アートと深い関わりを持ち続けるファッションブランド、サンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロが「様々な個性の複雑性を強調しながら、サンローランを想起させるアーティストの視点を通して現代社会を描く」というコンセプトでスタートさせたアートプロジェクト「SELF」。
ギャスパー・ノエ監督最新作『ルクス・エテルナ 永遠の光』はそのプロジェクト作品として制作され、2018年カンヌ国際映画祭監督週間にて芸術映画賞を受賞した『CLIMAX クライマックス』に続き、2019年同映画祭ミッドナイトスクリーニングにて上映。絶賛・酷評の賛否両論を巻き起こし、ギャスパー・ノエが唯一無二の個性を見せつけた最新作。魔女狩りを描く映画の撮影現場。女優、監督、プロデューサー、それぞれの思惑や執着が交錯し、現場は次第に収拾のつかない混乱状態へと発展していく。分割された画面、流れるようなカメラワーク、痛いほどビビッドな色彩が、見た者を狂気的な映画撮影のカオスへと引きずり込む――!主演を務めるのは『ニンフォマニアック』のシャルロット・ゲンズブール、『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダル。さらに、『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』より女優業にも進出するモデルのアビー・リー・カーショウや、ミカ・アルガナラズ、ルカ・アイザック、ポール・ハメリンといったトップモデルらも多数出演。