香りがもたらす不思議な力――
香りをテーマにした最も美しく、最も香しい映画が誕生しました。
魔女と呼ばれる一人の女性が創る香水の香りが、夢に挫折し将来への希望を見失った若い女性を華やかな未来へと導きます。魔女が香りと言葉で背中を押し、登場人物の未来を切り開いていく爽快なシンデレラストーリー。スクリーンから素敵な香りが漂ってくるような不思議な感覚が、貴方の未来にも魔法をかけてくれるかもしれません。
物語の主軸となる魔女・白石弥生を演じるのは宝塚歌劇団月組の娘役を経て俳優へと転身し、初主演映画『化身』(1986)では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、演技力の高さで話題を呼んだ黒木 瞳。演技派女優としてドラマ・映画・舞台など幅広い分野で活躍し、近年は映画監督など制作現場での活躍にも注目されています。もう一人は、魔女との出会いによって華麗なる転身を果たす20代の女性・若林恵麻を演じる桜井日奈子。2016年の『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ)で連続テレビドラマ初出演、2018年に映画『ママレード・ボーイ』で初主演を飾り、今、最も注目されている若手俳優です。恵麻の憧れの男性となる実業家の横山蓮を映画『スウィングガールズ』で第28回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞後、安定した演技力で話題作への出演が続く平岡祐太が演じます。更に水沢エレナ、小出恵介、落合モトキ、宮尾俊太郎、小西真奈美といった豪華キャストが集結しています。また、シンガーソングライターとして活躍する川崎鷹也が本作の主題歌を担当し、映画初出演にし初演技を披露しています。
メガホンをとりオリジナル脚本も手掛けたのは宮武由衣。TV業界でドラマの演出やプロデューサー業を務め、劇場映画で監督を務めるのは本作が3作目となります。