あらすじ

リストラに倒産、不況の波は一流ゼネコン・鈴木建設にも押し寄せていた。近年の業績悪化の中で、会長である一之助(三國連太郎)は、業績が回復するまで無期限で、給料を全額返還すると申し出て、堀田社長(鶴田忍)や秋山専務(加藤武)ら役員たちを驚かせる。その噂は社内外に広まり大騒ぎになり、常にマイペースの伝助(西田敏行)も、みち子(浅田美代子)にはっぱをかけられ、一之助のために一肌脱ごうと奮起し、得意の釣り人脈から、思いがけない大型受注に見事成功する。「会長賞」をもらった伝助は、一之助のいきつけの小料理屋に招待される。そこで紹介された美人女将・葉子(松坂慶子)は、一之助の亡き親友の娘だという。会社の経営状況、自身の老後や財産分与問題など、悩み多き一之助にとって、優しく労わってくれる葉子やその娘の裕美(吹石一恵)が、実の娘や孫以上に可愛く思えるのだった。「会長賞」のご褒美は「釣り休暇」。晴れて堂々と会社を休めることとなり、伝助と一之助は、久々に釣り旅行に出掛けることになった。行き先は、裕美が獣医として働く北海道!道東の雄大な自然の中、久しぶりの渓流釣りを楽しむ伝助と一之助だったが、旅館に戻ると、葉子から思いがけない相談を持ちかけられる。見知らぬ土地でひとり頑張っているとばかり思っていた裕美が、男性と同棲しており、しかも突然結婚したいと申し出たというのだ。相手は、牧場の跡取り息子・俊介(塚本高史)だという。一之助は、混乱する葉子をなだめ、伝助に両家の仲介を頼む。次の日の朝、一之助は葉子を伴い、亡き親友・沢村の墓参りに向かう。それは北海道旅行のもうひとつの目的でもあった。経営者として、家庭人として人生の分岐点に立つ一之助は、亡き親友の墓前で、今までの自分の人生、そしてこれからに思いを馳せるのだが…。

登録して視聴ポイントと
おトクなクーポンをゲット!

今すぐ無料トライアル

『釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様』の動画一覧

本編

釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様

釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様

  • 110分 
  • 2日間 330 pt 〜

会長になって相変わらず多忙なスーさんこと鈴木一之助(三國連太郎)。一方、相変わらず会社より釣りが命、元気が取り柄のハマちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)。ある日、ハマちゃんが会社の健康診断にひっかかった。胃カメラを飲む、飲まないの大騒ぎとなり、総務部の派遣社員、河井波子(常盤貴子)はお手上げ。そんなやりとりを見過ごせず声をかけたのが、伝助の新しい部下・高田大輔(山本太郎)だった。実は大輔は大企業・高田製薬の御曹司なのだが、親の七光りを嫌う生真面目な若者で、一之助も大いに期待している存在だった。そんな中、ハマちゃんは部下の大輔ら営業三課の仲間たちと大分県へ社員旅行に出かける。旅行の幹事は波子。ハマちゃんは波子の兄、康平(竹内 力)が漁師だと知り、「釣りのついでに社員旅行に参加する」という本末転倒な誓いを胸にさっそく釣りの手配を頼むのだが・・・!?

PV