翔べ!必殺うらごろし
第23回 悪用した催眠術!先生勝てるか
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画質についてあらすじ
おばさん(市原悦子)の捜し求める子ども・新太(池田真司)は熊谷宿にいた。正直者のそば屋夫婦(平井昌一、松木路子)にひきとられていたのだが、そのそば屋夫婦の店をのっとろうと、遊女屋の主人・利兵衛(浜田晃)らが悪計をめぐらした。おばさんは子どもの幸せのために身体を張ってそれを防ごうとするが………。
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まとめ買い
仏像の眼から血の涙が出た / 突如、奥方と芸者の人格が入れ替った / 突然、肌に母の顔が浮かび出た / 生きてる娘が死んだ自分を見た! / 母を呼んで寺の鐘は泣いた / 男にかけた情念で少女は女郎に化身した / 赤い雪を降らせる怨みの泣き声 / 足の文字は生まれた時からあった / 家具が暴れる恐怖の一夜 / 女は子供を他人の腹に移して死んだ / 人形が泣いて愛する人を呼んだ / 木が人を引き寄せて昔を語る / 手が動く!画家でないのに絵を描いた / 額の傷が見た!恐怖のあしたを / 馬が喋った!あんた信じるか / 病床で危篤の男が銭湯にいた! / 美人画から抜け出た女は何処へ? / 抜けない刀が過去を斬る! / 童が近づくと殺人者が判る / 水探しの占い棒が死体を見つけた! / 夜空を飛ぶ女が見た悪の罠 / 死人が知らせた金のありか / 悪用した催眠術!先生勝てるか
仏像の眼から血の涙が出た / 突如、奥方と芸者の人格が入れ替った / 突然、肌に母の顔が浮かび出た / 生きてる娘が死んだ自分を見た! / 母を呼んで寺の鐘は泣いた
男にかけた情念で少女は女郎に化身した / 赤い雪を降らせる怨みの泣き声 / 足の文字は生まれた時からあった / 家具が暴れる恐怖の一夜 / 女は子供を他人の腹に移して死んだ
人形が泣いて愛する人を呼んだ / 木が人を引き寄せて昔を語る / 手が動く!画家でないのに絵を描いた / 額の傷が見た!恐怖のあしたを / 馬が喋った!あんた信じるか
病床で危篤の男が銭湯にいた! / 美人画から抜け出た女は何処へ? / 抜けない刀が過去を斬る! / 童が近づくと殺人者が判る
水探しの占い棒が死体を見つけた! / 夜空を飛ぶ女が見た悪の罠 / 死人が知らせた金のありか / 悪用した催眠術!先生勝てるか
本編
太陽を信仰する不思議な行者、“先生”(中村敦夫)は祠の前で、木綿針の行商女“おばさん”(市原悦子)に出会うが、その祠の中では、仏像が目から血の涙を流し続けていた。恐れた村人達は、最近村に住みついた足抜け女郎のお鶴(栗田ひろみ)と悪人の千吉(小林芳宏)のたたりだと思い込み、二人を追い出そうとする。そこに男装の流れ者“若”(和田アキ子)、香具師のチンピラ・正十(火野正平)、流れ巫女のおねむ(鮎川いづみ)が現われて、先生らと共に、仏像の一件の因果を探る――。
遠く離れた江戸と上州で、同時に異変が起った。柳橋の芸者・染香(左時枝)と、上州漆ヶ原の代官・山地(新田昌玄)の妻、琴路(小山明子)の人格が突如、入れかわったのだ。先生(中村敦夫)は、これは人間の苦悩がこうじての変身現象だと察し、若(和田アキ子)らと共に上州に向かう。実は、琴路は夫の悪行に苦しんで………。
先生(中村敦夫)らは、父の仇を求めて旅する若侍・真之助(伊藤幸雄)と出会った。真之助は、幼い時、病気の母・志乃(弓恵子)を祈とうした旅の僧・弁覚(藤岡重慶)に父を殺されて、母を奪い去られたのだった。志乃は今は、小料理屋の酌婦に身を落とし、弁覚の情欲に引きずられて生きていた――。
油問屋・百舌屋の娘・うめ(泉じゅん)は、血まみれのもうひとりの自分の影におびやかされていた。先生(中村敦夫)は、それはうめが自分の死を予感しての“影の病い”だと霊視する。実は、うめは、身代を狙う義母のくに(中島葵)と医者の宗丹(近藤宏)に毒を飲まされていたのだ。彼女の父親も同じ手で、毒殺されていた――。
松葉屋の女郎・おそで(白川和子)は、娘のおちよ(松村郷子)の声に引き寄せられて女郎屋を飛び出し家に戻るが、おちよの姿はなかった。そのころ先生(中村敦夫)一行は、寺に納められた新しい鐘がひとりでに鳴り出すというおかしな事件を目にする。しかもおそではこの鐘の音に引き寄せられているらしい。実はおちよは、この鐘を作る時、炉の中に放りこまれていたのだ――。
旅宿・さいか屋の若旦那の孝之介(風戸佑介)は女郎のお葉(大関優子)と深い仲になり、父親の清兵衛(林幸一)を困らせていたが、ある日、ふたりは心中死体となって発見された。清兵衛の遠縁の娘で、かねて孝之介に思いを寄せていた鞠(久永智子)は、その日から様子がおかしくなった。先生(中村敦夫)は、そんな鞠とともに、孝之介とお葉の死因を霊視、ふたりが殺されたことを知る。
天下一の陶芸の名匠・陶夢斉の窯のあった窯ヶ窪に赤い雪が降り、人々は脅えた。山番の仁助(山谷初男)の幼い娘・おゆき(大川かずみ)は赤い雪が降るとひきつけをおこして泣き叫んだ。先生(中村敦夫)は、かつて窯ヶ窪で殺された人問の怨みがおゆきにとりつき、赤い雪が降るのだと察した。実は生きているはずの陶夢斉一家は四年前、窯ヶ窪で殺されていた。
先生(中村敦夫)は役人に追われる百姓娘・おさき(吉本真由美)の足の裏に“ふみ”という字が浮かび出ているのを見た。鳥追い女のおたみ(野口ふみえ)は、そのおさきを、十八年前に悪代官のため皆殺しされた名主のひとり娘・おふみの生まれかわりだという。
おふみの母は、生後間もなく殺される運命となった娘の足の裏に血で名前をかき「生き返って…」と祈ったのだ。
ひとりでに家具が動き出すという不気味な家に、嵐の夜、難をさけて奇妙な人物が集った。米問屋に押し入って主人夫婦を殺し二千両を奪った辰次と鬼吉兄弟、彼らを捕えた同心の宮本(剣持伴紀)ら四人の捕手。炭焼きの老人・松造(伊達三郎)と盲目の巡礼娘お春(おおみかよ)。先生(中村敦夫)一行もいた。やがて下っ引き二人が次々と何者かに殺され、床の下からこの家の主・茂作(大竹修造)の女房の死体と二千両がみつかった――。
侍に追われる身重のお京(早川絵美)と出会った直後、おねむの腹が突然大きくなった。先生(中村敦夫)は、お京が殺される直前、腹の子を助けたいと祈り、お京の子がおねむの腹に移ったのだと霊視する。旗本・坂崎(天津敏)の女中だったお京は、坂崎に手ごめにされて身ごもり、あげくのはて殺されたのだ――。
若侍の菅谷(大林直樹)は、二年前、江戸吉原の女郎屋の下働き・白梅(淡城恭子)と恋におち、白梅そっくりの人形を作らせて国もとに帰ってきた。以来、菅谷は身受けの金を月々貯えては、女郎屋に送り続けていたが、ある日、人形が泣いて「助けて!」と彼にしがみついた。白梅の身に異変がおこった事を察した先生(中村敦夫)は、菅谷と共に江戸に向う――。
白蛇の滝に行に出かける途中、先生(中村敦夫)が手にした旗竿が超人的な力で何物かに魅きよせられる。旗は樹令数千年という巨木の切り株でピタリと止まった。先生が切株に手をあてると、赤ん坊を奪われて殺された夫婦の怨みの声が聞こえた、一方、田川藩のお抱え能面師の嘉平次(岩田直二)と娘の多美(佐藤万理)は、打ちかけの面が突如、うめき声を発したのに驚く――。
昼あんどんの同心・平山主水(小坂一也)は、絵師の浮世亭(松村彦次郎)を捕えるが、その時から自分の意志に反し、勝手に手が動いて浮世亭の絵とそっくりの悪事を告発する絵を描き出すのに驚く。先生(中村敦夫)は、それは浮世亭の思いが平山にのり移ったからだと霊視した。一方浮世亭の娘のおけい(松田晴世)は父の描いた絵の怨みを、人々に詠じ語っていたが………。
小料理屋でのけんかをのぞきに行った正十(火野正平)がケガをした。とんできた茶碗が眉間に当たったのだ。居合わせた老人・仁平(岡田英次)に助けられて宿に戻った正十を見て、先生(中村敦夫)は「額を傷つけると、一時的に霊の働く事がある」と正十に告げる。その言葉通り、眠った正十は自分の将来の出来事を夢で予見し、しかも夢と同じ事が現実におこる――。
馬子の孫市(横山あきお)は、関八州見廻り役として安中宿に赴任する途中の山岸友之介が、浪人の黒井軍十郎(清水紘治)に殺されるのを見た。孫市はこの一件を代官所に届けに行くが、そこで山岸になりすました黒井と出くわす。そのころ、孫市の愛馬・イチが“助けてくれ!”と声を発した。それを聞いた先生(中村敦夫)は、孫市の身に異変がおこった事を知る。
病床についていた米問屋・越後屋の隠居の藤兵衛(須藤健)が死に、遺言で千両が銭湯で三助をしている朝吉(鶴田忍)に贈られた、藤兵衛には、バクチ狂いの息子の利助(本郷直樹)と、浮気に身をやつす嫁いだ娘のお孝(今出川西紀)がいたが、藤兵衛は朝吉を可愛がり、病床にありながら、朝吉に会いたさのあまり霊が働いて、姿を銭湯に現わすほどだった。先生(中村敦夫)は藤兵衛の死は他殺と霊視する。その犯人は――。
評判の絵師・英斉が描いた美人画に異変がおこった。絵の中の芸者・〆香の姿がこつ然と消えたのだ。しかも、英斉と〆香は四日前に心中していた。先生(中村敦夫)は〆香の妹で半玉の胡蝶(早乙女愛)が姉の形見の扇を手に踊っている姿を見た。扇はあたかも誰かが操っているかのように、胡蝶に踊りを教えていた。絵から抜け出した〆香の霊は、妹をはげまし、役者・雪之介の毒牙から胡蝶を守ろうとしていたのだ。
三年前、何者かに殺された安田一輝が率いていた一輝塾の門下生達は、藩政改革のため、家老の井手陣基を討ちとろうと計画を練っていた。そんな城下町にやってきたおばさん(市原悦子)は、かつてこの町に来た事があると感じる。しかも、一輝が死んで以来、誰も抜けなかった一輝の大刀におばさんがさわると、刀はスルリと抜けた。先生(中村敦夫)が刀を霊視すると、思いがけない事実が浮かび上がった。
一年半前に殺された山番・権八の幼い息子・芳平(松本正樹)は、父の死以来、殺しの犯人を見ると目をまっ赤にして「人殺し」と絶叫するという超能力を持っていた。権八の兄の十手持ち・権三(戸浦六宏)は芳平の超能力を使って、権八殺しの犯人捜しにやっきとなっていた。先生(中村敦夫)は、芳平の身を案じるが、そんな矢先、芳平は代官の前で、血の涙を流し「人殺し」と叫んだ――。
水飢饉で苦しむ下村は、水門の権利を握る上村との間に争いがたえなかった。そんな矢先、下村の村はずれに住む老婆・常(日高澄子)は、先が二またに分れた占い棒で水脈を探しあて、江戸で治水工事を学んで帰ってきた常の伜の耕助(若尾哲平)は、村人とともに工事にとりかかろうとする。が、仏の庄屋と呼ばれる仁右衛門(稲葉義男)は、なぜかあわてて代官所にかけこんだ。先生(中村敦夫)が不審に思った矢先、耕助は殺された――。