D.C.で生まれたDIYパンク・スピリットは、30年経った今なお
若者が抱える不安、コミュニティの持つ影響力、そして信念が持つ強さを伝え続ける。
米国の首都・ワシントンD.C.における、初期のDIYパンク・シーンに迫るドキュメンタリー。イアン・マッケイ率いるマイナー・スレットやフガジ、バッド・ブレインズ、デイヴ・グロールも在籍していたスクリーム、ヴォイド、フェイス、マージナル・マン…といった、日本でも人気の高い数々のパンク・バンドを輩出したこの地の“80年代”に焦点をあて、当時の熱きDIYパンク・シーンと、その音楽やスピリットがいかに後世の音楽シーンに強力な影響力を持つことになったのかを突き詰めた本作。監督は12歳からD.Cパンク・シーンに親しみ、ハードコア・ファンジン「メトロジン」を立ち上げたミュージシャン兼音楽ライターのスコット・クロフォード。彼とともに製作総指揮に加わったのは、このシーンの第一人者である写真家ジム・サー。彼らだからこそ撮れた未公開の写真やアーカイブ映像、当事者たちのインタビューは必見!