あらすじ

渡世修行の旅を続けていたお竜が7年振りに故郷の熊本へと帰り、念願の矢野一家が再興される。ちょうどその頃、九州筑豊地方は日本有数の炭田が開発され、川船に代わり筑豊鉄道の敷設が着々と進んでいたが、生活の糧を奪われる川人足たちの抵抗を受けていた。そんな中、矢野組初仕事として、敷設工事に着手する。だが、この仕事の遂行の特典として、今後の九州一円の敷設工事の優先権が与えられるため、川人足元締・赤不動の勘助との和解を卑劣な手段で邪魔してくる宝満組の荒木田。遂には、鉄道開会式の一番列車を脱線させ、お竜たちの命までをも狙う。お竜を庇い、その凶行に倒れる勘蔵。もはや黙過できなくなったお竜は矢代とともに宝満一家へと乗り込むのであった…。

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本編

緋牡丹博徒 花札勝負

緋牡丹博徒 花札勝負

  • 98分 
  • 2日間 330 pt 〜

明治中頃の名古屋。四年に一度の熱田神宮勧進賭博の胴元を仕切る西之丸一家に草鞋をぬぐお竜。そんな中、胴元の権利を狙う金原一家がいた。金原は西之丸一家親分・杉山の一人息子・次郎を捉え、胴元の権利を強請ろうとするが、それを阻止するお竜。そして西之丸一家親分・貞次郎が勧進元と二人の命をサイコロで決めようと提案する。勝負に勝つお竜。その腹いせに金原一家は草鞋を脱いでいた花岡彰吾に一宿一飯の義で斬り捨てるようにいう金原。心ならずも彰吾は貞次郎とのサシの勝負となり、意識的に急所を外したドスで重傷を負う貞次郎。なんとか勧進賭博開催の当日をむかえ、苦痛を堪えながらも無事挨拶を済ませ、息を引き取る貞次郎。悲しみに沈む西之丸一家をさらなる悲劇が襲う。熱田神宮へ奉納金を納めにいった代貸以下数名が金原一家に斬殺され、金を奪われたのだった。お竜は拳銃を、彰吾はドスを手に二人は決意する・・・。