獣医ドリトル
小栗旬が冷徹ながらも一流の腕を持つ獣医に!他に井上真央、成宮寛貴ら人気若手俳優が顔を揃え、動物たちと飼い主を通じて命の大切さを問いかける本格ヒューマンドラマ!
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全話第一話～最終話
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救え!!声なき命 / 命を預かる覚悟 / モンスター飼い主 / 救え愛に命をかけたノラ犬 / 鳩が結ぶ50年越しの夫婦愛 / 子供達に届け!!猪親子の声 / 助手失格!!本当の愛情 / 最終章～安楽死 / さらばドリトル!!衝撃のラストと涙の決断!!
本編
第一話 救え!!声なき命
- 64分
2日間 330 pt 〜
カリスマ獣医・花菱優(成宮寛貴)がテレビ画面の中で動物の「声なき声」に耳を傾けなければいけないと語っている。その頃、高層マンションのベランダから六田徹の飼い猫ラグが転落。徹は父・一郎(西村雅彦)と共に意識不明となったラグを治療してくれる獣医を探す。しかしどの動物病院でも完治の見込みのないペットがこれ以上苦しまないようにと安楽死を勧められる。徹は花菱の病院にも出向いて治療を依頼するが、大忙しの花菱は手が回らない。ラグのために必死な徹に同情した花菱は、腕は確かだがあまりお勧め出来ないという前置きをして、ある病院を紹介する。時を同じくして、骨折した競走馬・アスカミライの治療依頼のために多島あすか(井上真央)が「鳥取動物病院」を訪れていた。獣医の鳥取健一(小栗旬)・通称ドリトルはあすかに3000万円の手術費と術後にかかる高額な維持費の準備を促す。そこへラグを抱きかかえた徹が駆け込んできた。治療費として100万円を要求するドリトルに抗議する一郎だが…。
第二話 命を預かる覚悟
- 46分
2日間 330 pt 〜
迷子のイルカが水族館で保護された。隔離プールで弱っているイルカを救いたい一心で、新人飼育員・坂東大吾(増田貴久)はドリトル(小栗旬)に治療を依頼する。だが、ドリトルは高額な治療費を請求し、支払うことができない坂東に獣医はビジネスだと言い捨ててその場を去る。あすか(井上真央)と水族館の表に出たドリトルの前に花菱(成宮寛貴)が立っていた。ドリトルが花菱にも毒づいていたその時、激しいクラクションの音が鳴り響く。トラックの前に飛び出した猫を樋口(蟹江敬三)が間一髪で救出したのだった。翌日、助けた猫・ベンガルの様子がおかしいと、樋口は猫を連れ花菱の病院にやってきた。診断の結果、猫は交通事故の時の怪我ではなく、手術が必要な病気にかかっていたことが判明。しかし、ある理由から手術のできない花菱はドリトルにベンガルの治療を依頼する。更に花菱が請け負ったイルカの治療をも引き受けることになったドリトルは…。
第三話 モンスター飼い主
- 46分
2日間 330 pt 〜
ケガをした捨て犬の治療の為、鳥取動物病院を訪れたマユ(大橋のぞみ)。だがドリトル(小栗旬)は「家で飼えるよう親に頼んで、30万円用意しろ」と突き放す。あすか(井上真央)はドリトルを説得するが聞く耳を持たない。その頃、日本最大チェーン・エンペラー動物病院の総院長・土門(國村隼)のところに、柴山農水大臣(佐々木勝彦)が孫・詩織の飼っているハムスターを連れてきた。大臣は外遊から帰ってくる10日後までにハムスターを元気な姿に戻して欲しいと頼む。土門は息子の勇蔵(笠原秀幸)に治療を任すのだが、ハムスターを危険な状態に陥らせてしまう。一刻も早く手術が必要になるものの土門では手に負えず、富沢教授(石坂浩二)へ相談をする。一方、花菱(成宮寛貴)のもとにゴムを誤飲したフェレットが運ばれる。手術ができない花菱は、飼い主の星奈(平愛梨)とフェレットを鳥取動物病院に連れて行きドリトルに手術を依頼。しかしそこへ星奈の父・義満(段田安則)が現れ、事態はさらに厄介に…。
第四話 救え愛に命をかけたノラ犬
- 46分
2日間 330 pt 〜
ウサギのミミを抱えた芽衣(石井萌々果)がドリトル(小栗旬)の病院にやってくる。また子供が来たかとあしらうドリトルだが、あすか(井上真央)からミミはCMにも出ているペット界のスターで、芽衣の母親は大手広告会社に勤めていることを聞く。金払いが良さそうだと急に態度が変わったドリトルは診療を引き受けることに。検査の結果、ミミには緊急手術の必要性があることが判明し、芽衣の母親・月野(国仲涼子)に連絡することになる。すると月野は、スポンサーの社長から預かっている大事なウサギに何かあったら契約が破棄されると騒ぎ出す。一方、国際ドッグショーでグランプリ犬になったエリの飼い主・堀内(中村敦夫)がエリの体調が悪いと花菱(成宮寛貴)の病院を訪れていた。堀内は、エリが最近家の周りをうろつくようになった野良犬から病気をうつされたと主張する。同じ頃、ドリトルを信用できない月野がミミを連れて花菱の病院を訪れていた。ロビーで母親を待っている芽衣の前にエリを連れた堀内が現れ、動物の折り紙をプレゼントする。堀内にはどうやら折り紙に思い入れがあるようで…。
第五話 鳩が結ぶ50年越しの夫婦愛
- 46分
2日間 330 pt 〜
深夜、玄関をノックする音を聞いたあすか(井上真央)。ドアを開けるとズブ濡れの女性・瞳(りょう)が、ひん死の猫を抱いて立っていた。顔を合わせ、名前を呼び合うドリトル(小栗旬)と瞳にあすかは驚く。しかし、猫をドリトルに手渡した瞬間、瞳はその場に倒れこんでしまった。あすかは、熱を出し倒れた瞳にしばらく鳥取動物病院にいることを勧める。そのうちに、ドリトルは学生時代に瞳と出会い彼女に好意を持っていた事など、徐々に瞳からドリトルの過去が明かされていく…。翌日、弥生(加藤治子)が庭に迷い込んだレース鳩の診察のため、鳥取動物病院を訪ねてきた。夫の鳩を50年間待っていると話す弥生をドリトルがけげんに思っていると、弥生の息子・秋男(佐戸井けん太)が慌てて病院にやってくる。自宅の庭で鳩に餌付けをして、近所に迷惑をかけている母に困っていると秋男は弥生に内緒で鳩の駆除をドリトルに頼む。ドリトルは鳩の駆除を引き受けることにするが、秋男は「母が『父の呪縛』からやっと解放される」と呟き…。
第六話 子供達に届け!!猪親子の声
- 46分
2日間 330 pt 〜
ドリトル(小栗旬)は、富沢(石坂浩二)から野生の猪を捕獲する仕事を押し付けられる。あすか(井上真央)に動物病院の留守を頼んで現地に着いたドリトルは、早速ワナを仕掛けて見回りを行う。しかし、地元の小学校教師・畑山(松下由樹)の生徒たちがドリトルの先回りをして、猪の捕獲を邪魔していたことが発覚。生徒たちを問い詰めると、町を荒らしている猪は以前小学校に迷い込んだモモコだと言う。モモコを捕まえたらもう会えなくなってしまうと抵抗する生徒たち。生徒たちは以前から、畑山に内緒でモモコに餌をやり続けていたのだ。そんな話をしている折、ドリトルや生徒たちの前に猪が現れる。猟銃を構える猟友会。その時ドリトルは…。一方、土門(國村隼)から「オペができない偽りのカリスマ」という記事の原稿を見せられる花菱(成宮寛貴)。土門は、花菱に「動物総合医療センター計画」に協力するなら記事をもみ消して、花菱を守ると持ちかけていた。
第七話 助手失格!!本当の愛情
- 46分
2日間 330 pt 〜
ようやく病院での仕事にも慣れてきた頃、ミスをしてドリトル(小栗旬)に叱られたあすか(井上真央)。同じ頃、獣医を目指す高校生・広樹(早乙女太一)は、車道で動かない子猫を見つける。しかし、試験の時間が差し迫っていた広樹は、子猫の治療を依頼する手紙を添えて鳥取動物病院の前に置き、立ち去ってしまう。保健所に連絡しろと言うドリトルだったが、あすかは治療費を肩代わりするからと猫を保護するのだった。その後、ひょんなことから知り合った広樹と偶然再会したあすか。だが、話をしているうちに倒れてしまった広樹を家まで送り届けることに。そこで広樹の祖母・絹江(白川由美)から、広樹が獣医を目指していることを聞く。しかし、広樹を送ったために病院に戻るのが遅れたあすかは、ドリトルから「借金さえ返せばそれでいい、ここから出て行け」と言われ、病院を立ち去ろうとする。一方、花菱(成宮寛貴)を訪ねたドリトルは、土門(國村隼)と花菱の間に不穏な空気を感じていた。その矢先、ついに花菱は重大な決意をする事に!
第八話 最終章～安楽死
- 46分
2日間 330 pt 〜
人気女優の三島ユイ(夏帆)は、1カ月前に拾った愛猫ライムがなかなか上手に排泄出来ないと、ドリトル(小栗旬)の元を訪れる。フランスで1年間仕事をすることになったため、ライムを安楽死させて欲しいと申し出るユイ。あすか(井上真央)は、自分の都合でペットを死なせるなんてと反発するが、ドリトルは「望みを叶えてやる」と、ライムを預かり…。一方、オペができないことを生放送の番組で告白した花菱(成宮寛貴)は、世間からの非難が高まり、講演会のキャンセルが相次いでいた。病院の客足もすっかり途絶えて落ち込む花菱。そんな花菱をルミ(藤澤恵麻)が励ましている所へ、富沢教授(石坂浩二)が“ある問題”を抱えた犬たちの相談を持ちかける。そんな中、土門総院長(國村隼)がユイを引き連れて鳥取動物病院を訪ねてくる。弱みを握られているドリトルが邪魔な土門は、ライムの診療に対する“詐欺行為”をきっかけに、ドリトルに獣医師免許取り消しを突きつける。
最終話 さらばドリトル!!衝撃のラストと涙の決断!!
- 59分
2日間 330 pt 〜
土門家の愛犬・バルザックを抱え、順平(菅田将暉)が鳥取動物病院に駆け込んでくる。土門親子の揉め事に巻き込まれ、大ケガを負ったバルザックのオペは難易度の高いものだった。ドリトル(小栗旬)は順平に、父・土門総院長(國村隼)に手術費を支払う確認をさせる。しかし土門は「バルザックは安楽死が妥当」だと順平に告げるのだった。そこへ、順平と土門の会話を聞いていた勇蔵(笠原秀幸)が鳥取動物病院にやって来て…。一方、花菱(成宮寛貴)は、ブルセラ感染症の犬20匹を安楽死させるという全日本獣医師会の決定から犬たちを救おうとしていた。全日本獣医師会会長・土門が犬の安楽死執行まで花菱に与えた時間は、その日の夕方4時まで。花菱は必死に受け入れ先を当たり、交渉をするのだが…。ペットの安楽死をめぐる土門一族との対決、動物虐待の意外な真犯人…数々の問題にドリトルはどう立ち向かうのか!?そして、アフリカの野生保護獣医師チームから応援を要請されているドリトルとあすか(井上真央)との結末は!?
(C)TBS (C)夏緑・ちくやまきよし/小学館