あらすじ

右近衛府中将・源博雅(伊藤英明)は、怨霊にとりつかれた上官の命を救うべく、当代きっての陰陽師・安倍晴明(野村萬斎)のもとを訪れた。摩訶不思議な世界に最初は戸惑いをおぼえたが、どこか憎めない晴明に魅力を感じる博雅。そして晴明もまた、真っ直ぐな心を持つ博雅に心をひらいていく。 そのころ内裏では、陰陽頭・道尊(真田広之)が"都の守り人"の出現を予言していた。それは帝の子を宿し臨月を迎えた、左大臣・藤原師輔(矢島健一)の娘・任子(国分佐智子)のお腹の子を指していた。ほどなく任子は男子を出産。敦平と命名された親王の存在は、師輔の地位を揺るぎ無いものにした。 収まらないのは既に娘・祐姫(夏川結衣)に帝の子をもうけさせていた右大臣・藤原元方(柄本明)である。孫の将来と自身の地位が、あっという間にかき消されたのである。 ある夜、敦平親王の身に異変が起きたことを告げに、博雅が晴明の屋敷に駆けこんできた。晴明はその話を聞くやすぐに、親王に強い"呪"がかけられていることを察知。晴明はこの謎と呪を解くために、不思議な過去を持つ女・青音(小泉今日子)を呼び寄せ、式神・蜜虫(今井絵理子)、博雅らとともに、帝がいる内裏に向かう。

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本編

映画「陰陽師II」

映画「陰陽師II」

  • 113分 
  • 2日間 330 pt 〜

都では夜闇を鬼が跳梁し、身分貴き者たちを襲うという怪異が相次いでいた。源博雅(伊藤英明)は右大臣・藤原安麻呂(伊武雅刀)の依頼を受け、陰陽師・安倍晴明(野村萬斎)のもとを訪れる。安麻呂には日美子(深田恭子)という娘がおり、夜な夜な夢遊病のように彷徨い歩くという。そんなある夜、博雅は、琵琶を美しく奏でる若者・須佐(市原隼人)と出会う。須佐の故郷に古くから伝わるという清らかで切ない調べに感動し、管弦の友としてたちまち意気投合する2人。だが須佐がいったい何者なのかは、博雅にも謎であった。 また同じ頃、都にはどんな傷や病もたちどころに治す術師・幻角(中井貴一)が現れていた。悪政や貧困に苦しむ民たちは、身分の分け隔てなく病を癒す幻角を本当の神のごとく敬っていた。その噂を聞きつけた貴族たちは、幻角を担いで晴明に対抗し鬼退治をしようと画策する。そして内裏では、都の宝「アメノムラクモの剣」が音をたてながら妖しい光を放ちだす。剣にただならぬものを感じ取った晴明は、剣についての古い書物を調べ始める。そして晴明・博雅・蜜虫(今井絵理子)は朝廷と出雲の国との衝撃の事実に辿り着くのだが・・・。