16年前、とある島で、島民全員が大虐殺されるという事件が発生。その事実は政府によって闇に葬られたが、奇跡的に逃げ延びた2人の少年は、それぞれの宿命を背負って大人になる。
一人は頭脳明晰なエリート銀行員という仮面を被り、凶悪犯罪を重ねる悪魔、結城美智雄(玉木宏)。もう一人は、敬虔な神父となった賀来裕太郎(山田孝之)、彼は結城の犯行を阻もうとしながらも毎回翻弄され、激しく苦悩する。
そして結城はついに、16年前の事件のキーワードである「MW」にたどり着く。そしてこの「MW」を使い、全人類を道連れに世界を滅ぼそうとするのだった・・・。