“絶景”と聞くと、都心から離れた雄大な山や大きな滝など壮大で美しい風景を思い浮かべる方も多いと思いますが、本作の”絶景“は遠い場所の話ではなく、私たちの身の回りにあるものを指します。原案は、八馬智『日常の絶景 知ってる街の、知らない見方』(学芸出版社)。本書は印象的な写真と少しマニアックな文章で室外機やダクト、ダムなど都市を作り出すピースたちへの新たな見方を示し話題になりました。
”日常の絶景“めぐりが趣味である本作の主人公、町村景を演じるのは、数々の話題作に出演し、自身の個展を開くなどクリエイターとしても幅広く活躍する伊藤万理華。
そして、町村と”日常の絶景”をめぐる、町村の同僚で企画部のエースでパワフルに働く想田ひとみを演じるのは、文筆家、女優と多面的な才能を発揮する石山蓮華。
原案本の世界観をベースに、タイプの異なるふたりの女性が”日常の絶景“を一緒にめぐることで、距離を縮めながらその風景に癒され元気をもらう姿を描きます。
町村(伊藤万理華)と想田(石山蓮華)が訪れるのは、東京湾でよく見られ”キリン“の愛称で呼ばれるガントリークレーン、自然の力を抑えると同時に造形美を楽しめる砂防と消波ブロック、そして私たちの生活を支えてくれる超巨大構造物、ダム。
本作では3つの”日常の絶景“をその場で見ているような臨場感あふれる映像でお届けするのはもちろん、”絶景“に関するちょっとマニアックな知識を持つ町村と、感じたままを自由に語る想田の絶妙なかけあいもお楽しみください。
町村&想田と一緒に”日常の絶景“をめぐる街歩きに出かけてみませんか?