹とこずえのドラマは見る者の胸を締めつけずにはおかない。
ゴールデンウィーク。インターハイに優勝した富士見高バレー部の面々は、お祝いと骨休めを兼ねて奈良へ旅行に出かける。そこで石松は赤いジャンパー姿のマヤと出会う。彼女は富士見バレーブに対して悪態をつく。カミナリ族の登場やマヤが鹿をいじめるシーンなど、番外編的な見どころが盛り沢山の回である。そして、マヤの声を小原乃梨子が好演。ニヒルなマヤのキャラクターが一層協調されている。
マヤは石松に、自分たちとバレーで勝負するよう提案する。石松は受けて立つが、ほかのメンバーは勝負をする気はない。単身挑んだ石松は、6対1の不利な勝負でズタズタにされてしまう。こずえは、目隠しをしたままバイクを駆るマヤの姿に彼女が本気であると知り、その挑戦を受託する。遊びでバレーはできないとするこずえと、強い者には挑まずにはいられないマヤの意地のぶつかり合いは見物である。