裁判員制度開始から1年。芸能人の覚せい剤事件や猟奇殺人事件の裁判が、ワイドショー・ネタになる時代。ナマの裁判をライブで傍聴する人々も急増している。そんな裁判・傍聴ブームに火をつけた北尾トロの同名ベストセラー・エッセイ、待望の映画化である。
主演は、日本のお笑いの先端(さきっちょ)を走る、バナナマン設楽統。ヒロインに片瀬那奈。そして、螢雪次朗、村上航、尾上寛之、鈴木砂羽、堀部圭亮、平田満ら芸達者、モト冬樹、斎藤工、木村了、徳永えり、阿曽山大噴火らエンターテイナー、もちろんバナナマン日村勇紀も参加して、傍聴人、裁判官、検察官、弁護士、裁判員、被告人などなどに扮し、法廷という舞台で繰り広げられる、ワイドショーより小説より面白い人間ドラマを再現する。
監督は「ソフトボーイ」の豊島圭介。洒脱なアサダアツシの脚本を手だれに演出、伝説のポップグループ、バービーボーイズ「ごめんなさい」がエンディングをキメて‥‥ちょっと不謹慎、けれどポップでタメになる、日本国民必見の裁判エンターテインメント・ムービーが誕生した。
ポップでタメになる、日本国民必見の裁判エンターテインメント・ムービー!