“事件を追う刑事は、かつて心を通わせた最愛の人だった”。殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(さなだ・りお)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていく…その事件の真相に迫る姿を完全オリジナルで描く。主人公の実業家・真田梨央を演じるのは、吉高由里子。いつも笑顔を絶やさず、学生時代は父が寮父を務める大学陸上部の寮の看板娘だった梨央は、東京の大学の薬学部へ進学。その後、30歳で母親が経営する真田ホールディングス関連会社「真田ウェルネス」代表取締役に就任。「世界を変える30代の社長に選ばれるなど世間から注目を集める一方、過去の失踪事件から現在の連続殺人に至る一連の事件の重要参考人でもあるという役どころだ。そして、梨央に深く関わるのが2名のキャスト。事件の真相を追う捜査一課の刑事で、梨央の初恋の相手でもある宮崎大輝(みやざき・だいき)に松下洸平。梨央の会社の法務部に所属する弁護士で、あらゆる手段を使って彼女を守る加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)を井浦新が務める。正義感が強くひたむきな刑事と、清濁併せ呑む弁護士という正反対の2人が、1人の女性とどう向き合い、そしてどのように事件の真相に迫っていくのか。スリリングな展開と心が震える愛の物語。