バッド・ネゴシエーター

マイケルは警察官。署の交渉人を務めていた。彼が6ヵ月の休職を経て現場に復帰した当日、銀行強盗が起きる。犯人は銀行員や客を人質に取り、立てこもった。ところがほどなくして、マイケルはその犯人が長く疎遠の兄、ジェシーだと知る。実は何年も前、ジェシーを監獄送りにした張本人がマイケルだった。人質の中には警察官がいた。それを知ったジェシーは警察に対し有利に振る舞う。突入できないSWATを横目に、ジェシーは銀行からの逃走準備を着々と進めた。ジェシーと交渉を続けるマイケル。ジェシーは2人の子供時代に起きた“ある事件”と、マイケルの6ヵ月の休職について話しだし、マイケルは感情を高ぶらせていく。ジェシーは銀行強盗をきっかけとして、この街の汚れた秘密を暴露しようとしていたのだ。ジェシーと警察のにらみ合いは続く。人質は救出できるのか。そして、ジェシーの真の狙いは何なのか・・・