アンフェア the special ダブル・ミーニング――二重定義

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  • 94分

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あらすじ

捜査一課特殊犯係の管理官・山路哲夫(寺島進)は、理事官の小久保祐二(阿部サダヲ)らとともに、科捜研の研究員・元園部恭輔(山本耕史)による講義を受けていた。元園部は捜査におけるプロファイリングの有用性を力説するが、山路は上の空だ。 その頃、警視庁の正面玄関に、パーカー姿にキャップをかぶった一人の少年が立っていた。すぐそばで女子高生が立ち番の警官に父親の捜索を訴えているのを聞くと、少年は自分が請け負うと話す。少年のように見えたのは、翌日から雪平夏見(篠原涼子)の後任として特殊犯係に配属されることになっていた望月陽(北乃きい)だった。 女子高生・水野カナ(荒井萌)を連れ特殊犯係にやってきた望月。そこへ、男の声で「4人の男を誘拐した」という犯行声明の電話が入った。読み上げられた人質の中には行方不明のカナの父・水野義之(桜井聖)の名前も含まれている。イタズラではないと 確信する望月。しかし、犯人の要求は「今夜7時15分までに東京タワーを夏にしろ」という不可解なものだった。望月は犯人の素性をさぐろうと電話対応するが、犯人はマニュアル通りの対応だとあざけり、電話は切れた。 講義中の会議室に飛び込み、管理官である山路に捜査開始を求める望月。しかし身代金の要求もない不可解な犯行声明に、小久保はいたずらだと一笑に付し、山路も気の無い返事をするばかり。 その頃、検視官の三上薫(加藤雅也)は、北海道へ転勤するはずの刑事・雪平夏見(篠原涼子)から、突如ロスへ行くという内容の電話を受けていた。その直後、通りかかった望月から事件を聞いた三上は、謎かけのような犯人の要求に興味を抱き、望月の捜査に協力することに。 カナに必ず父親を探し出すと約束した望月は、捜査本部も作られない中、三上と要求にこたえる方法を探って奔走するが、無情にもタイムリミットは過ぎてしまう。翌朝、東京タワーに近い公園で「俺を無視した罰だ」という張り紙とともに箱詰めにされた男の死体が発見される。 警視庁に殺人事件としてやっと捜査本部が立ち上がる。事情を知った元園部は、犯人像をプロファイルし、他の人質も殺される危険性があると指摘する。が、警察の初動ミスを公にしたくない小久保は、誘拐事件ではなく単なる殺人事件として処理しようとする。山路までもが小久保に同意するのを目の当たりにし、望月は山路に猛反発。それを見た三上は望月に、山路が仕事への意欲を失った理由を聞かせる。3年前に起きた警察病院占拠事件で、山路は信じていたはずの恋人と仲間に裏切られ、さらに恋人を亡くした。それから失意の日々を送るようになっていたのだ。 かつて雪平が使っていたデスクに着任した望月に、犯人から再び電話がかかってきた。2つ目の要求は「今日の午前11時15分までに、俺を東京で一番有名にしろ」というもの。マスコミを通じて事件を公表してほしいと訴える望月だが、警察のメンツを優先する小久保は、一つ目の殺人を隠ぺいし、マスコミに漏れる前に犯人を逮捕しようと画策、元園部のプロファイルも聞き入れようとしない。 業を煮やした望月はテレビ局に直談判で掛け合う。冗談でディレクターが提案したことに、本気で身をていして危険を冒そうとする望月。2度目のタイムリミットが近づいている。その時、望月のもとに現れた山路は、望月の腕に何かの印のような火傷の痕を見つける。それは望月の忌まわしい過去につながる傷痕だった…。

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『アンフェア the special コード・ブレーキング――暗号解読』の動画一覧

本編

アンフェア the special コード・ブレーキング――暗号解読

アンフェア the special コード・ブレーキング――暗号解読

  • 113分 
  • 8日間 330 pt 〜

とある高級ホテルで、松田敬吾(野村信次)という初老の男性の遺体が発見された。シャワーカーテンにバスローブのヒモをくくりつけて首を吊っており、遺書も見つかったため、自殺とみなされた。 更迭された山路哲夫(寺島進)に替わり、警視庁捜査一課の管理官になった小久保祐二(阿部サダヲ)は、物的証拠がないのを理由に事件ではないとしたが、検挙率ナンバーワン刑事・雪平夏見(篠原涼子)と、雪平の理解者である検視官・三上薫(加藤雅也)は、これらをプロによる偽装殺人だとの見解を示す。死んだ松田は元警察幹部であり、この月に入って立て続けに4人の元警察幹部が死亡していたからだ。 雪平を翻弄し続けた「推理小説事件」「募金型誘拐事件」「×マーク連続殺人事件」全ての事件の黒幕であり最愛の相棒であった刑事・安藤一之(瑛太)を自らの手で射殺して以来、どこか無気力な雪平は場末の酒場で飲み潰れていた。そこで若い男・小田切(大倉孝二)に「安藤が今のあなたを見たら、どう思うかな?」と声をかけられる。驚いた雪平は問い詰めるが、小田切は意味ありげに笑うとその場を去ってしまう。雪平が追いかけようとしたその時、乱暴に店のドアが開き、数人の捜査員が入ってきた。警視庁組織犯罪対策課によるガサ入れだ。それでも小田切を追おうとした雪平だったが、捜査員に腕をつかまれる。その手を振り払い「自分は捜査一課の刑事だ」と叫ぶのもむなしく、手錠をかけられ留置所へと連行されてしまう。留置所で酔いを醒ました雪平は、鏡に映るひどくやつれた自分の顔をみながら、安藤のことを思う――。 9ヵ月前、安藤の死の直後、遺体があった場所に横たわる雪平はいつもの儀式を行った。安藤が最期に見たものを見るために。その時壁の隙間の、あるものに気づいた。「AfterX comes Y」と書かれた紙切れだった。三上は、それを誰かが雪平に残したメッセージだと分析。一体なにを意味しているのか…殉職した雪平の父親を知り、雪平をずっと支えてきた刑事・安本正広(志賀廣太郎)にも捜査を頼むが、手がかりは得られなかった。 留置が解けた雪平は、テロや国家規模の機密犯罪を扱う警視庁・公安部の管理官・斉木陣(江口洋介)のもとへ連れて行かれる。公安部が、捜査一課の刑事である自分に何の用かといぶかしがるが、雪平は斉木から思わぬ事実を告げられる。 そんな折、雪平は元夫でフリージャーナリスト・佐藤和夫(香川照之)から、現役時代の松田を取材したことがあり「絶対に自殺するような人間ではない」と聞かされる。謎が深まるなか、雪平は手がかりを求めて元情報解析係の蓮見杏奈(濱田マリ)にも捜査の協力を願うものの、以前の事件をめぐり蓮見との間には再び、ぎこちない空気が流れてしまう。 「After X comes Y」この短いメッセージから、やがて雪平はある衝撃的な事実を知ることになる――。