あらすじ
ヤン・ナムジンは海辺の村で“人材事務所”を営む社長。社長といえども多額の借金を抱えており、暮らしぶりは豊かとは言えないが、母親と事務所で一緒に働くイ・サンヒョンと3人でつつましくも楽しく暮らしていた。そんなある日、秋も深まり冬へと向かうというのにナムジンの家に網戸の交換業者が突然やってくる。こともあろうにその業者は洗面所にあったナムジンの歯ブラシを持ち出すが…。
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本編
株主によるブラインド審査でヒョンガンの代表理事に選ばれたのはシウだった。動揺するアン顧問とチョ常務。2人は粛清人事を覚悟するが、シウは役員の続投をもちかける。そしてナムジンは、シウの代表理事就任をきっかけに退職を撤回し、専務に昇進するだろうという周囲の予想をよそに、退職を心に決めていた。その頃、スンジュはアメリカに出発するためにジェユンと一緒に空港に向かう。2年の月日が流れ…。
シウはヒョンガンの代表理事として忙しくも充実した毎日を送っており、ナムジンが立ち上げた会社もまた順調に業績を伸ばしていた。いまだにスンジュのことを忘れられず、独り身を貫くナムジンのことを心配するサンヒョンとナムジンの家族たち。サンヒョンはインターンのキム・ハナをアン家に招待してナムジンとくっつけることを思いつく。一方、スンジュは家族に秘密で韓国に帰国していた。
食事会で胃もたれを起こしたハナを家に送り届けている最中に偶然、ソンギュと再会したナムジン。ソンギュから、アメリカ生活で痩せ細っていたというスンジュの近況を聞き、ナムジンはスンジュに会いたい気持ちを募らせる。そんなナムジンの気持ちとは裏腹にアン家の人々はハナとナムジンをくっつけようとしていた。その頃、スンジュは自分の店を開くために、ジェユンの力を借りて開店の準備に追われていた。
ナムジンは倉庫で倒れていたハナを介抱する。そんなナムジンにハナは積極的にアプローチするが、ナムジンは冷たくあしらう。一方、帰国したスンジュは久しぶりに家に帰り、ジェユンと一緒に店を開く準備をしていることをマンソクたちに報告する。ジェユンとはあくまでも友達でビジネスパートナーだと言い張るスンジュだが、ヨンシルは、ナムジンに新しい恋人ができたらしいと口を滑らせてしまう。