獣神演武 HERO TALES
第拾七幕 父子(おやこ)の絆
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画質についてあらすじ
岱燈達は蓮通寺に到着した。あくる日、岱燈は久々に父、曹栄と2人で見回りに出る。そこで岱燈は曹栄に汰臥帝と出会ったいきさつを話した。すると曹栄は「今ならもう話してもいいだろう」と岱燈の出生の秘密を語り出すのだった・・・。
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まとめ買い
武曲の宿業(さだめ) / 操気の契り / 五神闘士 / 病みし帝国 / 紅き英傑 / 哀しみの禄存 / 渓谷に木霊するは・・・ / 帝都にさす影 / 孤独なる皇帝 / 北辰紀記 / 月下の煌き / 二天神尊 / 闘牙回頭 / 破軍の道標(みちしるべ) / 天(あま)食む貪狼 / 父子(おやこ)の絆 / 蓮通寺炎上 / わかたれし星 / 動乱の幕開け / 悲憤の白衣(びゃくえ) / 帝都錯綜 / 激突 / 暴走せし宿業(さだめ) / 貪狼神 (とんろうしん) / 演武の果て
武曲の宿業(さだめ) / 操気の契り / 五神闘士 / 病みし帝国 / 紅き英傑
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月下の煌き / 二天神尊 / 闘牙回頭 / 破軍の道標(みちしるべ) / 天(あま)食む貪狼
父子(おやこ)の絆 / 蓮通寺炎上 / わかたれし星 / 動乱の幕開け / 悲憤の白衣(びゃくえ)
帝都錯綜 / 激突 / 暴走せし宿業(さだめ) / 貪狼神 (とんろうしん) / 演武の果て
本編
北辰七星の「破軍」「貪狼」の二星は、相争い地上の覇を唱える荒星である。「破軍」の宿業を背負う岱燈は蓮通寺で暮らしていた。もう一つの荒星「貪狼」である賢帝国の将軍、慶狼は蓮通寺に向かう。宿業によってか、二星が賢嘉爛舞の前で激突する・・・。
「破軍を始末せよ」との慶狼の命を受けた薄気味の悪い男、史明は蓮通寺へ向かった。千里眼の魔刀「萬祥史明」の妖しい術によって頼羅を操られ、また自らも動きを封じられた岱燈は窮地に陥る。まさに頼羅の命が危機に瀕したその瞬間、岱燈の身に異変が起こる!
岱燈、劉煌、頼羅の三人はとある港町に立ち寄った。岱燈らは、豪雨により巨石「聖熊」が今にも崖から崩れ落ちそうだという知らせを聞き、渦津団に町の人を避難させてくれと頼むのだが、無下に断られてしまう。岱燈は、「聖熊」の崩落を食い止めようと一人、山に向かうのだが・・・。
岱燈たちは旅の途中、、賊の用心棒をしてる鳳星という腕の立つ弓使いと出会う。鳳星はやたら調子の良い男で、頼羅に一目惚れする。その夜、武器庫で「霜纏弓」を探す鳳星の前に現れる劉煌の紋様に反応し、鳳星の弓を持つ手の甲に「禄存」の紋様が浮かび上がる・・・。
賢帝国の重臣、闘核は蓮通寺を襲った慶狼の行動が賢嘉爛舞を狙ったものではないかと疑惑を抱く。しかし、汰臥帝は闘核には追求するすべが無い。岱燈は景州で一番大きな町で李延という少年と出会う。翌日、李延に財布を盗られ頭に血が昇った三人の男が現れる・・・・。
鳳星は、岱燈達を連れ、霜纏弓を手に入れた事を報告するため師匠、紅英の元に向かった。紅英はその知識と眼力から「益陽に知識の泉あり」と謳われる人物であった。紅英は、「自分を律する事が出来なければ、使う資格は無い」と岱燈に厳しく忠告をするのであった・・・。
史明に捕まった鳳星は「岱燈を殺さなければ紅英もろともお前を殺す」と脅しを受けるが、隙を突き自力で脱出する。史明はすぐさま屍人を追っ手として放つ。屍人には普通の攻撃が効かず、鳳星には逃げるしか術が無い。山中を逃げる鳳星は、岱燈と劉煌に出会う。
親代わりの紅英を失った悲しみからか、鳳星の様子がおかしい。岱燈たちは、鳳星を元気付けようと相談をする。岱燈は「腹一杯喰えば元気が出る」と一人でさっさと食材を探しに行ってしまう。残った劉煌は、頼羅に手料理を作ってはどうかと提案する。
岱燈たちは統悠寺で劉煌の師匠、劉匠と賄いをしている美女、麟盟に出会う。その夜、岱燈はこれから慶狼を倒しに行くと言い出す。劉煌は必死に止めるのだが岱燈は聞き入れない。見かねた麟盟が岱燈に手合わせを申し出ると、彼女の身体に五神闘士「巨門」の紋様が・・・。
岱燈は、皇帝の人となりを自ら確かめようと思い立つ。皇帝の居城、蔡緋城に一人忍び込む岱燈。城内を徘徊しているうちに、岱燈は足を滑らし屋根から見たことのないような豪華な浴室へ落ちてしまう。湯気に煙る中、岱燈は自分と同じ年頃の少年と出会う・・・。
岱燈は操気法・内伝の気の練り方を掴みつつあった。だが、未だ慶狼には及ばない。修行に打ち込む岱燈を劉匠は、天儀院へと連れて行く。賢帝国の歴史と破軍の関わりを岱燈に聞かせ「この時代に破軍として生を受けた意味を考えよ」と諭すのであった。
劉煌は、友情と宿命の狭間で揺れていた。星の宿業に従い破軍と貪狼の衝突を防ぐためには、岱燈を裏切ることになるかも知れない。兄のように慕う典医の将鶴に相談しに行くが悩みは深まるばかりであった。
統悠寺を慶狼率いる玄狼党の軍勢が襲う。岱燈達は、統悠寺の修行場「寂光窟」へ走り難を逃れた。自らの出生に関する事実に苦悩する劉煌は、逃げる足元も覚束ない。と、その時、岩壁を突き破り慶狼と孔凋が現れる・・・。
岱燈は気がつくと「闘牙」の船上に居た。玄狼党の襲撃からなんとか逃れることができたらしい。岱燈は、自らが破軍であるために紅英や周囲の人々の運命を狂わせてしまった思い込んでしまい、思い詰める岱燈。「俺は、もう破軍でいたくない!」闘牙に岱燈の悲痛な叫びが響く・・・。
「北辰天君とは何なのか?」岱燈は破軍としての宿業の重さに耐えられず、自らの星を否定してしまう。そして、そのせいか操気法が使えなくなってしまった。苦悩する岱燈に虎楊は、「あの山の頂から、見えるもの・・・それが一つの答えだ」と道を示す。
汰臥帝は慶狼の娘、侘姫との婚姻を宣言し、帝国を立て直す事を決意する。一方岱燈達は、村を焼き払った盗賊、馬五兄弟率いる馬頭門と出会ってしまう。汰臥帝は内側から、そして自らは外側から国を変えるため、岱燈はまず目の前の馬頭門と対決する・・・。
岱燈達は蓮通寺に到着した。あくる日、岱燈は久々に父、曹栄と2人で見回りに出る。そこで岱燈は曹栄に汰臥帝と出会ったいきさつを話した。すると曹栄は「今ならもう話してもいいだろう」と岱燈の出生の秘密を語り出すのだった・・・。
玄狼党が再び蓮通寺を襲撃。趙香率いるくノ一軍団は寺に火を放ち、その隙を突き孫寧を捕らえる。趙香は孫寧を人質に「一人で来い」と岱燈に命じる。岱燈が孫寧の元にたどり着いたその時、孫寧は萬詳史明の気配を感じ取る。
岱燈達はある村に立ち寄った。聞けばこの村の鉱山に新たに金鉱脈が発見されたという。自分たちで鉱山を守りながら今は汰臥帝の婚姻のための貢物を採掘していると言う。そこに玄狼党が現れ、村人を守るため戦う岱燈。玄狼党員を退けたその時、岱燈の耳に懐かしい声が響く・・・。
汰臥帝と侘姫の婚姻により皇帝の義父となった慶狼は、宮中を掌握すべく政敵である闘核に謀反の濡れ衣を着せる。その為、闘核は統悠寺に幽閉されてしまった。最早、宮中は慶狼の意のままとなる・・・。