俺の音楽は生き続ける
絆が紡いだ、希望と感動の実話
千葉県船橋市立船橋高校の応援曲「市船soul」。甲子園出場をかけた球児たちの背中を押すチャンステーマとして代々受け継がれています。作曲したのは当時吹奏楽部3 年生だった浅野大義さん。音楽と仲間を愛し、家族と恋人を想い、夢に心躍らせた青年の命は、がんのため、たった20 年という短さで幕を閉じました。
告別式には吹奏楽部の仲間164 人が集まり「市船soul」を演奏。呼びかけたのは大義さんの恩師である顧問の高橋健一先生でした。
「大義の魂に、演奏を聞いてもらおう」
この奇跡の実話を5 年に渡り取材した原作を元に、関係者の多大な協力で脚本が完成。実在の市船で現役吹部生が出演するというリアリティ溢れる映画化が実現しました。大義さんを演じるのは今、最注目の神尾楓珠。高橋健一先生役に佐藤浩市。母親役に尾野真千子と、珠玉のキャスティングが脇を固めます。
短い清々しく生涯を生き切った大義さんの姿は、命ある一日の大切さを教えてくれます。
これは、希望の物語です。