一枚の窓を隔てた、二人の孤独と出会いの軌跡。
本作は広島の中海を舞台に2018年に製作され、日本では10都市以上の映画祭で上映され、グランプリ、最優秀短編映画賞や脚本賞など多くの賞を受賞し、世界でも40以上の映画祭にて上映され、社会や学校から孤立した二人の出会いと立ち直って行く姿に海外の観客からも多くの賞賛の声が集まった。
主演はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」や昨年のアカデミー賞最優秀作「新聞記者」にも出演し、多くの映画やドラマなどで活躍している岡山天音とTBSドラマ「中学聖日記」で注目を集め、6月には主演作「アルプススタンドのはしの方」の公開を控える小野莉奈が努めている。
監督は、短編映画初監督作「あの夏、やさしい風」で高い評価を受け、本作が二作目となる宮川博至。
美術を多くの映画の美術を手掛け「Shall we ダンス?」、「誘拐」で日本アカデミー賞最優秀美術賞を二度受賞し、2016年に紫綬褒章を受賞した部谷京子が手掛けている。