あらすじ

明治中頃の名古屋。四年に一度の熱田神宮勧進賭博の胴元を仕切る西之丸一家に草鞋をぬぐお竜。そんな中、胴元の権利を狙う金原一家がいた。金原は西之丸一家親分・杉山の一人息子・次郎を捉え、胴元の権利を強請ろうとするが、それを阻止するお竜。そして西之丸一家親分・貞次郎が勧進元と二人の命をサイコロで決めようと提案する。勝負に勝つお竜。その腹いせに金原一家は草鞋を脱いでいた花岡彰吾に一宿一飯の義で斬り捨てるようにいう金原。心ならずも彰吾は貞次郎とのサシの勝負となり、意識的に急所を外したドスで重傷を負う貞次郎。なんとか勧進賭博開催の当日をむかえ、苦痛を堪えながらも無事挨拶を済ませ、息を引き取る貞次郎。悲しみに沈む西之丸一家をさらなる悲劇が襲う。熱田神宮へ奉納金を納めにいった代貸以下数名が金原一家に斬殺され、金を奪われたのだった。お竜は拳銃を、彰吾はドスを手に二人は決意する・・・。

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本編

緋牡丹博徒 一宿一飯

緋牡丹博徒 一宿一飯

  • 95分 
  • 2日間 330 pt 〜

明治17年の秋。上州富岡の農民たちは高利貸の倉持に収穫物を借金のカタに取られて困っていた。やがて倉持が農民に襲われるという事件が起こり、戸ヶ崎組が乗り出して農民をなだめる一方、戸ヶ崎の舎弟笠松一家が事態収拾に当った。そんな時、笠松の賭場では背中に弁天の刺青を入れたおれんが、胴元を危うくするほどつきまくっていた。そこで笠松は緋牡丹お竜に応援を頼み、見事な手並みでおれんを負かすのだった。 一方、笠松はひそかに倉持と結託し、上州一帯の生糸元締め会社の設立を図っていた。この計画を知った戸ヶ崎は、笠松一家に殴り込みをかける。 それを聞きつけたお竜が戻った頃には、既に上州は日の出の勢いの笠松一家の勢力圏になっていた。戸ヶ崎組の若頭・勇吉を助けたお竜は、笠松一家の報復を受け窮地に追い込まれる。そこを偶然通りかかったのは、風間周太郎という一匹狼だった...。