ウクライナに住む1人の外科医。患者の次に救うべきは、人質として捕らわれた息子だった―。
2014年に起こったロシアのウクライナ侵攻を舞台に、様々な実話を織り交ぜた戦争アクション。
主演は『ソルジャーズ ヒーロー・ネバー・ダイ』(2017)などで知られるヴィチェスラフ・ドヴジェンコ。メガホンをとったのは、ボロディミル・ハルチェンコ・クリコフスキー。その他、ウクライナ国軍兵士であり俳優でもあるドミトロ・リナルトビッチ、ヴラディスラフ・マムチュールなど多くのスターが集結した。本作は、2014年からウクライナとロシア間で実際に行われた捕虜交換や、様々な実話から着想を得て制作された。映画の撮影は2021年末のキエフで行われており、2022年にはロシア軍によって多くの撮影場所が破壊された。現在、制作スタッフやキャストを含む、多くの男性たちがウクライナ軍に加わっている。本作は第32回The European Union Film Festival (EUFF)へ正式出品された。