『パラダイス』『プライベイトスクール』でアイドル女優として日本でも絶大な人気を獲得したフィービー・ケイツと、『愛と宿命の泉』で注目され、『8人の女たち』でヨーロッパ映画賞女優賞を受賞するなど、フランス映画界を代表する女優となったエマニュエル・べアール。この米・仏二大人気美女優が共演した奇跡のSFXファンタジック・ラブ・ストーリー。
本作の大きなポイントとなる天使役にはこの女優しかいない、と白羽の矢が立ったエマニュエル・べアールは、当時英語が不得手だったために、本作品のオファーを断ろうとしていたが、天使なのでほとんど台詞がないということから引き受け、本作品でハリウッド映画デビューとなった。その美しさは観る者を魅了し、本当に天使がこの世に存在したかと錯覚させるほどのビジュアルで、1988年の日本公開時にも大きな話題となり、日本のサントリーのCMにも出演している。
共演は、本作品で映画初主演となるマイケル・E・ナイト、『ノーマ・ジーンとマリリン』のデヴィッド・デュークス、『ハイランダー2/甦る戦士』のフィリップ・ブロック。 監督・脚本は『13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!』のトム・マクローリン。撮影を『エイリアン3』のアレックス・トムソン、特殊効果を『スター・ウォーズ』シリーズ、『レイダース失われたアーク』『ゴーストバスターズ』ほか、1980年代のアメリカ映画におけるSFXアーティストとしてその名を轟かせていた、アカデミー特殊効果賞4度受賞の巨匠リチャード・エドランドが手掛けた。