リリー・フランキーが1人芝居で演じる、ラジオ番組とカレーがつなぐあたたかい奇跡の物語。
リリー・フランキーが初の一人芝居に挑戦。日本の一家団欒の象徴ともいえる家庭の味=カレーライスと、電波を通じて誰かと誰かを繋いでくれるラジオが、ひとりの人生、ひとつの家族にもたらすちいさな奇跡の物語。
■主演は『凶悪』(13)、『そして父になる』(13)、『万引き家族』(18)など、 独特の存在感を放ち数々の映画賞を受賞しているリリー・フランキー。
本作で初めてほぼワンシチュエーションでの一人芝居に挑戦。息子を病気で亡くし、妻にも去られてしまった孤独な男・健一の悲喜交々を細やかに表現する。
■監督は『MANRIKI』(19)や密室スリラーのリメイク映画『CUBE』(21)で注目の清水康彦監督。
■脚本はTBS系列ドラマ『半沢直樹』の脚本で話題の金沢知樹。本作は19年に野添義弘還暦記念公演のために金沢が演出家・いちかわニャーとともに創作した一人芝居が原案となっている。
■企画・プロデュースはマルチに活躍する齊藤工。
クリエイター活動10周年の節目に「映画は不要不急なのか」「混沌とした現代にどんな作品が生まれるべきなのか」という映画人としての思いを、信頼するチームへ託した。