進撃の巨人 The Final Season
第88話 地鳴らし
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画質についてあらすじ
マーレ潜入作戦を経て、異母兄のジークと接触し、ついに“始祖の巨人”の力に目覚めたエレン。あわせ持つ“進撃の巨人”の力によって断片的な未来を観測できる彼は、苦悩と葛藤の果てにパラディ島の外にある世界を滅ぼす“地鳴らし”を発動させる道を選んだ。エレンの力で動き出した壁の巨人の行進は、進路上にある一切を踏み潰し、焼き尽くし、無数の生命を奪っていく。その頃、ハンジたち一行はイェーガー派の妨害を振りきり、地鳴らしを先回りする形で海路を進んでいた。洋上での穏やかな時間の中、アルミンはアニと言葉を交わし、これまでの自分の歩みを見つめ直す。
『進撃の巨人 The Final Season』の動画一覧
まとめ買い
海の向こう側 / 闇夜の列車 / 希望の扉 / 手から手へ / 宣戦布告 / 戦鎚の巨人 / 強襲 / 凶弾 / 義勇兵 / 正論 / 偽り者 / 導く者 / 森の子ら / 暴悪 / 唯一の救い / 天地 / 断罪 / 騙し討ち / 兄と弟 / 未来の記憶 / 二千年前の君から / 氷解 / 夕焼け / 矜持 / 終末の夜 / 裏切り者 / 懐古 / 人類の夜明け / 地鳴らし / 自由の翼 / 絶望の淵にて / 天と地の戦い / 心臓を捧げよ / 長い夢 / あの丘の木に向かって
海の向こう側 / 闇夜の列車 / 希望の扉 / 手から手へ / 宣戦布告 / 戦鎚の巨人
導く者 / 森の子ら / 暴悪 / 唯一の救い / 天地
断罪 / 騙し討ち / 兄と弟 / 未来の記憶 / 二千年前の君から / 氷解
夕焼け / 矜持 / 終末の夜 / 裏切り者 / 懐古 / 人類の夜明け
地鳴らし / 自由の翼 / 絶望の淵にて / 天と地の戦い / 心臓を捧げよ / 長い夢 / あの丘の木に向かって
本編
人類と巨人との壮絶な戦いが始まって、もうどれくらいの時が過ぎただろうか……。エレン・イェーガーがめざし、たどり着いた海の向こう側では、いつ終わるとも知れない戦争が続いていた。彼らは何者で、何のために戦っているのか? 今、ひとりの少年兵が決死の覚悟をもって、最前線へと身を投じる。
4年に及んだマーレと中東連合との戦争は、マーレの勝利で終結した。だが、あわやマーレの巨人2体が失われる事態は、巨人の力ですべてを支配する時代が終わりつつあることを示していた。対巨人兵器の開発を進める諸外国への後れを挽回すべく、ジーク・イェーガーはあることを軍の上層部に進言する。
故郷に帰り、母と再会したライナー・ブラウン。その夜、彼は戦士をめざした幼き日々を思い返していた。エルディア人を母に持つライナーの夢は、母と共に名誉マーレ人の称号を手に入れて、離れ離れになった父と共に暮らすこと。巨人の力を継承して世界を救う英雄になれば、その願いが叶うと信じて……。
戦士候補生の一人、ファルコ・グライス。想いを寄せるガビ・ブラウンを守るためには、自分が「鎧の巨人」を継承しなければならない。しかし、ガビとの成績の差は開くばかり。肩を落として歩く彼に声を掛けたのは、クルーガーと名乗る男だった。クルーガーは家族に無事を伝える手紙をファルコに託す。
ファルコに連れられ、とある建物の地下室へと足を踏み入れたライナー。
そこで彼を待つ人物の顔を見て、ライナーは愕然とする。
そんな中、世界中の注目を集める、ヴィリー・タイバーによる演説が始まろうとしていた。
ヴィリー・タイバーの演説によるパラディ島への宣戦布告。
その最中、騒然とする広場に、招かれざるものが現れる。
混迷を極める戦場。自在に空【くう】を飛び、襲い来る兵士たちに、立ち向かう戦士たち。この戦いの行方は……?
助けを求める悲痛な叫びに応えるかのように、1体の巨人が目覚め立ちはだかる。
そして、ガビは一人銃を携え、飛び出していく。
もしかしたら別の道があったのではないか……。
後悔も、懺悔も、失ったものは、二度と戻らない。
外の世界に味方はいなかった。だから、生き残るため、敵を滅ぼす。
戦うしかなかった。それが正しい選択なのか。その是非を知る者はいない。
行く当ても、手がかりも、帰れる保証もない。
そんな彼らに手を差し伸べたのは、憎むべき悪魔だった。
憎むべきは誰なのか。恨むべきは何なのか。
信じたものが、揺らぎ始める。
助けを求めるガビとファルコ。
信じた先に報われる未来があるのか。それとも、報いを受けるのか。
アルミンとミカサを見据え、エレンは語り掛ける。
「おまえらと話がしたくてな」と。
朦朧とした意識の中、確かめるのは、懐かしい面影と、朧気な記憶。
それは、ある人物との出会いだった。
その先に待つ自らの使命を果たすため。
求める未来は、交わらない。
互いに想いを抱え、ぶつけ合うしかない。
そして、今またぶつかる。始まりの地、で。
降りしきる雨の中、一人の兵士が倒れている。その横で謎の巨人の蒸気の中から、あの男が這い出てきて……。
ミカサの「助けたい」と思う気持ちは本物なのか。エレンは何のために戦っているのか……。地を響かせ激突する巨人たち。マーレの奇襲に人々は武器を手に戦場へと向かう。
獣の巨人と始祖の巨人、事態の鍵を握る2体の巨人を目指し、人々は争いを広げる。互いの思いと記憶が交錯し、兄弟の目指す先にあるものとは。
弟は兄を拒み、兄は弟を見捨てなかった。救いたい思いだけ。たどり着いた果ての場所でエレンとジークはあの日の記憶とともに、父・グリシャの真実を知る。