火曜サスペンス劇場 深夜の法廷

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火曜サスペンス劇場 深夜の法廷

29歳の主婦・秋葉香江(黒木瞳)は教師をしている夫・洋平(内藤剛志)の不倫相手を綿密な復讐計画を立てて殺した。犯人として逮捕された洋平は、精神に異常を来たして入院、禁治産者を宣告さ…

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本編

火曜サスペンス劇場 深夜の法廷

火曜サスペンス劇場 深夜の法廷

  • 92分 
  • 2日間 550 pt 〜

29歳の主婦・秋葉香江の夫・洋平に対する敵意は、ある日、突然生まれた。地方の中学教師をしている3つ年上の洋平は、かなり嫉妬深くポルノビデオ鑑賞が唯一の趣味という男。結婚して3年、母・志津(野村昭子)のケガで初めて外泊を許された香江は、洋平が自宅に女を引っぱり込んだことに気づいたのだ。相手の女は、洋平の中学の近くに住む、未亡人の幼稚園教諭・高村伴代(清水ひとみ)。竹久夢二の絵のモデルにでもなりそうな憂い顔の香江の心にどす黒い復讐の炎が燃え上がった。洋平と伴代の関係が続く中、香江は綿密な計画を立て、翌月、実行に移した。再び伴代を家に連れ込むと予想し、洋平に実家に泊まると告げた香江は、まず犯行の際のアリバイ作りから始めた。志津が1人で住む実家は家からバイクで40分程。香江は、その夜、親友の美容師・川原美沙(角替和枝)をビデオを見ようと呼び、志津と美沙の2人に睡眠薬で眠らせ、時計を進ませて実家を出た。家に到着した香江は、予想通り不倫真っ最中の洋平らを叩き起こして追及。さんざん吊るし上げたあと、和解のような形で、砒素を入れたビールを伴代にだけ飲ませて殺害。急死の原因が分からずうろたえる洋平を残して実家に戻り、事件が発覚するよう工作したー。警察は、死体を隠そうという香江の話に乗りスコップを握りしめていた洋平を拘束、犯行に使用された殺鼠用の砒素のビンに残っていた指紋から逮捕に踏み切った。家に香江がいたと供述した洋平に対し、香江は実家にいたとアリバイを主張。洋平は精神に異常をきたして強制的に入院させられてしまった。まもなく、洋平の父から離婚の連絡が入り、香江は3千万円の慰謝料を手にした。そして、4ヵ月。香江は長野の温泉街のスナックを買い取り、ママとして張り切っていた。香江のロマンチックな憂い顔と若いホステスが人気を呼んで店は大繁盛。そんなある日、突然店にやってきた美沙が6百万円の借金を申し込んできた。香江は、美沙が伴代殺しのカラクリを知っていると気づき愕然ー。

『火曜サスペンス劇場』シリーズ