『天体のメソッド』の動画一覧

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第2話~第13話

全話第2話~第13話

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ふたりの約束 / 記憶のありか / 思いのかけら / 光の花 / 本当の友達 / 私のなくしたもの / 彼女の信じること / さよならの意味 / 願いの行方 / 流星群の夜 / 円盤のない街 / はじまりのそらから
第2話~第7話

第2話~第7話

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ふたりの約束 / 記憶のありか / 思いのかけら / 光の花 / 本当の友達 / 私のなくしたもの
第8話~第13話

第8話~第13話

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彼女の信じること / さよならの意味 / 願いの行方 / 流星群の夜 / 円盤のない街 / はじまりのそらから

本編

第1話 円盤の街再生
第1話 円盤の街
  • 24分 
  • 無料

田舎町、霧弥湖町。父親と二人暮らしの古宮乃々香は、父の仕事の関係から七年振りにこの町に帰ってきた。だが、霧弥湖町は昔住んでいた頃とは大きく変わっていた。湖の上に浮かぶ巨大な円盤。乃々香が町を離れたあとに町の上空に飛来したというそれは、ただそこに浮いているだけで害はなく、町のシンボルとなっていた。ただし、その全容はいまだ謎に包まれたまま……。翌日、引っ越しの片付けを押し付けられた乃々香は、いつのまにか家に上がり込んでいた不思議な少女、ノエルと出会う。彼女は乃々香のことを知っているようだが、乃々香自身はよく思い出せない。ただ、なぜか胸を締め付けられる想いが湧き上がってくるのだった。
第2話 ふたりの約束

第2話 ふたりの約束

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

乃々香はノエルの存在に戸惑っていた。しかし、それよりも遅刻しそうなことのほうが大問題。八月のうちから学校が始まることをすっかり忘れていたのだ。学校へ向かうバスの中で、以前顔を合わせた椎原こはるが同じ学校だと知り、打ち解ける乃々香。彼女と同じクラスだとわかりほっとひと安心。だが、クラスには、湖で辛辣な言葉を投げかけてきた少女、戸川汐音もいた。言葉の理由をたずねようとする乃々香に取りつく島もない態度の汐音。そして放課後、乃々香たちに突然、水坂柚季という少女が声をかけてくる。彼女は乃々香が霧弥湖町に引っ越してきたことを知ると「二人で町から円盤を追い出そう!」と迫ってきた。
第3話 記憶のありか

第3話 記憶のありか

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

ある日、授業の一環として霧弥湖町でのオリエンテーリングが実施された。班のメンバーは乃々香、こはる、柚季、そして汐音。"勝負"に負けたくない柚季は先を急ごうとするものの、他のメンバーとの温度差にカラ回り気味。乃々香は汐音となんとか打ち解けようとするが、当の汐音は相変わらず乃々香のことを徹底的に無視していた。答えてくれない汐音に名前で呼びかけた乃々香だったが「今度名前で呼んだらビンタね」と脅され、あろうことかそれを実践されてしまう。落ち込む乃々香をなぐさめるこはる。こはるは、汐音の乃々香への冷たすぎる態度に違和感を覚え、理由をたずねるのだが……。
第4話 思いのかけら

第4話 思いのかけら

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

七年前の出来事を思い出した乃々香。自分がしでかしたことを七年間悔やんできた柚季は、思わず乃々香を叩いてしまう。汐音は冷たく言い放つ。「忘れてたら、どうだっていうの? それで、許してもらえると思った?」 立ち尽くす乃々香とみんなの態度に戸惑うノエル。翌日、落ち込んでいる乃々香の家にノエルがやってくる。彼女はなぜか「ごめんなさい」と頭を下げ「ノエル、頑張るから、乃々香も元気出して」と乃々香を励ます。一方、こはるは柚季を心配して訪ねていた。そこに偶然出くわしてしまった乃々香を見て、柚季はこはるが自分と乃々香を会わせようとしたと勘違いし、その場を駆け去ってしまう。
第5話 光の花

第5話 光の花

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

ギクシャクしたままの柚季と乃々香。乃々香は七年前の秋、みんなで一緒に見ようと約束した花火を打ち上げることができれば、何か変わるのではないかと考える。そして柚季に「一週間後、湖に花火を上げるから!」と告げる。こはるの協力のおかげで、少しずつ準備を進める乃々香だったが、湖の上に円盤があるせいで、町の許可を取りつけることすら難しい。一方、柚季は、円盤が現れた翌年の夏、どうしても花火が見たくて、自分が夜中に家を抜け出したせいで、双子の兄、水坂湊太が大怪我をしたこと、そしてその原因となった自分が湊太に庇われたこと、それらにずっと憤りを感じ続けていた。悪いのは、全部、円盤のせい。そう自分に言い聞かせながら。
第6話 本当の友達

第6話 本当の友達

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

湖の花火の一件から一週間後、町の福引に立ち寄った乃々香とノエル。ノエルが一等の温泉宿泊券に興味をしめすも当たったのは二等の円盤抱き枕だった。しかし、ふたりが立ち去ったあと、汐音が一等の温泉宿泊券を当ててしまう。時を同じくして、柚季は知り合いからもらった温泉宿泊券をどうしようかと考えあぐねていた。改めて乃々香に謝りたい柚季は、彼女を誘いたいのだが、直接は言いにくい。そこでこはるに一芝居打ってもらうことにするのだが……。こはるたちから温泉に誘われた乃々香はノエルが温泉に行きたがっていたことを思い出し、ノエルも誘おうとするが、彼女が汐音と温泉に行くことになったと嬉しそうに話してくるのだった。
第7話 私のなくしたもの

第7話 私のなくしたもの

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

秋も深まり、冬の足音が聞こえ始めた頃、乃々香と柚季、そしてこはるの三人は、郊外へ向かう列車に揺られていた。遠出にはしゃぐ柚季の様子に呆れる一方で、どことなく不安そうな乃々香に気づくこはる。一方その頃、ノエルは、こはるたちが出かける直前に"ケガをさせてしまった"お店のシンボル、キリゴンの立て看板を、なんとか治そうとしていたのだが、さらなる"重傷"にしてしまう。店番をしていた湊太は、そんなノエルを見かねて、治療手術を行うと言い出すが……。乗り換えに四苦八苦したりしつつも、目的地に到着した乃々香たち。そこは大きな霊園。駅前で購入した花を握りしめ、乃々香は小声で「お母さん……」と呟いていた。
第8話 彼女の信じること

第8話 彼女の信じること

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

一緒に流星群を見たかった。ノエルから汐音の"伝言"を聞いた乃々香は、文化祭に、とある企画を出展したいと言い出す。ワケもわからず巻き込まれた汐音を連れて、買い出しに出かける乃々香、こはる、柚季、湊太。汐音はそこで、目的がプラネタリウムの制作であり、言い出したのが乃々香であることを知る。失敗したりしながらも着々と進む準備のなか、少しだけ態度を和らげる汐音だったが、みんなが七年前の思い出話をしていると、再び表情を固くして出て行ってしまう。また、ノエルは北美祭のチケットをもらうものの、乃々香に円盤から離れてしまうと大変なことになってしまうので、文化祭へは行くことができないと打ち明けていた。
第9話 さよならの意味

第9話 さよならの意味

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

「もう一緒には居たくない」。また友達になれたと思ったはずの汐音から告げられた突然の言葉に、戸惑いを隠せない乃々香。そんな不安を抱えたまま、北美祭の準備は最終日を迎える。朝、学校へ向かう乃々香の前に、ノエルが現れ、自分も北美祭に行けることになったという。そして汐音も来ると断言。乃々香と汐音は友達だもん、と。その頃、汐音は父親に、できるだけ早く町を出たいと相談し、早くも引っ越しの準備を進めていた。そのさなかに円盤の本を見つけて、昔の思い出がよみがえる。円盤のことを信じてくれた乃々香やみんな。そして円盤を一緒に呼んだこと……。それぞれがさまざまな想いを抱えながら、北美祭が幕を開けようとしていた。
第10話 願いの行方

第10話 願いの行方

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

突然倒れてしまったノエル。「円盤の見えるところ」という彼女の言葉にしたがい、乃々香は父の車でノエルを霧弥湖町に連れてゆく。意識のないノエルを自分の部屋に寝かせた乃々香は、ずっとノエルが自分を見守ってくれていたことを改めて思い出していた。お見舞いにきてくれたこはる、柚季、湊太に対し、乃々香は意を決して、ノエルが七年前に呼び出した円盤なのだと告げる。動揺する柚季たちだったが、今までとなにも変わらないと笑顔を見せる。みんなが帰ったあと、ようやく目を覚ましたノエルは、乃々香と汐音が"ニッコリ"に戻っていないと聞き、戸惑う。話をするうちに乃々香は願いが叶ったらノエルが消えてしまうと知るのだった。
第11話 流星群の夜

第11話 流星群の夜

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

みんなが"ニッコリ"になればノエルが消えてしまうと知り、途端に全員の仲はギクシャクしてしまう。そんななか、乃々香はみんなで流星群を見ることを提案する。汐音の部屋を訪ねた乃々香は、改めて自分の願い――みんながニッコリになることを語り、そこには汐音も含まれていると告げる。同じ頃、湊太と柚季は七年前の話をしていた。お互いの円盤への願いが同じであることを知り、それはノエルが叶えてくれたのではないか、と思う。今度はそのノエルの願いを叶えてやるべきではないか。同じことを考えたこはるも彼らの元を訪れていた。夕方、家を出た乃々香は思い出したように湖畔へと向かい、汐音と出会う。そこへノエルも現れ……。
第12話 円盤のない街

第12話 円盤のない街

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

気づけば、乃々香は父の車で霧弥湖町へと向かっていた。季節は夏。トンネルを抜けた先には青い空の下に広がる湖。だが、そこに円盤はなかった。円盤やノエルのことを覚えている乃々香は自分が唐突に引っ越しの日に戻っていることに戸惑う。こはるや柚季に声をかけたものの、彼女らは乃々香と七年振りの再会を喜ぶばかり。七年前、みんなで円盤を呼んだが、なにも起こらなかったのだと言う。汐音のマンションへと行った乃々香は、そこに彼女は住んでいないことを知り、ショックを受ける。天文台も朽ち、変わり果てていて、そこにノエルの姿はなかった。思い悩む乃々香だが、それでもあの夜のこと……ノエルの涙だけははっきり覚えていた。
最終話 はじまりのそらから

最終話 はじまりのそらから

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

再会した汐音にはノエルと過ごした記憶があった。汐音だけでも覚えていてくれてよかったと言う乃々香に、彼女は「それでいいの?」と問いかける。自分の知っている乃々香は絶対に諦めない女の子だった、と。その頃、柚季、湊太、こはるの三人も妙な感覚に戸惑っていた。ぽっかりと欠けているなにか。なくしてしまった大切なもの。知らない女の子の思い出。汐音に背中を押された乃々香は、七年前に円盤を呼ぼうと言い出した想いを打ち明け、再びその言葉を口にする。「いっしょに円盤を呼ぼう!」と。天文台へと集まった五人は、ノエルへの想いを込めて、今一度、手を繋いで円盤を呼ぶ。ノエルに会いたい、それがみんなの願いなのだと……。