とんがり帽子のメモル
第29話 歌の手紙をラジオにのせて
「とんがり帽子のメモル」の「第29話 歌の手紙をラジオにのせて」をフル動画で配信中!
レンタルしてから30日以内に視聴を開始してください。初回再生から2日間視聴可能です。期間をすぎると視聴ができませんのでご注意ください。
画質についてあらすじ
サンロアーヌで、マリエルがいつものように食事を持ってくると、驚いたことにメモルが「食べたくないの…」と言うのです!いつもと違うメモルに慌てたマリエルは、医務室の先生に相談します。先生の診断は、心のバランスが崩れている、というもの。つまり、メモルは、ホームシックにかかってしまったのです。メモルが元気を出すには、懐かしいリルル村の人たちと会ったりしたりすることが一番なのですが…。
『とんがり帽子のメモル』の動画一覧
まとめ買い
まだこんにちはも言わないのに… / 赤いリボンの小さなヘビ / 地球でさいしょのお友だち / どうしてお腹がすくのかな?
ポシェットの中のポシェット / うらないなんて信じない! / 思い出のペンダント / マリエルの目玉焼
みんなそろって忘れ草 / おしゃべりオルゴール / ぬすまれたマリエルのピアノ / みんなマジメに綱ひき大会
屋根をとったら音楽会 / あくびをしたお人形 / いつか白い馬に乗って / とんがり帽子が消えちゃった
森のむこうの宇宙人 / 眠れないのは大人のしるし? / パラソルなくして友だちできた / 地球で二番目のお友だち
デートなんて大きらい!! / さよならマリエル! / マリエルたずねて冒険旅行 / 二人を結ぶ風の手紙
ひとりぼっちのメモル / 顔はマリエル 声はあたし / あこがれのベルナール先生 / 歌の手紙をラジオにのせて
幕があいたら小さなスター / リュックマン旅に出る / あたしは星空のバレリーナ / リルル村から電話の便り
恋をしちゃったメモル / 白い木の実の秘密 / 小さなママと大きな赤ちゃん / 幸せのともしび
帰って来たメモル / 盗まれたポピット / 金の星降ります / 今年一番の思い出
村の名看護婦さん / 愛のキューピッド / ポピットが家出!? / さよならは大嫌い
お家がつぶれる! / グレイスの秘密 / マリエル、笑って! / リュックマンを探せ! / さようならメモル
本編
宇宙船の事故で地球に不時着した小さな宇宙人、リルル星人たちはアルプスのふもとの湖に浮かぶ小さな島に、村を作って暮らしていました。村長の孫娘のメモルは、明るく活発で、ちょっといたずら好きな女の子。毎日友だちのポピット、ルパング、ピーと一緒に、ミミズクのボォボォに乗って森中で遊びまわっています。
初めて地球人の女の子を見たメモルとポピットは、リルル村に帰って皆にをします。ところが大人たちは、女の子と一緒にいるゴロニャンのことばかりを気にし、メモルたちに二度と山荘へ行かないよう約束させるのです。そんなある日、子供たちの人気者リュックマンが、ゴロニャンに食べられてしまった!という知らせが…。
メモルたちが出会った地球人の女の子は、病気で天国へいってしまいました。こんなにすぐお別れするなんて、悲しすぎる!女の子のほほにすがって泣くメモルの涙が、奇跡をおこします。女の子が息をふきかえしたのです!ところが女の子は、奇妙なことをつぶやくのでした。「死んでしまっても、よかったのに…」
マリエルに会えることになったメモルたちは、朝から落ち着きません。ポピットは鏡の前でおめかしし、ルパングとピーは「盗んできた」マリエルのパジャマのボタンを手にそわそわ。メモルは朝ごはんを急いで食べようとして、のどに詰まらせてしまいます。山荘を訪れたメモルたちに、マリエルは自分のこれまでのことを話してくれました。
マリエルは、生まれてから一度もお腹が空いたことがありませんでした。メモルはマリエルに何とか食事をさせようとしますが、マリエルは「病気だから仕方がない」と、食べようとしません。そんなマリエルは、元気なメモルたちについていくだけで精一杯。メモルを追いかけるネコのジョジョを止めようと、生まれて初めて家の中を走りまわると…。
メモルはマリエルに贈り物をすることを思いつきました。機織りの名人ミーサさんに作ってもらったのは、メモル用のポシェットと、メモルがすっぽり入ってしまうほど大きいマリエル用のポシェット。メモルは大きなポシェットをどうやって運ぼうか、困ってしまいます。いいアイディアをくれたのはリュックマンです。リュックマンに教わったやり方でポシェットを小さく小さくたたむと、メモルはマリエルの山荘へ向かったのですが…。
メモルは毎日マリエルの山荘に遊びに行っていました。ある日、メモルとマリエルがピアノを弾いていると、ピアノの弦が切れてしまいます。マリエルは気にしなくていいと言いますが、メモルは不幸になるかもしれないと落ち込みます。その夜、ボォボォが枝から落ちてけがをしてしまいます。ボォボォがいないとマリエルに会いに行けない!これがメモルの不幸だったのでしょうか…。
ある日、メモルはママが染めてくれたお花模様のスカーフをまいて、マリエルのところに行きます。マリエルも、お父様が直に手渡してくれた思い出のペンダントを見せてくれます。青く輝くペンダントをさわらせてもらい、メモルはおおはしゃぎ。光にかざしてくるくる回っているうちに、うっかり窓から落としてしまいました! なんと、「一本杉の女王」という気の荒いタカがペンダントを持って行ってしまって…。
メモルは、マリエルの山荘で初めて目玉焼きを食べ、リルル村の皆にその料理を紹介します。ところが、村長に「今まで動物と仲良くやってきたのに、タマゴを食べたいという村人が出てきたらどうする」とたしなめられてしまいます。メモルの乳母のバーバラが木の実を使った目玉焼きを作ってくれましたが、作るのに半日も。それを知った発明家コロンパスさんは、愛しのミーサさんが目玉焼きが食べられるように発明に挑むことに…。
「最近お嬢さまが変なことをなさる原因は、メモルですね」毎日のように飛んでくるボォボォを「メモル」だと勘違いしたペネローペさんは、ジョルジュに命じてボォボォを撃ち落とそうとします。大きな銃声にショックを受けて、ボォボォは木の穴に引きこもってしまいました。ボォボォに恐ろしい銃撃を忘れさせようと、メモルたちは「忘れ草」のお茶を飲ませることにします。ところが、メモルがそれを飲んでしまって大変! 「頭の中が、何だか寒いの…」
降り続いていた雨がやみ、久しぶりにマリエルを訪ねます。ところが、マリエルは体の具合が良くありません。お父さんからもらったオルゴールを聴きながら「このメロディがお父様の声だったら、病気なんか…」とつぶやきます。そこでメモルは、風車小屋にしまってあった「立派な箱」を使って、「声のオルゴール」を作ることを思いつきます。「立派な箱」…というのは、実はお魚の缶詰の空き缶なのですが、その中に入ってマリエルのお父さんの声を演じるのは「七色の声の芸人」センチさん。
マリエルにお父さんの仕事をたずねられて、ルパングは困ってしまいました。ルパングのお父さん、トリローネさんは、実は由緒正しい「泥棒」なのです。ルパングは、はずかしくてつい「おまわりさん」ということにしてしまいました。それを聞いたトリローネさんは誇りを傷つけられてカンカン! マリエルに手紙を届けに行きます。「拝啓 このたび貴殿のピアノを盗ませていただきたく 明日正午参上いたします 怪盗トリローネ」そして次の日、予告どおりマリエルの部屋からピアノが消えて…!
リルル村で大事なことを決める時、綱ひきをするのです。さて、リルル村ではまた綱ひき大会が開かれることになりました。今回は、村人からこんな「綱ひき願い」がでているようです。「怪盗トリローネは、たまには欠けた皿などを盗んで、村人を楽しませること」「音楽家フォルテンは、音が気に入らなかったとしても、作ったバイオリンを壊すのはやめること」「村長は、子どもが怖がるのでヒゲをそること」…さて綱ひき大会の決着は…!?
リルル村に、また困ったことが起きてしまいました。音楽家フォルテンさんがバイオリンを弾くと、怪盗トリローネさんの虫歯が痛くなってしまうのです。トリローネさんは「我が家は先祖代々虫歯を大切にしてきたから、治すつもりはない!フォルテンさんがバイオリンをやめるべきだ」と怒っています。しかし、子どもの頃から、大自然と音楽がひとつになれる野外コンサートを夢見てきたフォルテンさんは、せっかく防音設備の整った立派な音楽堂をコロンパスさんが作ってくれても使おうとしません。フォルテンさんとトリローネさんは仲直りできるのでしょうか?
マリエルはペネローペさんが用事で留守にする間、メモルを山荘に招待することにしました。体の小さなメモルのためにおままごと用のお皿やフォークを用意して、メモル用のパジャマを縫って…マリエルはうきうきしながら準備をします。ところが、ペネローペさんが仕掛けたテープレコーダーで、メモルとマリエルの会話が録音されてしまいます。そしてメモルは、あくびをしているところを、外で見張っていたジョルジュに見られてしまいます。メモルはとうとう見つかってしまうのでしょうか…?
メモルは、マリエルと「白馬の願い岩」に行くことになりました。「願い岩」に水をかけ、会いたい人の名を三度となえると、白い馬がその人のもとへ連れていってくれる…そんな伝説を聞いたマリエルは、お父様に会えるかもしれないと思ったのです。広い原っぱを、追いかけっこをしながら進む二人。「花って、色があるのね。花って、においがあるのね!」久しぶりに家から出たマリエルは、新鮮な気持ちに…。ところが、ペネローペさんが自動車で追ってきて…!
ある日の夕方、メモルたちを乗せて飛びながら、ボォボォは居眠りをしてしまいます。慌ててしがみつくメモルの頭から、とんがり帽子が飛んで森の中へ…大変! とんがり帽子は、リルル星人が命の次に大事にしている物なのに…。メモルの帽子は、オスカーという男の子に拾われます。ところが、オスカーはそれを宇宙人の物だと信じ、宇宙人さがしを始めてしまいます。帽子を取り返すためオスカーの山荘に向かうメモルたち。大事なとんがり帽子はメモルの元へ戻るのでしょうか…?
メモルはマリエルに、不思議な笛をプレゼントします。これを使えば、マリエルは誰にも知られずにメモルに合図を送ることができるのです。一方、オスカーは宇宙人探しをあきらめません。森へ探検に出かけるオスカーを見て、マリエルは彼の夢を叶えてあげたい気持ちと、メモルたちの秘密を守りたい気持ちに挟まれてしまいます…。メモルたちは、オスカーを森の中で迷わせて、森に入りたくなくなるまでうんと怖がらせることにします。でも、その後が問題。一体、誰がオスカーを森の外へ助け出すのでしょう…?
マリエルは夜、羊を23578匹も数えたのに、眠れません。どうやらオスカーが好きになったらしいのです。それを知って、メモルたちは、「明日朝六時、ポプラの森で待ちます。 マリエル」そう書いたテニスボールを、オスカーに届けることにしたのです。ところが、翌朝ポプラの森にあらわれたのは、グレイスでした。グレイスは、オスカーをとろうとしたと言ってマリエルを責めます。落ち込んだマリエルを元気づけるには、オスカーに励ましてもらうのが一番なのですが…。
今日はマリエルの元に、お父様から今までとは何か違う手紙が来る日。メモルは一週間も前から、この日は絶対にそばにいてあげると約束していました。ところが、いつもメモルを乗せてくれるボォボォが、最近暴れているタカの「一本杉の女王」を怖がって来てくれません。やっとやってきたボォボォ。しかし、案の定「一本杉の女王」におそわれて…。一方、森の中には鳥を撃ちに来たジョルジュとオスカーがいました。森の中に響き渡る銃声…! 一体誰が撃たれてしまったのでしょう?