大作家・筒井康隆原作のブラックユーモア大傑作の映画化! !
“出歯亀評論家"“横領評論家"“性病評論家"など奇妙な評論家が集まり、世の良識を向うにまわしてマスコミで活躍する姿を描く。
監督は『不良番長』シリーズで一世を風靡した内藤誠。脚本は「HOUSUハウス」「女王蜂」の桂千穂。
今でいうところのサブカル人脈とも言える平岡正明(評論家)、巻上公一(ミュージシャン)、
竹中労(アナーキスト)、南伸坊(イラストレーター)らと山城新伍、安岡力也、山本晋也、大林宣彦といった内藤監督人脈が見事に融合した奇跡的なキャスティング!
「梁山泊プロダクション」はありとあらゆる評論家を擁していた。接待評論家の雷門享介、贈答評論家の平松礼子、横領評論家の本橋浪夫、万引評論家の沼田峰子、火事評論家の杉沢亜香など、奇妙な分野の評論家の集団で、一般人の良識を逆撫でしながらテレビ、出版などで活躍している。さらに俗悪な評論家が増え続け、梁山泊プロはますます充実していく一方、良識派団体などからヤリ玉にあげられ、とうとう各団体がビルに乗り込んで来た。抵抗する梁山泊プロ側に遂に機動隊が動員され、各マスコミ、ヤジ馬が集まり、ビルの周囲は大変な騒ぎとなるのだった・・・