馭鮫記(ぎょこうき)前編:月に君を想う
第22話 仙師府への進軍
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画質についてあらすじ
紀雲禾(きうんか)は寧清(ねいせい)にある紀行文の感想を求められ、彼が隠す過去を読み解こうとする。そんな中、汝菱(じょりょう)の異変を察知した寧清は北淵に姿を現すと青(せい)姫と対峙。また、紀雲禾はその隙に洛錦桑(らくきんそう)に天君の令牌を渡し、囚われた罪仙たちを救出するよう頼む。その後、ついに汝菱(じょりょう)と対決の時を迎えた紀雲禾。そこに軍を率いた長意(ちょうい)が迫っていた…。
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まとめ買い
誇り高き鮫人 / 最初の言葉 / 寒霜の秘密 / 暴かれた恋情 / 破られた十方陣 / 千年前の恋人たち / 鮫人の接吻 / 愛ゆえの犠牲 / 力を求める理由 / 万花谷の真実 / 断たれた希望 / 尊厳と自由 / 最後の御霊 / 金蓮を持つ男 / 動き出した運命 / 北淵の九尾狐族 / 反撃の狼煙 / 手放せない生命 / 結ばれていく縁 / 九寒洞の一夜 / 仙師府への進軍
誇り高き鮫人 / 最初の言葉 / 寒霜の秘密 / 暴かれた恋情 / 破られた十方陣 / 千年前の恋人たち / 鮫人の接吻
愛ゆえの犠牲 / 力を求める理由 / 万花谷の真実 / 断たれた希望 / 尊厳と自由 / 最後の御霊 / 金蓮を持つ男
動き出した運命 / 北淵の九尾狐族 / 反撃の狼煙 / 手放せない生命 / 結ばれていく縁 / 九寒洞の一夜 / 仙師府への進軍
本編
万花谷に住む御霊師は掟を破る地仙たちを戒めて御する精鋭たち。中でも紀雲禾(きうんか)は谷主・林滄瀾(りんそうらん)の息子・林昊青(りんこうせい)と肩を並べる実力の持ち主で、彼との勝負に勝って護法に昇格する。その1ヶ月後、天君の姉で仙師の直弟子である仙姫・汝菱(じょりょう)が万花谷に固く封印した箱を押送してくる。その中にいたのは東海の鮫人だった…。
汝菱(じょりょう)に申し出て林昊青(りんこうせい)とともに鮫人を御する任務を引き受けた紀雲禾(きうんか)。林昊青が拷問で強情な鮫人を屈服させようとするのに対し、彼女は鮫人の傷の手当てをして彼を懐柔しようとする。実は紀雲禾は仙侍・洛錦桑(らくきんそう)と万花谷を出て自由に生きることを夢見ていた。そのためには何としても鮫人を御して手柄を立てる必要があったが…。
紀雲禾(きうんか)は林昊青(りんこうせい)の罠と知りながら掟を破って思過窟から鮫人を助け出し「あなたを死なせない」と言う。そんな彼女に心を開き始めた鮫人は初めて口を開き彼女の名前を呼ぶ。こうして林昊青を出し抜いた紀雲禾だったが、彼の仙侍・思語(しぎょ)から毒を仕込んだ暗器で攻撃され瀕死の状態に。すると、鮫人は自らの鱗で彼女の毒を解いて…。
御霊師と地仙の恋はご法度なのに、戦力も忠誠心も強い雪三月(せつさんげつ)が密かに仙侍・離殊(りしゅ)と愛し合っていると見抜いた紀雲禾(きうんか)。彼女は雪三月を味方にすべく自分も鮫人・長意(ちょうい)と恋仲だと訴え、林滄瀾(りんそうらん)が寒霜で御霊師を秘密裏に支配していると教える。だが、用心深い雪三月から長意と両想いであることを3日以内に証明するようにと言われ…。
長意(ちょうい)の心を手に入れて雪三月(せつさんげつ)の信用を得た紀雲禾(きうんか)。だが、彼女は疑うことを知らない長意に優しくされると胸が苦しくなってしまう。そんな中、林滄瀾(りんそうらん)の仙侍・卿舒(けいしょ)に呼ばれた紀雲禾と雪三月は恋情の有無を判定する情鏡を使い主従の関係を調べると言われる。それは林昊青(りんこうせい)の密告によるもので、紀雲禾は長意との関係を疑われて…。
紀雲禾(きうんか)は汝菱(じょりょう)が嘘をついて長意(ちょうい)に罪を着せたと知ると、任務に背いて彼を東海に帰そうと決意。千年前に青羽鸞鳥を封じたという十方陣の秘密を雪三月(せつさんげつ)と離殊(りしゅ)に教えると、一緒に万花谷から脱出する計画を練る。だが、林昊青(りんこうせい)の罠により雪三月と離殊は囚われの身に。すると突然、離殊がこれまで隠していた強大な霊力を発揮して…。
離殊(りしゅ)に破られた十方陣から青羽鸞鳥・青(せい)姫が解き放たれ、雪三月(せつさんげつ)は自分を庇って致命傷を負った離殊の最期を見届ける。一方、長意(ちょうい)を助けに行った紀雲禾(きうんか)は彼と十方陣の中に吸い込まれ、桃源郷のような場所で二人きりで過ごすことに。だが、淵には恋人の御霊師・寧若初(ねいじゃくしょ)を待ち続けた青姫の怨念が付霊となって棲みついていて…。
青(せい)姫の付霊を呪縛から解いた紀雲禾(きうんか)は永遠に一緒にいようと長意(ちょうい)と誓い合い、自由な未来を夢見て十方陣から脱出する。だが、その後、目覚めた彼女は自分たちが万花谷に戻ったこと、長意が再び捕らわれてしまったことを知る。一方その頃、雪三月(せつさんげつ)は青姫に連れられて楽游山に匿われていたが、亡き離殊(りしゅ)への愛憎の念に苦しんでいた…。
林昊青(りんこうせい)は長意(ちょうい)に会うと寒霜に蝕まれた紀雲禾(きうんか)を助けたいなら尾を断つようにと迫る。それに気づいた紀雲禾は長意を止めるが、瀕死の彼女を見て彼は自ら尾を断つ。そして、林昊青から受け取った解毒薬で紀雲禾を救うと、海に戻れなくても君のいる場所が家だと言う。そこで紀雲禾は全ての原因は自分にあると後悔と責任を感じるが…。
林昊青(りんこうせい)は紀雲禾(きうんか)と親しい瞿暁星(くぎょうせい)に寒霜の秘密を教えると自分の右腕になってほしいと頼み、自分が谷主になれば紀雲禾は安全だと言う。そして、紀雲禾にも林滄瀾(りんそうらん)を倒すために手を組もうと持ちかけ、それに同意した彼女と二人で密かに修練を始める。一方、長意(ちょうい)は紀雲禾が林昊青とこっそり会っているのに気づくと焼きもちを焼いて…。
紀雲禾(きうんか)は林昊青(りんこうせい)に謀反の計画が成功したら長意(ちょうい)と静かに暮らしたいと訴え、万花谷を出る準備を進める。そして、迎えた決行日、二人は卿舒(けいしょ)を捕らえることに成功、林昊青が林滄瀾(りんそうらん)と対峙して退位を迫る。すると、林滄瀾は紀雲禾を守りたいなら父を殺せと言う。それを拒んだ林昊青は父が長年隠し続けてきた万花谷の秘密を知って…。
林昊青(りんこうせい)は継承の儀を行い紀雲禾(きうんか)の支持を得て谷主の座に就くが、突然、紀雲禾には万花谷に留まってもらうと言い放つ。そして、憤る紀雲禾に彼女だけが万花谷を救う力を持っていること、その制御に失敗すれば1ヶ月以内に命を落とすことを伝える。そんな中、汝菱(じょりょう)が不意に万花谷を訪れる。彼女は鮫人を連れてくるよう命じると…。
長意(ちょうい)は汝菱(じょりょう)の前で歌を歌うと仙師府に行くから紀雲禾(きうんか)を自由にしてほしいと言う。そして、汝菱に鮫珠を要求されると仙師府に入ったら渡すと答える。それを聞いた紀雲禾は長意が自分のために犠牲になるつもりだと察して林昊青(りんこうせい)に何としても彼を逃がしたいと訴える。そして、長意を仙師府に送る旅に出発することになった紀雲禾は…。
紀雲禾(きうんか)は仙師府への旅の途中でこっそり長意(ちょうい)を連れて人間界を見て回っていたが、最後に彼を眠らせ禁錮符を解くと林昊青(りんこうせい)に後を託す。紀雲禾は自分が裏切ったと林昊青から聞かされれば長意は去るはずだと考えていた。だが、長意は戻ってくると彼女の嘘を信じずに一緒に逃げようとする。その結果、崖に追い詰められた二人は…。
仙師・寧清(ねいせい)に倒された紀雲禾(きうんか)は仙師府の従棘所で囚われの身に。一方、長意(ちょうい)は川辺に打ち上げられたところを従者の羅索(らさく)に発見され、天君に授けられた金蓮を持つ男に救われる。その男の正体はかつて寧清の一番弟子だった空明(こうめい)。彼は長意に仙師府のお尋ね者同士で手を組んで戦おうと言う。一方、林昊青(りんこうせい)は従棘所に忍び込むと…。
汝菱(じょりょう)は捜していた紀雲禾(きうんか)が寧清(ねいせい)によって生かされていると知ると嫉妬と怒りで彼女を殺そうとする。だが、寧清がそれを止め、紀雲禾は自分が双脈と九尾狐の霊丹を持つ怪物となり、寒霜が解けた最初の一人となったことを知る。一方、長意(ちょうい)は東海を封鎖し父の鮫(こう)王と一族を殺した汝菱への復讐を誓う。そのために空明(こうめい)と北へ向かい…。
林昊青(りんこうせい)は匿っていた思語(しぎょ)を再び仙侍に迎えると万花谷の谷主として生きる覚悟を決める。その頃、長意(ちょうい)の一行は青丘の末裔である狐王・卿玄(けいげん)と同盟を結ぶため北淵へ。そこで凌霜台の台主・朱凌(しゅりょう)が九尾狐族を襲っているところを助けて王女・卿瑶(けいよう)と知り合う。そして、彼女を味方につけた長意は卿玄が凌霜台に囚われていると知ると…。
雪三月(せつさんげつ)が持ち帰った霊薬を使った青(せい)姫によって完全に人の形に復活した離殊(りしゅ)は、寒霜の発作で倒れた雪三月を救うが、彼女と顔を合わせる勇気が出ない。一方、雪三月は万花谷に忍び込むと林昊青(りんこうせい)の制止を振り切って寒霜の解毒薬を盗み出す。その頃、北淵では長意(ちょうい)の立てた作戦に従って卿瑶(けいよう)が朱凌(しゅりょう)に長意と卿玄(けいげん)の交換を持ちかけて…。
長意(ちょうい)は汝菱(じょりょう)と朱凌(しゅりょう)を追い詰めるが、寧清(ねいせい)の力によって二人は逃げおおせる。一方、紀雲禾(きうんか)は寧清の霊力が一時的に弱まった隙に牢を抜け出すと彼の書斎に忍び込み、密室で汝菱に似た絵姿を見つける。その後、狐王と同盟を結んだ長意は霊丹が砕けて危篤に。そこで卿瑶(けいよう)はある嘘をつき父親から凝丹術を学ぶと命懸けで長意を治療し…。
北淵に囚われた万花谷の弟子たちが発作を起こすのを見た長意(ちょうい)は空明(こうめい)から寒霜の秘密を聞く。一方、北淵に出征する姉の汝菱(じょりょう)を止められなかった天君は紀雲禾(きうんか)と面会、戦を阻止すべく彼女に協力して洛錦桑(らくきんそう)を楽游山に送る。その頃、空明も青(せい)姫を訪ねて楽游山へ。折しも離殊(りしゅ)は侍従の大歓(たいかん)・小歓(しょうかん)と崇吾山に向けて発つところだったが…。