「フランダースの犬」の「第49話 描けたよおじいさん」をフル動画で配信中!
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画質についてあらすじ
ついに、ネロはおじいさんの絵を描き上げた! おじいさんの墓前に完成の報告をしたネロは、アントワープまで絵を出品しに行く。公会堂に集まった人の多さに驚くネロ。そして、家へ戻ったネロを迎えてくれたのはミシェルだった。
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本編
アロアの家に親戚のアニーが、イギリスからやって来た。アロアの父はアニーのような礼儀正しさや教養をアロアにも身につけさせたいと、イギリス留学の話を切り出す。それを知り、ショックを受けるネロ。アロアは両親に猛反対するが・・・・・・。
アロアのイギリス行きが中止となり、ネロもホッとした。ネロは、アロアがアニーから贈られたプレゼントを分けてくれると言った時、「アロアがいなくなる時にもらうよ」と話す。それはネロなりの思いやりだったが、アロアを怒らせてしまうのだった。
ネロの思いやりを知ったアロアは、すぐにネロと仲直りをした。アロアの誕生日に、おじいさんは、ネロにお金を渡す。しかし、町ではいいプレゼントが見つからず、ネロは森へ行き、アロアの大好きな花を探してプレゼントする。
誕生日のお祝いに自分を描いて欲しいとアロアに頼まれたネロ。しかし、約束の日にネロはおじいさんの代わりに、村中総出の牧草刈りへと出かけなければならなかった。仕事を終え、約束の絵をやっと描き始めたネロは、おもいがけずコゼツから叱られてしまう。
ある日、アロアがどこかへ姿を消し、村中が大騒ぎになる。知らせを受けたネロは心当たりを必死に捜し回った。そして夜になって、風車小屋にアロアの匂いをパトラッシュが嗅ぎ取った。アロアは寂しくなって、泣かないように練習をしていたのだった。
アロアはイギリス行きを決心した。ネロとアロアは市場の地図屋ロンドンまでの距離を確かめた。地図の上では、指の間に収まるほどの距離しかない。ネロとアロアは、たとえ遠くに離れても心は近くにいるのだと気が付き、笑顔を交わし合う。
アロアが村を離れてひと月。ネロはアロアからの便りが来ないかと毎日のように待ちわびるが、なぜか来なかった。そんなある日、コゼツのもとにアロアからの小包が届く。そこには両親宛ての手紙と、ネロへのクリスマスプレゼントが入っていた。
季節は厳しい冬。いつものように牛乳を運んで町へ向ったのだが、荷車の車輪が壊れて立ち往生してしまう。そんなネロたちを馬車で通りかかった親切な貴婦人が助けてくれた。数日後、ネロは偶然婦人と再会し、婦人を美術館に案内する事になる。
アントワープの教会には、大好きなマリア様を描いた画家の絵がほかにもあると知ったネロ。それを見たくて、仕事帰りに早速教会へ向かったが、絵を見るには 銀貨が必要なのだという。ネロはカーテンの前にただ立ち尽くすのみだった。
ルーベンスの絵が見たい。そんなある日、いつか雪道で助けてくれた婦人と出会う。婦人はネロが絵を描くのが好きだと知って、一緒に教会の絵を見ようと誘ってくれた。嬉しさに震えるネロだったが、約束の朝おじいさんが突然の病に倒れてしまう。
ある日、森に出かけたネロは、ケガをして倒れているミシェルを見つけた。つきっきりでミシェルを看病するネロ。そこへノエルが見舞いにやって来た。ノエルはネロに、将来は何になりたいか訊ねるのだが・・・・・・。
一人でカシの木を伐ってみると決心したネロは、看病をしながら内緒で木を伐り始める。コゼツは、ハンスからミシェルが働かないのはネロのせいだと聞き、おじいさんに文句を言う。一方ネロは重労働だったが、決してあきらめずついには木を切り倒したのだった。
ミシェルがおじいさんに、ぜひネロを木こりにしたいという。けれども、おじいさんはどうしてもネロにその話が出来ない。その頃、ヌレットおばさんが、娘から一緒に住もうと誘われたが、まだ世話にはならないと張り切って働いたせいで寝込んでしまった。
ヌレットおばさんは、ついに娘夫婦と一緒に暮らす事を決心した。クロと共に牛乳運びを終えてかけつけたネロに、おばさんはクロを預けるという。クロを大切に育てる事を約束 し、ネロは母親代わりでもあったおばさんに別れを告げる。
アロアが帰ってくるという話を聞いたネロは、その日を心待ちにしていた。当日、たまらずにネロはアントワープの港へとかけつける。しかし、船にアロアの姿はなかった。出迎えに出ていたコゼツたちの様子もおかしい。ネロは不安になるが・・・。
アロアは病気になって帰ってきた。青白くやつれたアロアとの再会に、ネロの心は痛む。アロアは、大好きなネロとパトラッシュを夢に見ながらうなされていた。その様子に、医者はアロアを村へ帰す事をコゼツたちに勧める。ネロは薬草を届けようとするが・・・。
村に戻ったアロアは、すっかり元気になった。しかし、コゼツの目もあり、まだ思うようには会えない。そんな折アントワープの町で絵のコンクールが開かれるという。1位に選ばれると200フランの賞金が出る上に、絵の勉強も出来るのだ。ネロの胸は高鳴った!
夜遅くまでスケッチブックに向っていたため寝坊してしまったネロは、学校に行くアロアの馬車に乗せてもらうことに。しかし、そのためにアロアが遅刻をしてしまい、怒ったコゼツはおじいさんを呼び出し、ネロが絵を描く事をとがめる。
毎日アントワープに通いながらも、ネロとアロアはなかなか会えずにいた。そんな2人の心をジョルジュたちが毎日揚げる白い旗がつなぐ。ある日アロアは、アントワープからの帰り道を一人で歩く事になり、ネロの想像以上の重労働を実感するのだった。
絵を描いている間、おじいさんは町で働いている。ネロは自分の知らぬ所でおじいさんが苦労している事実をコゼツから聞かされ、大きなショックを受けた。そんなネロに、おじいさんは働くのが楽しく、少しも苦にならないと話す。