詩人の恋

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詩人の恋

ソウルから遠く離れた済州島で、夢見がちな詩人が真実の愛に目覚める― 自然豊かな済州島で生まれ育った詩人のテッキ(ヤン・イクチュン)は、ここ数年スランプだ。稼げない彼を支える妻ガンス…

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詩人の恋

詩人の恋

  • 110分 字幕 
  • 3日間 550 pt 〜

韓国の南の海に浮かぶ済州島。詩人のヒョン・テッキ(ヤン・イクチュン)は、港のそばで土産物屋を経営するしっかり者の妻、ガンスン(チョン・ヘジン)とふたりで暮らしている。詩人といっても数年前に受賞したきりで、普段は小学校の作文教室で詩を教え、アマチュア詩人仲間と新作を発表しあうくらい。ここ数年はスランプ気味だが、美しいものに心を寄せて言葉を紡ぐことが彼のすべてだった。ところが、妊娠のタイムリミットが迫った妻が不妊治療を始めたことで、のほほんとした日々にさざ波が立ちはじめる。テッキはいやいや連れて行かれた産婦人科で乏精子症と診断されたのだ。モニターに映る精子は数も少なく、動きも少ない。医師に精子が怠け者と笑われ、幼なじみのボンヨン(キム・ソンギュン)には早く父親になれと説教されるが、テッキは子供を持つ自分を想像すると訳もなく憂うつになるのだった。 港にドーナツ屋が開店した。テッキは初めて知ったフワフワの食感のとりこになる。不思議なことに、ドーナツを食べると言葉が湧き出るのだ。若く美しい店員セユン(チョン・ガラム)のつぶやきに触発されて書いた詩は、ライバルの詩人仲間に認められた。それ以来、テッキは彼を観察することに。セユンがガールフレンドといちゃつく場面を目撃してからは、テッキの頭はみだらな表情の彼のことでいっぱいだ。自分は男なのになぜ? 親友や妻はもちろん、テッキ自身も初めての感覚は理解不能だった。 ある晩、テッキは公園で泥酔していたセユンを家へ送り届けることに。彼は寝たきりの父を介護する貧しい家の一人っ子で、学歴も金もなく、母や幼なじみにバカにされながら、社会の片隅で生きているはぐれ者だったのだ。美しい外見が隠す悲しみに触れたテッキは、以前は自分も父を介護していたことに共通点を見つけて、セユンになにくれと世話を焼きはじめる。父を人間として扱ってくれる大人に初めて出会ったセユンもまた、テッキに心を開くようになっていた。 書きかけの詩を読んだ妻は、テッキの心に誰かが忍び込んだことに気づいてしまった。折しも念願の人工授精が成功した人生最高の日。ヒモ状態の詩人を笑顔で支えてきた妻は、嫉妬と屈辱に荒れ狂う。テッキはセユンと距離を置くことを選んだ。彼自身も不思議な感情を前に途方に暮れているのだ。 会いたい、会えない。苦しみと希望を詩にするテッキ。1本の電話が、彼とセユンの人生を大きく変えていった…。

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