平凡な日々を送っていた太助のもとに、父から再びプレゼントが届いた。もしやと思った太助だが、プレゼントを調べても何も起こらずに拍子抜けしてしまう。だが、オマケとしてついていたミニチュアサイズの扇がくせものだった。何気なく触れた途端、新たなる精霊・万難地天キリュウが現れたのだ! 彼女の役割は、主に試練を与えて成長させること。一度はキリュウを追い返した太助だが、精霊たちの寂しさを知って主となることを受け入れる。そんな太助を温かく見守りながらも、シャオは守護月天である自分の立場と太助への強い感情の間で揺れていた。太助もまた、シャオに自分の気持ちを伝えられずにいて…。果たして二人の恋の行方は? いちだんと賑やかになった七里家では、今日も新たな騒動が巻き起こる。