『黒革の手帖』の動画一覧

まとめ買い

本編

第一章

第一章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

東和銀行津田沼北支店の女性行員・原口元子は、ベテランとして業務をこなす一方、夜は銀座のクラブ「燭台」で新人ホステス「春江」として働いていた。元子は、ホステスをステップに生き方を変える夢を抱いていた。支店長から役職昇進を打診される一方、500万円を預けに来た看護師・中岡市子の架空名義口座での処理を元子は任せられる。次に浜中が架空名義口座での預金を求め、元子が対応するが、浜中から交際を迫られる事態に直面する。
第二章

第二章

  • 24分 
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元子は、銀行の閉店後に2000万円を巧みに引き出し、銀座で店を開くために1500万円を不動産業者に支払う。元子は、ホステスのスカウトマンから経験の浅いホステスを揃えることを助言される。燭台で働く元子は、楢林という院長と出会い、男女の関係を迫られるが頑なに断る。浜中から旅行に誘われ、預金を引き上げると脅されるが、元子は村井次長に重大な事実を告げる。
第三章

第三章

  • 24分 
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元子は、裏口座の預金横領を告白し、村井次長が保管していた架空口座リストを書き写した手帖を支店長に提出して辞表を出す。その後、銀行を出て帰宅し、親にバーを開く計画を打ち明けるが、資金繰りについては述べられない。元子は、ホステス探しに奮闘し、燭台のママから新規店舗の開設は難しいと言われるも、自らの意志を貫こうとする。一方、横領の問題を抱えた支店長と次長は本店で元子を懲戒免職するように指示を受けるが、支店長は村井に全ての責任を押し付ける。村井は元子を呼び出して金と手帖の返還を求めるが、元子は村井の弱みを利用して対抗する。
第四章

第四章

  • 24分 
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元子は、親元を離れ新しい生活を始めるにあたり、自分が銀座でバーを始めることを両親に口止めする。高級家具を買い、心機一転マンション暮らしを始める元子だが、銀行が手配した調査員により企みが知られてしまう。燭台で働く元子のもとに楢林が声をかけ、新規開店のために力を借そうとする。元子は断るが、巨額の隠し口座を持つ楢林を手に入れたいと考えてもいた。元子は帰りに立ち寄ったディスコで泥酔する波子を見つけ、世話をする。その夜、波子が燭台に現れる。
第五章

第五章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

波子は燭台で働き始め、客からの評判も良く、ママからも高く評価されていた。しかし、ママは波子に他の店で働くことを勧める。波子の本当の狙いは元子が新しく開く店で働くことであり、元子は喜んで波子を自分のマンションに同居させ始めた。元子は新しい店の名前を「カルネ」(フランス語で「手帖」)と名付け、開店準備を進めていた。一方、村井次長は、元子を厳罰に処するよう銀行から命じられていた。また、燭台のママは元子が波子をカルネへ引き抜こうとしていることを見抜いており、元子はそのことを詫びるが、ママからは波子の狙いは別にある、と言われる…。
第六章

第六章

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村井から詳細を聞かされた父親が元子のマンションに現れ、金を銀行に返して家に戻るよう説得するが、元子は拒否。楢林は波子に手を出し、元子は「カルネ」の開店準備を進めるが、大家が賃貸契約をキャンセルしたいと言い出す。銀行の差し金だと察した元子は、銀行本店に乗り込み、裏口座リストを持ち出し、キャンセル撤回を要求。タイムリミットを設定し、警察への自首を宣言した。その夜、元子は村井に呼び出されるのだった。
第七章

第七章

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「燭台」での最後の日にママたちに別れの挨拶をした元子だが、同じく燭台からカルネに移る波子は顔を出さず、楢林と会っていた。元子は楢林を店の太い顧客として期待していたが、愛人になるのは避けたかった。一方、波子は楢林を自分のパトロンにしようと積極的だった。そんな中、元子は銀行に呼び出され、条件として「黒革の手帖」を渡すことで返金の要求は一切しないと言われる。元子は上層部の署名による念書を取ることに成功し、「カルネ」の開店準備を進める。しかし、実家では思わぬ問題が起こっていた…。
第八章

第八章

  • 24分 
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元子が経営するカルネは、オープン直後は順調だったが、半年後には営業成績が伸び悩む状況になっていた。そんな中、波子の積極的なアピールにより、常連客となった楢林は、波子を愛人にするのだった。しかし、元子は店の売上が厳しい中、ホステスの里子の妹を雇う提案を断る。さらに、スカウトマンの宮田から波子が自分の店を出そうとしているという情報を得る。元子は波子に話をしたいと呼び止めるが、波子が帰ってこないまま朝を迎える。
第九章

第九章

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  • 2日間 220 pt 〜

波子と元子の間での確執が深まっていた。波子は元子との約束をすっぽかし、早朝に帰宅した。元子は波子が無断で独立し店を開こうとしていることに怒り、仁義を欠いていると叱責する。波子は自分の存在がカルネを存続させていると主張し、いずれはカルネ以上の店を持つと豪語し部屋を出ていく。その後、波子はカルネに姿を見せず、楢林が泊まるホテルに身を寄せる。一方、元子は波子がカルネの上の階に店を開こうとしていることを知り、それを阻止するために新たな“黒革の手帖”を作成する。
第十章

第十章

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  • 2日間 220 pt 〜

元子は、楢林の実態を探るために、カルネのホステス・里子の妹である和江を見習い看護師として病院に潜入させる作戦を立てた。一方、波子は楢林の後ろ盾を利用して開店準備を進めており、贅沢な店の備品を揃えようとしていた。元子は、知己のあるインテリアコーディネーターの磯村を紹介するよう波子に要望されたが、断った。怒り心頭の波子に泣きつかれた楢林は、看護師長・中岡市子に現金2000万円を引き出させた。この金の用途を不審に思った市子は楢林の妻に相談した。一方、波子は磯村と直接接触を試みていた。
第十一章

第十一章

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  • 2日間 220 pt 〜

波子が去った後のカルネは、客が減り経営状態が厳しくなっていた。加えて、波子が開く店の噂が広まり、元子は不機嫌な日々を送っていた。一方、市子は楢林の妻から一通の手紙を渡され、波子の彼氏という男と会うことになる。その男は元子の策略であった。そこで市子は、波子が楢林からの資金援助を受けていることを知る。波子と縁を切るように迫る市子に、楢林は烈火のごとく怒りを見せる。また、市子と楢林のやり取りを和枝から聞いた元子は、楢林の攻略に手応えを感じる。一方、波子はスカウトの宮田を使い、カルネのホステスを自分の店に引き抜こうとしていた。
第十二章

第十二章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

元子は波子のマンションを訪れ、カルネからホステスを引き抜くのを止めるよう忠告する。そして市子と直接会い、波子が楢林と関係を持ったことを詫びる一方、楢林にも責任があると指摘する。市子は元子の言葉に共感するが、楢林が波子のために全財産を投げ出す可能性に動揺する。元子は市子の寝返りに自信を抱き、同情の言葉をかけ、楢林の周辺の情報をさらに聞き出そうと、スパイの和江にある依頼をする。やがて病院を辞めることを決意した市子は、元子にその旨を伝える。しかし、そのやり取りを陰で盗み見る男がいた。
第十三章

第十三章

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元子の前に、銀行の上司で次長だった村井が現れた。元子は村井から、支店長だった藤岡が自殺したと知らされる。さらに、元子が楢林の裏口座を狙っていることを知っていた村井は、元子に協力を持ちかける。一方、市子は楢林の妻に呼び戻され、病院を辞めないよう説得される。楢林の妻に借りがある市子は、病院を辞める決意が揺らぐ。波子は元子を疑う。波子は、元子が自分と楢林の関係を乱そうとしていると疑いを抱いていた。
第十四章

第十四章

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村井の脅迫めいた言葉や行動に思い悩んだ元子は、妙な悪夢まで見るようになっていた。スカウトの宮田に村井の対処を依頼していた折、カルネに楢林が現れ、自分と波子との関係を市子に告げ口したのか元子を問いただすが、元子は白を切るのだった。一方、交通事故による怪我で入院中の村井は、見舞いに来た元子の言動に、交通事故が警告として意図的に起こされたことを察知し、戦慄する。そして元子から楢林の考えを聞かされた市子は、ある行動に出る。
第十五章

第十五章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

楢林は市子が病院を辞めたことで苛立っていたが、元子からの誘いに上機嫌で出かけることになる。元子は週末に1泊旅行に行きたいと楢林を誘い、楢林は波子との約束をキャンセルして快諾する。しかし、旅行中に波子は楢林が自分にウソをついたことを知る。元子は楢林にカルネの改装資金を貸して欲しいと切り出す。楢林は条件をつけて金を貸そうとするが、その時、一本の電話がかかってくる。
第十六章

第十六章

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波子は、楢林が元子と一緒にいるのではと直感し、伊豆の旅館の近くまで来ていた。楢林は、自分と波子の関係に妻が気がついていると波子を言いくるめ、その場をしのいだ。そんな中、元子は楢林に無担保無利子無期限で1億円を貸すよう要求する。金額と条件を強く拒絶する楢林だったが、楢林の架空名義預金や隠し財産のリストを元子に読み上げられ、渋々要求を呑むのだった。翌日、波子は楢林から店を処分するよう言われる。
第十七章

第十七章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

楢林は複数の架空預金を解約し1億円を元子に渡した。元子が札束が入ったバッグを楢林に持たせタクシーを拾おうとしていると、偶然にも楢林の知人である医学進学ゼミナールの理事長・橋田と鉢合わせする。元子が勝利に酔いしれる一方で、楢林は市子に元子への協力を問い詰め、市子は必死で詫びる。楢林の妻は1億円程度で済んでよかったと話す。金を受け取らず、楢林の病院に戻ることを決意する市子に、元子は怒りを向け、なじるのだった。その夜、カルネに橋田が訪れる。
第十八章

第十八章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

楢林から奪い取った1億円を使い、元子はカルネを改装し新たなホステスを獲得するため燭台の千鶴子を雇おうとする。燭台のママは、元子が千鶴子を引き抜こうとしていることに反対し、元子が大きな勘違いしていると指摘する。カルネの常連客となった橋田が大物国会議員・江口大介と交流があると知った元子は、橋田の仲介により数日後に江口と対面するも、挨拶程度の会話で終わり、肩透かしを食らったように戸惑う。
第十九章

第十九章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

燭台のママの指摘に落ち込む元子は、カルネに出ても酒をあおる日々を送っていた。ある日、江口議員が料亭梅村で急死する。その後、しばらくカルネに現れなくなった橋田が、江口の愛人で梅村の仲居・島崎すみ江を元子に紹介する。すみ江は梅村に居づらくなったため、ホステスとしてカルネで雇ってほしいと元子に頼む。一方、橋田は江口の秘書である安島を連れてカルネに現れ、すみ江を雇うように説得する。しかし、橋田は安島が江口の妻と組んで梅村を乗っ取ろうとしていると元子に明かすのだった。
第二十章

第二十章

  • 24分 
  • 2日間 220 pt 〜

橋田は経営する予備校の校長だった江口虎雄を、利用価値がなくなったと判断し、解任した。一方、元子は梅村を手に入れようとし、仲居・すみ江に内情を探るよう依頼する。安島は橋田との付き合いをやめ、元子を歌舞伎見物に誘う。元子は梅村乗っ取りの話を尋ねるが、安島にはその気がなく、橋田の方が狙っているのではと疑う。その夜、すみ江から梅村の女将が橋田と組んで料亭を売ろうとしていることを知る。