花の告発~煙雨に仇討つ九義人~

第4話 劉薪(りゅうしん) 貴婦人を愚弄する

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  • 46分
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あらすじ

7年後、出獄の日を迎えた劉薪。劉薪が呉廉への恨みから復讐を企てるのではないかと考えた知府(ちふ)・陳之遠(ちんしえん)は、劉薪にバカな真似はしないよう言い聞かせる。しかし劉薪は、陳之遠の話に耳を傾けず、仲間たちの協力を得て、宴(うたげ)へ向かう呉廉の籠の前に立ちはだかる。陳之遠の配下に追い詰められ窮地に陥る劉薪だったが、暗闇から何者かの助けを得て逃げ延びる。矢文に書かれた駅站(えきたん)へ向かった劉薪を待っていたのは、思いがけない人物だった。

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本編

第1話 藺如蘭(りんじょらん)の恋 煙雨繍楼(えんうしゅうろう)に散る再生
第1話 藺如蘭(りんじょらん)の恋 煙雨繍楼(えんうしゅうろう)に散る
  • 36分 字幕 
  • 無料

藺如蘭(りんじょらん)は大勢の仲間たちとともに煙雨繍楼(えんうしゅうろう)で繍女(しゅうじょ)として刺繍(ししゅう)を学んでいた。楼主の呉廉(ごれん)は腕の良さで知られ、繍女たちのあこがれの存在であり、藺如蘭もまた淡い恋心を抱いていた。ある日、繍女の1人、丁茹(ていじょ)が井戸で死んでいるのが見つかる。丁茹の死に疑問を抱いた藺如蘭は、原因を調べようとするが、親友の孟宛(もうえん)にたしなめられる。どうしても納得できない藺如蘭は丁茹の部屋へ行くが、そこである薬の処方箋を見つけてしまう。
第2話 徐(じょ)夫人 寧国公(ねいこくこう)府へ行く

第2話 徐(じょ)夫人 寧国公(ねいこくこう)府へ行く

  • 51分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年後、孟宛は徐之暘(じょしよう)の側妻(そばめ)として暮らし、病床に伏す正妻の顧曼姝(こばんしゅ)を看病していた。ある夜、孟宛は藺如蘭が井戸の中へ落ちていく夢をみて、はっと目を覚ます。するとそこへ、顧曼姝が亡くなったことを侍女が知らせに来る。葬儀の準備が進む中、孟宛は山中のある場所を訪れる。それは、藺如蘭の墓だった。顧曼姝の遺言により、孟宛は顧曼姝の実妹として、徐之暘の正妻となる。そして正妻の身分を得た孟宛が向かったのは、寧国公(ねいこくこう)府だった。
第3話 藺(りん)家の娘 恩師を訴える

第3話 藺(りん)家の娘 恩師を訴える

  • 51分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年前、淮州(わいしゅう)府の捕頭・劉薪(りゅうしん)は丁茹の死を調べるために煙雨繍楼へやって来る。丁茹がただの事故死ではないことに気づいていた劉薪だが、遠回しに呉廉を恐喝し、心付けをもらっただけで帰ってしまう。一方、藺如蘭は孟宛が呉廉を誘惑したのだと思い込んでいた。だが孟宛によれば、呉廉は多くの繍女を手込めにしたという。藺如蘭が呉廉の部屋に押し入り、事の真相を問いただすと、呉廉は本性をあらわにした。藺如蘭は激しい怒りに震え…。
第4話 劉薪(りゅうしん) 貴婦人を愚弄する

第4話 劉薪(りゅうしん) 貴婦人を愚弄する

  • 46分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年後、出獄の日を迎えた劉薪。劉薪が呉廉への恨みから復讐を企てるのではないかと考えた知府(ちふ)・陳之遠(ちんしえん)は、劉薪にバカな真似はしないよう言い聞かせる。しかし劉薪は、陳之遠の話に耳を傾けず、仲間たちの協力を得て、宴(うたげ)へ向かう呉廉の籠の前に立ちはだかる。陳之遠の配下に追い詰められ窮地に陥る劉薪だったが、暗闇から何者かの助けを得て逃げ延びる。矢文に書かれた駅站(えきたん)へ向かった劉薪を待っていたのは、思いがけない人物だった。
第5話 藺如蘭(りんじょらん)直訴の太鼓を叩(たた)く

第5話 藺如蘭(りんじょらん)直訴の太鼓を叩(たた)く

  • 50分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年前、劉薪から証拠がなければ事件を審理できないと言われた藺如蘭は、丁茹の両親を訪ねて証言を頼む。だが事が表沙汰になるのを恐れた丁茹の父親にきっぱり断られる。意気消沈する藺如蘭の前に、袁(えん)家の家妓(かぎ)・柳三娘(りゅうさんじょう)が現れる。自らも呉廉に襲われかけたと語る柳三娘は証人になると約束する。そして、藺如蘭が堂鼓(どうこ)を叩(たた)いたことから審理が始まった。呉廉に手込めにされたと訴える藺如蘭に対し、呉廉は意外にもあっさり己の非を認めたのだが…。
第6話 柳三娘(りゅうさんじょう) 若君を誘惑する

第6話 柳三娘(りゅうさんじょう) 若君を誘惑する

  • 48分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年後、柳三娘は“潯州(じんしゅう)府の花魁(かかい)”と呼ばれ人気を誇っていた。ある日、柳三娘が雀園(じゃくえん)で客をもてなしていたところ、屋根から小汚い男が落ちてくる。何者かと尋ねると、男は藺如蘭の話を始める。それは、孟宛に言われてやってきた劉薪だった。劉薪は呉廉を倒す計画に協力してほしいと柳三娘に頼むが断られる。一方、呉廉は本物の易者を寧国公夫人の前に連れてきて、例の易者は詐欺師であり、何者かが自分たちの仲を裂こうとしていると訴える。
第7話 呉(ご)夫人 夫に側妻(そばめ)を迎える

第7話 呉(ご)夫人 夫に側妻(そばめ)を迎える

  • 48分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年前、捕吏だった沈牧(しんぼく)は、淮州府署へ赴任してくる。真面目な沈牧は賄賂を受け取る他の捕吏たちを見過ごせず対立する。呉廉を訴えた藺如蘭だったが、呉廉を誘惑した恥知らずだと罵られ落ち込んでいた。ある日、呉(ご)家の結納品を携えた一行が藺(りん)家に押しかけて来るが、藺家は結納品を突き返す。一方、孟宛が実家に帰ると、母が酒を飲んで暴れる父と喧嘩(けんか)をしていた。母から藺家に結納品が届いたという話を聞き、孟宛は急いで藺家へ向かうが…。
第8話 沈都頭(しんととう)  商船に乱入する

第8話 沈都頭(しんととう) 商船に乱入する

  • 37分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年後、呉廉が刺繍品を密輸している証拠をつかむため、柳三娘と劉薪は密輸品を運ぶ船に乗り込む。都で皇城司(こうじょうし)の都頭(ととう)となった沈牧は、手下を引き連れて船に乱入し、呉廉とその仲間・趙寅(ちょういん)を捕らえ、船の中に監禁する。沈牧と交渉するために船へとやってきた孟宛は、7年にわたって雌伏してきた沈牧の言葉から、同じ志を持つ者と知る。そこで密輸ではなく、藺如蘭をはじめ繍女たちを踏みにじった罪で呉廉を追い込むべく計画を持ちかける。
第9話 藺如蘭(りんじょらん)再び汚名を着る

第9話 藺如蘭(りんじょらん)再び汚名を着る

  • 62分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年前、藺如蘭の元許婚(いいなずけ)・王六郎(おうりくろう)が突然やって来て、藺如蘭を口汚く罵る。藺如蘭は県令の息子を誘惑し、失敗した途端に相手を中傷したと言うのだ。いわれなき汚名を着せられた藺如蘭は福元(ふくげん)寺へ厄払いに行く。その際、深手を負った馮大(ふうだい)を見つけ、善意から手当てしていると、女子(おなご)たちが現れて2人は逢瀬を楽しんでいたと騒ぎ立てる。この件のせいで藺如蘭の縁談が難しくなったことを知った馮大は、恩返しにと藺家を訪れて求婚するのだが…。
第10話 馮大(ふうだい) 過去の冤罪(えんざい)を訴える

第10話 馮大(ふうだい) 過去の冤罪(えんざい)を訴える

  • 47分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年後、孟宛は華獅鏢局(かしひょうきょく)で鏢師(ひょうし)として働く馮大のもとを訪ね、ある人物をさらってきてほしいと頼む。それは、務めを終えて都へ報告に向かう途中の提点刑獄公事(ていてんけいごくこうじ)・婁明章(ろうめいしょう)だった。馮大はひと芝居打って婁明章を陳之遠のところへ連れていく。婁明章は呉廉と趙寅の刺繍品密輸の件で陳之遠を問いただし、職責を疎(おろそ)かにした陳之遠に停職処分を下す。一方、寧国公夫人は陳之遠の停職を知って焦りを募らせ、孟宛に何か策はないかと相談する。
第11話 趙訟師(ちょうしょうし) 法廷で罠(わな)に掛ける

第11話 趙訟師(ちょうしょうし) 法廷で罠(わな)に掛ける

  • 54分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年前、糸商「黄記(こうき)」を女手一つで大きくする夢を持つ黄嬌嬌(こうきょうきょう)は、煙雨繍楼からの仕事を一手に引き受けることに成功する。呉家から妾として迎えるべく結納の品が藺家に届き、受け取ってしまった両親に藺如蘭は激怒する。孟宛の従兄で、訟師(しょうし)の趙玉誠(ちょうぎょくせい)の協力を得て、再び審理の場に臨む決意を固めた藺如蘭のもとに、丁茹の母が娘の遺品の手巾(しゅきん)を届ける。煙雨繍楼での屈辱を記したその手巾を証拠に、藺如蘭は2度目の審理に立ち向かおうとする。
第12話 黄(こう)店主 淮金繍(わいきんしゅう)を献上する

第12話 黄(こう)店主 淮金繍(わいきんしゅう)を献上する

  • 53分 字幕 
  • 7日間 275 pt 〜

7年後、煙雨繍楼の注文を断った黄嬌嬌は報復を恐れていた。だが呉廉は7年前の事件の訴状を街中に貼られ、それどころではない。寧国公夫人は呉廉を救うべく婁明章の懐柔を図る。婁(ろう)夫人に一点物の煙雨繍・白鶴穿雲を贈り、婁夫妻のために宴まで開いたのだ。だが宴が始まってすぐ、なぜか白鶴穿雲(はくかくせんうん)をまとった妓女(ぎじょ)たちが現れ、寧国公夫人のもくろみは失敗に終わる。激怒した寧国公夫人が呉廉を見限ったことから、黄嬌嬌は煙雨繍楼の後釜を狙う。

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